人類と神々が激突する「終末のワルキ
ューレ」21年アニメ化 戦乙女・ブリ
ュンヒルデ役に沢城みゆき

(c)アジチカ・梅村真也・フクイタクミ/コアミックス, 終末のワルキューレ製作委員会 「月刊コミックゼノン」(コアミックス刊)で連載中のバトルアクション漫画「終末のワルキューレ」が、2021年にアニメ化されることが決定した。沢城みゆきを筆頭としたメインキャストやスタッフ、主題歌アーティスト情報が発表され、ティザープロモーションビデオとティザービジュアルも公開されている。
 アジチカ氏(作画)、梅村真也氏(原作)、フクイタクミ氏(構成)による同作は、累計発行部数500万部を突破し、「このマンガがすごい!2019」のオトコ編や「全国書店員が選んだおすすめコミック2019」の「第2回マンガ新聞大賞」などに選ばれている人気作。愚かな行いを続けた人類の“終末”を判断した神々に対し、神と人類による最終闘争“ラグナロク”を提案した半神半人の戦乙女“ワルキューレ”の1人ブリュンヒルデが、700万年におよぶ人類史から最強の13人を選び出し、人類存亡をかけた真剣勝負に挑む。
 沢城は、人類史の終末を回避すべく奮闘する主人公のブリュンヒルデ役を担当。ブリュンヒルデを慕うワルキューレ13姉妹の末妹・ゲルを黒沢ともよ、人類側闘士で“中華最強の武人”である呂布奉先を関智一、神側闘士で北欧最強の戦神・トールを緑川光、全知全能のギリシャ神話の主神・ゼウスを高木渉が演じる。主演を務める沢城は、原作について「これがアニメ化されるようなことがあれば、声優の腕の見せどころだよなと……。心身ともにナチュラル、とは真反対にある、なんならちょっとその線の上からこぼれ落ちてしまうくらいの、すさまじい人外感を、汗かきながら収録したら楽しいんだろうなという読後感でした」と印象を語り、「コロコロと表情の変わる彼女(ブリュンヒルデ)を、役の貫通性はちょっと置いておいて、思い切ってえいやと演じてみています」と意気込みを語った。
 スタッフは「劇場版プリパラ み~んなでかがやけ!キラリン☆スターライブ!」で監督を務めた大久保政雄と、シリーズ構成の筆安一幸が再タッグ。キャラクターデザインを「SLAM DUNK」の佐藤正樹が担当し、アニメーション制作を「十二大戦」のグラフィニカが担当。オープニング主題歌は、ロックバンド「マキシマム ザ ホルモン」が手がける。
 アニメ映像初公開となるティザーPVには、神々の“人類存亡会議”の判断に声を上げるブリュンヒルデの姿や、ヴァルハラ闘技場で激突する呂布とトールのバトルシーンなどをボイス付きで収録。ティザービジュアルでは、光が差し込む闘技場に立つブリュンヒルデの姿が描かれている。

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