彩吹真央が異なる人格を持つヒロイン
を演じる 荻田浩一脚本・演出『「五
番目のサリー」~The Fifth Sally
~』上演決定

2021年10月21日(木)~10月30日(土)よみうり大手町ホールにて、『「五番目のサリー」~The Fifth Sally~』の上演が決定した。
五重人格のヒロイン、サリー・ポーターが主人公のダニエル・キイスの小説『五番目のサリー』を、ミュージカル『王家の紋章』『アルジャーノンに花束を』『ドリアングレイの肖像』ミュージカル『イヴ・サンローラン』など、数々の名作を手がける荻田浩一の脚本・演出で舞台化する。
離婚歴のある地味なウェイトレス【サリー・ポーター】は、自分の中に、デリー、ノラ、ベラ、ジンクスという四つの異なる人格を持っていた。デリーは楽天家でウェイトレスの仕事を心から楽しむことができる。ノラは自殺願望のあるインテリで、精神分析の書物や前衛芸術が大好きで、自分で絵も描くアーティスト。ベラは歌とダンスが大好きで、ひそかに女優になることを夢見ている。ジンクスは最も危険な人格で、憎悪にまみれた彼女は、離婚した夫や主治医のロジャーを殺してしまおうと思っている。
この難役に挑むのは、2010年宝塚歌劇団を退団後、数多くの話題作に出演し続ける彩吹真央。
共演には、仙名彩世・小野妃香里・藤田奈那 中河内雅貴・大山真志・荒井敦史・井澤勇貴・小寺利光、そして駒田一が脇を固める。
【あらすじ】
「わたしの心のなかに隠れているあなたはだれ?」
サリーは漂う…舞い降る白い雪のように。
サリー・ポーターは、ニューヨークで働く平凡なウエイトレス。だが、人知れず重大な悩みを抱えている。たびたび陥る記憶喪失が、それだ。幼少時から繰り返されてきた空白の時間がサリーを苦しめている。仕事は長続きせず、結婚生活も破綻、今は10歳になる双子の子供を手放して、彼女は孤独に生きている。精神科医のロジャーの治療を受け、彼女は驚くべき事実を知る。サリーの心の中には、他に四つの人格が存在していたのだ。サリーは困難な状況に遭遇すると、四つの人格のどれかと入れ替わってしまう。そして、別の人格が身体を支配している間、サリー自身の意識はなく、当然記憶もまた無い。ロジャーの指導のもと、サリーは分裂した人格を統合して「本当の自分」になろうとする。

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