ライブ演奏と台湾の美しい景色を融合
した Taiwan Beats Showcase、YouTu
beにて映像公開<2021年SXSW>

今年の<SXSW Conference & Festivals(以降、SXSW)>は初めてオンラインの形で開催した。新型コロナウイルスの感染拡大という厳しい状況の中でも、全世界から多くのアーティストが出演している。最も注目すべきなのはTaiwan Beats Showcaseが、ライブステージの代わりに音楽と文化を融合した1時間ほどの現地映像を流し、画面を通して観客に台湾旅行を体験させたことである。
(落日飛車、サンセットローラーコースター)、
(エレファントジム)など、近年世界に進出している台湾アーティストは少なくない。今回のTaiwan Beats Showcase>は、かつて
などといった、欧米や日本のアーティストのワンマンツアーを多数担当したことのあるプロモーター・
が主催している。
の4組のバンドが、山や伝統的な工場、エビ釣り場、寺院など、台湾の身近な風景をステージとして、1時間に渡って素晴らしいパフォーマンスをした。さらに<SXSW>オフィシャルにも今年最も凄いShowcaseの一つとして選ばれた。
海外旅行が制限されている現在、観客はTaiwan Beats Showcaseのパフォーマンスを通して再度台湾の美しさと文化の素晴らしさを感じることができる。
始めは歌手、女優、作家など多岐に渡って活動をしている
(鄭宜農)による、宜蘭の山々に囲まれた中でのオープニング。
次に、
ヴォーカルの
とのコラボシングル「The Light」を発表した台湾人の意識を代表するようなバンド
(滅火器)は、伝統的な工場でパフォーマンスを行った。「Stand Up Like A Taiwanese」という曲を皮切りに、台湾人の誇りと自信を見せてくれた。
次に出演した
(椅子樂團)は、クラシックメロディーで魅力的なパフォーマンスをエビ釣り場で行った。メンバーもこのような場所でパフォーマンスするのは初めてで、「本番当日、楽器の音にエビが驚かないように、オーナーが事前に別の場所に移した」というほっこりするエピソードも話してくれた。
最後はエレクトロの女子ユニット
(妮可醬)が、百年の歴史のある艋舺青山宮でフィナーレを飾り、このShowcaseを完璧に締めくくった。
メイキング映像も公開されているので、こちらも合わせてぜひチェックしてみてほしい。
情報提供: Young Team Productions
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