サックス奏者・松丸契、ニュー・アル
バムより「it say, no sé」MV公開 
監督は垂水佳菜

サックス奏者・松丸契が11月25日(水)にリリースするニュー・アルバム『Nothing Unspoken Under The Sun』より、新曲「it say, no sé」のMVが公開された。
1995年生まれ、現在25歳の若き音楽家・松丸契。幼少期から高校卒業までをパプアニューギニアで育ち、2014年に渡米しボストンのバークリー音楽大学に進学。Terri Lyne Carrington(Ds.)やJohn Patitucci(Ba.)、Joe Lovano(Sax.)らに師事し、同校を主席で卒業した。
松丸契(Kei Matsumaru)

自身が率いるバンドのセルフ・タイトル作『THINKKAISM』からおよそ1年ぶりとなる本作は、王道のサックス・カルテット編成で制作。バックに金澤英明、石井彰、石若駿ら10年以上活動を共にするピアノ・トリオ、BOYSを迎え、作曲と即興の狭間に生み出される可能性を探求する、フリーにしてメロディアスな意欲作だという。コンポーザーとしても定評ある松丸契による作曲を中心に、石若駿が2曲、金澤英明が1曲の楽曲を提供。「interlude」は石若との即興デュオによるもの。

MVが公開された「it say, no sé」は、英語とスペイン語の曰くありげな造語ながら日本語の響きをもつタイトルの通り、難解さを思わせながらその中に明快さと遊び心も併せ持つ1曲。監督は写真家の垂水佳菜が務め、ミュージシャンと縁の深いカフェ「KAKULULU」をロケ地に、斎藤拓郎、N A Ï V Eも参加する新進気鋭の映像チーム・katanにより撮影・制作された。
【リリース情報】

Kei Matsumaru 『Nothing Unspoken Under the Sun』

Release Date:2020.11.25 (Wed.)
Label:SOMETHIN’COOL
Tracklist:
01. harim tok (for West Papua) [Kei Matsumaru]
02. ignorance is bliss [Kei Matsumaru]
03. 虫籠と少年 [Shun Ishiwaka]
04. interlude | ˈkænsl̩?
05. it say, no sé [Kei Matsumaru]
06. 霖雨 [Kei Matsumaru]
07. 夏は短い [Shun Ishiwaka]
08. interlude | kji̥ɕikã̠ɴ
09. 暮色の宴 [Hideaki Kanazawa]
10. when we meet again [Kei Matsumaru]

演奏メンバー :
松丸 契(アルト・サックス、ソプラノ・サックス)
石井 彰(ピアノ)
金澤英明(ベース)
石若 駿(ドラムス、パーカッション)

※一部製品不良のため、CDのみ12月9日(水)に変更

■ Kei Matsumaru オフィシャル・サイト(https://www.keimatsumaru.com/)

Spincoaster

『心が震える音楽との出逢いを』独自に厳選した国内外の新鋭MUSICを紹介。音楽ニュース、ここでしか読めないミュージシャンの音楽的ルーツやインタビュー、イベントのレポートも掲載。

新着