山内惠介、念願の日本武道館でデビュ
ー20周年記念リサイタルを開催 全2
6曲を熱唱

今年でデビュー20年を迎え、同記念シングル「残照」がロングヒット中の山内惠介が、2020年11月6日(金)日本武道館でデビュー20周年記念リサイタルを行った。
新型コロナウイルスの影響で、3月から予定されていたコンサートツアーが次々と中止になったが、10月6日の大阪・フェスティバルホールを皮切りに、全国5都市12公演でデビュー20周年リサイタルがスタート。コンサート(ディナーショーや配信ライブは除く)としては、10月6日の大阪公演が、昨年11月29日の滋賀・守山市民会館以来、約10カ月ぶり。東京では、昨年10月23日の東京国際フォーラム・ホールA以来、約1年ぶりとなる。
この日はツアーファイナルで、改修後の武道館でコンサートを行うのは演歌歌手として初めて。新型コロナウイルス感染予防対策を講じ、ソーシャルディスタンスを守るため会場の客席を半分以下に制限し、昼夜2回公演にて開催された。
オープニングで新曲「残照」を歌ってから「日本武道館、最高!皆さまのお陰で歌手生活20周年を迎えることができました。念願の日本武道館で20周年記念リサイタルを無事に開催することができました。すごい光景ですね。絶景です。(コロナで)会えない時間を誰が助けてくださったかというと、やっぱりファンの皆さまでして、ここまで乗り越えて今日の日を迎えることができました。重ねて御礼申し上げます。言葉では言い表せないほど感謝の気持ちでいっぱいですが、僕は歌い手ですから今日は歌でその思いを紡いでお送りしていきたいと思います」とあいさつ。
その後、「霧情」「つばめ返し」「恋する街角」「風蓮湖」「涙くれないか」「釧路空港」「スポットライト」「流転の波止場」「唇スカーレット」などシングル曲(デュエット曲を除く)20曲すべてを披露。途中、尊敬する美空ひばりさんのヒット曲「悲しい酒」を斉藤功のギター、村山雄三のマンドリンをバックに歌唱。
山内惠介
山内惠介
アンコールでは、ディスコファンクサウンドのオリジナルクリスマスソング「神様の贈り物」を初歌唱。初のレーザーを使った武道館ならではの演出も交えながらメドレーを含む全26曲を熱唱し、「一生忘れられない武道館でのリサイタルになりました。今日は、忘れられない一日になりました。これからも25年、30年と息の長い歌手になれるよう頑張って歌っていきたい」と感激もひとしおだった。 
同公演の模様は、12月19日(土)午後6時から7時半までTBSチャンネル1でテレビ初独占放送予定している。

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