【上月せれな ライヴレポート】
『CHAOS and FULL SWING』
2021年7月4日
at SOUND MUSEUM VISION
上月せれなの22歳の誕生日を祝して7月4日にSOUND MUSEUM VISIONにて開催された『CHAOS and FULL SWING』。お笑いコンビ・BAN BAN BANによるDJを転換時間に織り込みつつ3部構成で行なわれたこの公演は、第1部の時点で彼女が“ライヴモンスター”と呼ばれている理由を強く実感させてくれた。「天地無用!」を皮切りに、ほぼノンストップで歌い続ける姿がとにかく圧倒的に眩しい。「ふわふわ時間」や「侵略ノススメ☆」といったカバー曲も混じえながら、フロアーに集まった観客の手拍子を誘い続けていた。
“7月1日に22歳になりました。22歳の時に何をやっていたのか今度教えてね。6月29日に新曲を発売しました。次に歌うのはカップリング曲。一緒に盛り上がっていきましょう!”というMCを経て、新曲「DAN!GAN!ドリーマー」を披露し、「告白☆スリーカウント」と「道標(みちしるべ)」で第1部は締め括られたが、その後も多彩なナンバーが届けられていった。
「ハイテンションガール」で幕開けた第2部も、片時も目を離せない場面の連続。「LOVE YOU ONLY」や「そばかす」といったカバー曲でも盛り上げつつ、観客とアイコンタクトを交わしながら微笑む姿からは、彼女にとってライヴがかけ替えのないものであることが真っ直ぐに伝わってきた。そして、胸にあふれる熱い想いを思いっきりステージに向かって届け続ける観客の一体感も、ますますものすごいことに。「ultra soul」で一斉にジャンプする人々によって揺らいだフロアーは、もしかしたら“ライヴモンスター”という呼称はファンにも当てはまるのかもしれないと感じさせてくれた。
第3部は「Against the Storm」からスタート。“今、いろいろ大変なご時世じゃないですか。ソーシャルディスタンスで私たちは2メートル離れないといけないんですよね。でも、どうしても歌いたい曲があって。どうしても途中で下に降りたいんですよ。だから、私が下に降りたら2メートル離れてくれますか?”というMCのあとに披露された「最強メロディー4」では、予告通り彼女が途中でステージから降りてフロアーへと歩いて行くと、みるみるうちにソーシャルディスタンスを保ったかたちで作り上げられた人々の輪。その中心に立ちながら全力で響かせた歌声が、観客の心をアツく鼓舞しているのを感じた。
本編は「星の数だけ ありがとう」で締め括られたが、アンコールでもお楽しみが盛りだくさんであった。「プライド革命」「創聖のアクエリオン」「変わらないもの」「Re:voice」と4曲が一気に披露されたあとに迎えたMCタイム。“アンコールありがとうございます。「NEVER END」のミュージックビデオで着ていたワンピースを着てきました。可愛いでしょ? では、発売した曲を歌いたいと思います”と言って届けられた最新シングルのタイトル曲「NEVER END」は、掲げた腕を振りながら興奮を露わにする観客の姿が、22歳となった彼女を改めて心から祝福していた。
“今日はお越しいただきありがとうございます。今年もこうしてみなさんと過ごすことができて本当に嬉しいです。この生誕祭のタイトルは“CHAOS and FULL SWING”じゃないですか? そのタイトルの新曲を作ってきました。タイトル通りの曲です。“みんなと一緒に騒いで、フルスイングして盛り上がろう!”っていう曲です。新曲披露って緊張するから、みんなが盛り上がってくれると安心するし、嬉しいなって思います”というMCを経て、ダブルアンコールは初披露の新曲「CHAOS and FULL SWING」からスタート。そして、「プッシュ!セレクト!コンティニュー!!」「ダイスキスイッチ」「Butter-Fly」「VISION.」も届けられてエンディングを迎えるまで、会場は瑞々しいエネルギーで満たされ続けていた。この公演で歌ったのは全51曲、彼女の魅力をじっくり再確認できたことは言うまでもない。
“7月1日に22歳になりました。22歳の時に何をやっていたのか今度教えてね。6月29日に新曲を発売しました。次に歌うのはカップリング曲。一緒に盛り上がっていきましょう!”というMCを経て、新曲「DAN!GAN!ドリーマー」を披露し、「告白☆スリーカウント」と「道標(みちしるべ)」で第1部は締め括られたが、その後も多彩なナンバーが届けられていった。
「ハイテンションガール」で幕開けた第2部も、片時も目を離せない場面の連続。「LOVE YOU ONLY」や「そばかす」といったカバー曲でも盛り上げつつ、観客とアイコンタクトを交わしながら微笑む姿からは、彼女にとってライヴがかけ替えのないものであることが真っ直ぐに伝わってきた。そして、胸にあふれる熱い想いを思いっきりステージに向かって届け続ける観客の一体感も、ますますものすごいことに。「ultra soul」で一斉にジャンプする人々によって揺らいだフロアーは、もしかしたら“ライヴモンスター”という呼称はファンにも当てはまるのかもしれないと感じさせてくれた。
第3部は「Against the Storm」からスタート。“今、いろいろ大変なご時世じゃないですか。ソーシャルディスタンスで私たちは2メートル離れないといけないんですよね。でも、どうしても歌いたい曲があって。どうしても途中で下に降りたいんですよ。だから、私が下に降りたら2メートル離れてくれますか?”というMCのあとに披露された「最強メロディー4」では、予告通り彼女が途中でステージから降りてフロアーへと歩いて行くと、みるみるうちにソーシャルディスタンスを保ったかたちで作り上げられた人々の輪。その中心に立ちながら全力で響かせた歌声が、観客の心をアツく鼓舞しているのを感じた。
本編は「星の数だけ ありがとう」で締め括られたが、アンコールでもお楽しみが盛りだくさんであった。「プライド革命」「創聖のアクエリオン」「変わらないもの」「Re:voice」と4曲が一気に披露されたあとに迎えたMCタイム。“アンコールありがとうございます。「NEVER END」のミュージックビデオで着ていたワンピースを着てきました。可愛いでしょ? では、発売した曲を歌いたいと思います”と言って届けられた最新シングルのタイトル曲「NEVER END」は、掲げた腕を振りながら興奮を露わにする観客の姿が、22歳となった彼女を改めて心から祝福していた。
“今日はお越しいただきありがとうございます。今年もこうしてみなさんと過ごすことができて本当に嬉しいです。この生誕祭のタイトルは“CHAOS and FULL SWING”じゃないですか? そのタイトルの新曲を作ってきました。タイトル通りの曲です。“みんなと一緒に騒いで、フルスイングして盛り上がろう!”っていう曲です。新曲披露って緊張するから、みんなが盛り上がってくれると安心するし、嬉しいなって思います”というMCを経て、ダブルアンコールは初披露の新曲「CHAOS and FULL SWING」からスタート。そして、「プッシュ!セレクト!コンティニュー!!」「ダイスキスイッチ」「Butter-Fly」「VISION.」も届けられてエンディングを迎えるまで、会場は瑞々しいエネルギーで満たされ続けていた。この公演で歌ったのは全51曲、彼女の魅力をじっくり再確認できたことは言うまでもない。
取材:田中 大