腐女子と同性愛者の少年の交流を描い
た『彼女が好きなものはホモであって
僕ではない』 朗読劇となって21年に
上演

2021年1月14日(木)~17日(日)草月ホールにて、朗読劇『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』が上演されることが決定した。
原作は、Web小説サイト「カクヨム」に発表され、大幅加筆し、発刊された浅原ナオトによる小説。物語の主人公は、腐女子と同性愛者の少年。性的指向にまつわる悩みや葛藤を一組の少年と少女を通して描かれる心の交流は、ときに切なく、ときに痛く、ときに救われ、ときに笑い、ときに号泣……と、少年と少女による純真で誠実な物語は、繊細かつリアルな描写で若者を中心に読む者の共感を呼んでいる。
(c)浅原ナオト/新井陽次郎/角川文庫 2020 (c)朗読劇『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』製作委員会
本作は、複雑な感情が入り乱れ、悩みを抱える当事者もそうでない人も、自分の物語として寄り添って読み解くことができる。TVドラマ化もされ、話題となった本作がこの度、朗読劇となる。脚本・演出は悪い芝居の山崎彬。出演者のほか、チケット情報などは続報を待とう。
【あらすじ】
繋がれない僕らは、 それでも、 あたりまえの幸せを手に入れたい。
同性愛者であることを隠して日々を過ごす高校生・安藤純は、
同級生・三浦紗枝がBL(ボーイズ・ラブ)好きと知り、 彼女と急接近する。
しかし、 純には既婚の中年男性のパートナーがいて……。
純、 紗枝を応援するクラスメイト、
唯一純の苦悩を受け入れ共有してくれるネット上の友人
「ミスター・ファーレンハイト」……
様々な事情を抱えた者たちに囲まれた日々の中で、
ふたりが導き出した理想の関係とは?
決して交わることのない少年と少女が、
壊れそうな関係を必死に守ろうとする姿を追う感動の青春群像劇。

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