THE SOUND BEE HD、波瀾万丈だった2
0年間の日々を語る!!!!
「求められてるものと、自分が求めたいもの」の違いに悩んでいたときに出会ったのが、今のレーベルだった。
――THE SOUND BEE HDが誕生したのが…。
YOU 2000年6月1日結成になります。20周年を記念したワンマン公演を今年4月に、ベスト盤「DEAD MEMORIES-THE SOUND BEE HD 20th anniversary-」を5月26日に発売して、なんとか20周年内にアニバーサリーの行事を収めることが出来ました。
DaISUKE DARK SIDE 何時の間にか疫病が世界中に蔓延して、大将が「気をつけろ!!」と注意を促していたように、僕ら下々の兵隊どもは「大将がいうことは素直に聞い
――THE SOUND BEE HDの場合、コロナ禍以前から波瀾万丈な日々を送り続けてきたバンドですけどね。
DaISUKE DARK SIDE 俺だけがね(笑)。ここへ至るまでにも、3回くらい(重篤な病気で)死にかけてる感じだから。
DaISUKE DARK SIDE そう。もともとTHE SOUND BEE HDは、俺が大好きなTHE SMASHING PUMPKINSのようなバンドを始めたかったのと、海外にも飛びだそうと思って作ったバンド。一時期は、スニーカーにTシャツ短パン姿で、坊主頭。身体を鍛え上げ、強靱なバンドを目指してもいたけど。いくら頑張っても、PANTERAのような屈強な連中が集まったバンドと並ぶと、どうしても見た目の存在感で負けてしまう。そんな環境の中で試行錯誤をしていく中、自分で「求められてるものと、自分が求めたいもの」の違いに悩んでいたときに出会ったのが、今のStarwave Recordsというレーベル。そこへの加入をきっかけに、メイクもばっちりやって、衣装を作ってと、いわゆるヴィジュアル系バンド寄りにしたところ、バンドの支持も上がりだし、自分たちでも「このスタイルがバンドにはしっくりくるな」となりだした。求める音楽性も、俺自身がDEAD ENDやBUCK-TICKに憧れてバンドを始めた80年代の頃のような意識へ戻り、純粋に好きな音楽性を求めだしたことが、結果的に今の音楽性の基盤になっていった。今回発売したベスト盤の「DEAD MEMORIES-THE SOUND BEE HD 20th anniversary-」は、Starwave Recordsへ加入した頃からの音源を中心に集めた作品だし、そういう構成になったのも必然だったんだろうね。
――今のスタイルに変えたことで、海外の人たちからの支持も結果的に多く集まり始めました。
DaISUKE DARK SIDE 確かに、海外でのウケはいいよね。ただし、THE SOUND BEE HDの音楽性がヴィジュアル系かと言われれば、今のヴィジュアル系バンドがやっている音楽性とはまったく違うもの。その音楽性を、海外の人たちに高く評価されたことは嬉しいよね。実際、10年前頃から定期的に海外のロックフェスから声をかけられるようになり、いろんな国に足を運んではライブ活動も続けている。今はコロナ禍によって海外には行けないし、実際、コロナ禍によって予定していた海外公演も行けなくなったけど。これからも海外での活動をしっかりと見据え、そのうえで国内でのライブ活動もやり続けていこうという姿勢でバンドはいるので。
――今のメンバーになったのは…。
HIRO 自分がTHE SOUND BEE HDのメンバーになってからで数えたら、もう12年くらいで…。
YOU 今のメンバーが一番しっくりきてるよね。裕-Yuu-くん加入以前は外部プロデューサーと組んでやることが多かったけど、裕-Yuu-くんはTHE SOUND BEE HDの音楽性をトータルでプロデュースしてくれ、このバンドが求めたい音楽性へしっかり導いてくれるどころか、アレンジやミックス、マスタリングまですべての工程を担ってくれる。
裕-Yuu- の人との余計なやりとりを挟むことがなく、バンド内ですべてが完結できるように、いろんな面で作業速度が早くなっていいですよね。
TEXT:長澤智典
★インフォメーション★
★音源情報★
THE SOUND BEE HD ベストアルバム
型番:SWSB-17
CD DISC1収録曲:
全国のCDショップでのお取り寄せ:
INFORMATION
ライブ情報
THE SOUND BEE HD Web
関連ニュース
Myuu♪
フェスティバルをテーマにしたWEBマガジン。フェスティバルの最新ニュースや役立つ情報、最新のフェスカルチャーを発信していき、これからのフェス文化をさらに盛り上げてまいります。