【ZOC インタビュー】
これからZOCは舞台を変えて
生身ひとつで戦っていく
ZOCはミサイルみたいな集まり
日本武道館でブッ放したい
さて、ZOCは2月8日にグループ初の日本武道館公演を行なう予定です。武道館への想い、ライヴの意気込みを聞かせてください。
大森
武道館はソロでもずっと目標にしていたところなので、コロナ禍で席数は少ないですけど、そこでやれることが素直に嬉しいです。私は武道館をやって当たり前のアーティストになりたい気持ちがあるから、逆に“武道館を目指してます”って言えなかった。けど、死ぬほどやりたかったんです。なので、頑張って武道館をプロデュースして、いいライヴをファンに観せたい気持ちで気合いを入れてます。
巫
私がZOCに加入した時にもともとのグループのファンの方たちから批判の声をもらって、それが悔しかったんです。でも、絶対にZOCで見返せる自信がありました。私が前の活動で単独で立った一番大きなステージは武道館なんです。まだZOCはメジャーデビューのスタートラインですけど、それで武道館に立てるのは滅多にないことですよね。なので、ここからどんどん過去を巻き返していきたいです。
西井
武道館は未知すぎて、前日の夜めっちゃ緊張して寝れないだろうな。たぶん、死ぬ時に走馬灯で絶対に出てくると思うんですよ(笑)。それくらい人生において大事なステージだから、ちゃんと準備して挑みたいです!
藍染
武道館がこんなに早く実現すると思わなかったし、本当にびっくりしました。このご時世に大きなステージをやらせていただけることがまず嬉しいですし、大事なステージだからみんなで気合いを入れて、気持ちを合わせて大切な一日にしたいです。
雅雀
私はZOCに入って4カ月で武道館というとんでもない状態なんです(笑)。でも、とにかくやるしかないし、思いっきり力を蓄えて頑張ります!
香椎さんは武道館で卒業されますが、改めて今の想いを教えてください。
香椎
ずっとZOCで“アイドルのてっぺんを取る”と言ってて、“行く場所は武道館だよね”ってみんなで決めてたので、本当に決まってすごい嬉しかったです。ホームレスみたいだった自分がZOCのメンバーになって、こんなに人生が変わると思わなかった。ただ、武道館という夢が決まった瞬間に“自分はここまでかな”と思ってしまったのがあって卒業を決めました。自分にとってはZOCの最後の大舞台だし、絶対にいいライヴにしたいです。ZOCはミサイルみたいな集まりなので、全員で武道館でミサイルをぶっ放したいですね。
みなさん気合いが入ってると。では、2021年のZOCの目標は?
大森
ZOCは私がいい曲を作っていい演出をして、それに対してみんなが魂を込めて歌ってもらえているいい状態にあるんです。メンバー全員がいろんな経験をしてZOCに対しての思い入れも深くなってるので、そのみんなの気持ちを大切にして、私が責任を持って次のフェーズに進めたい。あと、大きい話ですけど、私は芸術文化を担っているからこそ歌っている認識がすごくあるので、コロナ禍でエンタテインメントがやられてしまった状況を巻き返したいです。芸術文化が医療にも負けないくらい人を救う力みたいなものがあることを活動を通じて証明したい。それをこの仲間たちと一緒にやっていきたいです。
取材:土屋恵介