L→R 白浜あや、高井千帆、内藤るな、青山菜花

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【B.O.L.T インタビュー】
自分たちから自分たちの姿勢、
“Attitude”を発信!

シングル「Don’t Blink」「スマイルフラワー」を含む、ニューアルバム『Attitude』。昨年7月に発表された前作『POP』よりもさらにバラエティーに富んだ楽曲が収録されていて、グループとしての進化と成長が感じられる一枚となった。そんな本作に込めた想いをメンバー4人に訊いた。

前作よりもライヴ映えする曲が
増えているのも特徴です

2枚目のアルバムがリリースされましたね。

高井
はい。前作の『POP』は“これを聴いてもらえればB.O.L.Tのことが分かります”という内容の作品でした。その時は自分たちが周りから受けた影響をどう表現していくかという感じだったんですけど、今作は自分たちから自分たちの姿勢、“Attitude”を発信していくというふうに変わっています。なので、前作があったからこそ作れた作品だと思います。
内藤
『POP』の時はライヴもほとんどできない状況だったので、B.O.L.Tがどういうコンセプトで活動しているのかを示すような曲が多かったんです。まだまだコロナ禍ですけど、今はライヴやイベントもできるようになったので、『Attitude』ではライヴ映えする曲が増えているのも特徴です。B.O.L.Tが今作で伝えたいテーマとして“one move, one passion”というのがあって、『Attitude』には曲ごとに“腕”とか“背中”とか、身体の部位や動きが設定されているんです。

青山さんと白浜さんは前作と比べて、どんな変化がありましたか?

青山
『POP』の時は小学生だったので、やっぱり今と比べると幼かったと思うんです。一年ちょっとですけど、その間に中学生になって、感情の込め方とかも違ってきているかなって。ちょっと大人っぽく歌ったり、これまでのように可愛く歌ってみたり、声の変化とか歌い方の表現の幅も広がっていると思うので、そういうところにも注目してもらいたいです。
白浜
私も同じで、小学生から中学生になりましたし、歌声にも成長を感じてもらいたいです。個人的には歌詞の意味をもっと理解しようという気持ちになりました。以前は、例えば「夜更けのプロローグ」(2019年8月配信)という曲があるんですけど、“プロローグって何だろう?”って、説明はしてもらったけどちゃんと理解できていないままレコーディングが終わっちゃったことがあって。でも、今は自分でも調べて、教えてもらったりして、レコーディングまでに言葉の意味を理解するようにしていますし、ちゃんと歌詞に合った歌い方ができてると思います。
内藤
レコーディングの時にもふたりの歌を聴いたりしていましたけど、出来上がって4人の声が合わさったものを聴いた時に前作とは違って聴こえましたし、ふたりが大きくなったんだなって感じました。『POP』の頃はふたりとも親指ぐらいの大きさだったので(笑)、声量が小さいというよりも、そもそも歌ってる子が小さかったんだなって。でも、今は声量はもちろん、表現も全然違います。
高井
最初の頃は年齢が違うぶん、サビのユニゾンでもなかなかまとまりきれなかったところもあったんですけど、ライヴも重ねて、ふたりがすごく成長しているのを感じていたので、『Attitude』ではサビの4人のユニゾンからも“今のB.O.L.Tはこうです!”と感じてもらえると思います。

楽曲の幅も広がっていますが、歌の表現もしっかりと広がっているのが伝わってきました。いろんな楽曲がありますが、シングル曲の他に「Yummy!」はMVも先行で公開されていて、インパクトのある曲ですね。

高井
「Yummy!」のMVは毎日観ているし、家族も観てくれています! カッコ良さと可愛さの両方を観てもらえる映像になっていて、イントロでキッチンで調理器具を持って踊っている時の振り付けはMV用だったり、このMVのためだけのものがたくさんあるんです。料理するシーンがあるんですけど、私、お寿司が大好きなんで、初めて握らせてもらいました。みんなから“シャリが大きかった”って言われたんですけど(笑)。
内藤
だって、おにぎりじゃん!(笑)
高井
私としては“もうちょっと盛っても良かったのに”って気持ちなんですけどね(笑)。あと、お寿司を握っている手がアップになってるシーンがあるんですけど、あれは私の手で、ちゃんと自分で握ってます!

手だけアップになってると、“違う人が握ってるんじゃないの?”と思われそうですよね。

高井
そうなんです。なので、言わせてください! あの手は私です!(笑)
青山
私はうな重を作りました。普段なかなか食べる機会がないので、すごく嬉しかったです。食べるシーンでは残さず全部美味しく食べました!
内藤
みんなで青空の下でレジャーシートを敷いて食べるシーンがあるんですけど、そんなの楽しくないわけがないじゃないですか(笑)。みんな自然に笑ってるし、今のB.O.L.Tの楽しい雰囲気がいろんなシーンから伝わってくると思います。青山撮影はすごく楽しかったんですけど、ロックメイクをするって言われた時、“どうなるんだろう?”と思いました。撮影当日はちぃちゃん(高井の愛称)が最初にロックメイクをしたので、それを見て“ちぃちゃんは似合ってるけど、私は似合うのかな?”と不安になったり。
高井
似合ってた?
青山
うん!
高井
やったー!(笑)
白浜
私もロックメイクって初めてだったから、どんな仕上がりになるのか分からなくて。ちぃちゃんがメイクを終えて入ってきた時、“えっ! 誰?”ってなりました(笑)。
内藤
ふたりともちょっと引きつってました(笑)。
高井
そうそう。さっき、なのちゃん(青山の愛称)が似合っていたとて言ってくれたけど、最初見た時、引いた顔してた気がするなぁ(笑)。
内藤
うん。“私、これやるの?”って感じの顔だった。
青山
(笑)。
白浜
私は自分がどんな仕上がりになるのか全然分からなかったので、出来上がるまで見ないでおこうと思って、メイク中はずっと目をつぶっていました(笑)。
高井
可愛い(笑)。
白浜
目を開けたら“これ、本当に私?”っていうぐらいカッコ良くメイクしてもらっていて、撮影の時はロックな自分になりきってました! フリーのシーンは“好きなように動いていいから”って言われたんですけど、何をしていいのか分からなかったから、ジャンプしたり、カメラに近づいたり、自分なりに考えて動きました。で、改めて思ったのが、いつもライヴでちぃちゃんるなちゃんがフリーをやってるのってすごいなぁ!って
L→R 白浜あや、高井千帆、内藤るな、青山菜花
アルバム『Attitude』【初回限定盤A】(CD+Blu-ray)
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OKMusic編集部

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