CHERRY GIRLS PROJECT/Dorothy Litt
le Happyの2マンシリーズ第二弾レポ
ート到着!!
Dorothy Little Happy
最初に舞台に立ったのがDorothy Little Happy。この日は4人編成でのライブになったが、彼女たちの清楚で愛らしい姿はけっして見劣りすることはない。「ストーリー」のイントロに乗せ舞台へ姿を現したとたん、地下にあるこの空間へ爽やかな夏風が吹いてきた。季節はもう秋の気配が漂い始めている。でも、Dorothy Little Happyが舞台の上で軽やかにステップを踏みながら歌いだしたとたん、心地好く胸を揺さぶる爽快な歌の夏風が全身を吹き抜けていった。一人一人の歌が声の絵筆となり、観ている人たちの心の中へ青春という爽やかな景色を描き出す。
Dorothy Little Happyが前半部のライブを通して見せたのは、「青春という爽やかな風のような想い」の数々。人の感情が生み出すナチュラルな歌の風は、肌にとても心地好い。
CHERRY GIRLS PROJECT
CHERRY GIRLS PROJECTといえば、凛々しくエモいロックナンバーをぶつけるグループという印象が強い。でも1st Battleの場でCHERRY GIRLS PROJECTが最初に歌ったのが、ギラギラとした超暑い夏の紫外線を降り注ぐパリピ系ナンバーの「ハピ☆サマ」だ。Dorothy Little Happyが爽やかさを魅力にしているなら、うちらはわちゃわちゃ弾けたパーティー感をぶち蒔けようと、めっちゃテンションのアガる夏歌を熱唱。この空間へ、猛暑のような夏とHAPPYな気持ちをCHERRY GIRLS PROJECTがグイグイと連れ戻しだした。
「前半部は、CHERRY GIRLS PROJECTに馴染んでゆくタイム。次が本性を出すタイム」と語ったように、1st Battleでは乙女らしさを中心に構成。
続く「君に花束を」は、ロックなモードを押し出したライブの中へもよく組み込む温かくメロディアスな歌。明るく弾けたセットリストの中へ加えたことで、この日はいつも以上にキラキラ感を増して聞こえてきた。メンバー自身の歌声がいつも以上に浮かれていたのも、このブロックの曲たちにいい感じで気持ちを引っ張られていたからに違いない。
Dorothy Little Happy
Dorothy Little Happyの2nd Battleのステージは、悲しい涙さえ一気に吹き飛ばすような爽やかさを見せた「ナミダよりすっと遠く」から幕を開けた。優しく歌いかけるメンバーたちの声から滲み出すのは、熱を持った気持ち。彼女たち自身が涙(悲しみ)を振り切って力強く前へ走りだそうとするように歌っていた。楽曲が進むにつれ歌声に熱が加われば、彼女たちの自身の歌声にも輝きが増していくのを、その姿を見ながら確かに感じていた。
次に披露したのが、BiSのカバー曲「nerve」。彼女たち自身好んで歌っているように、今やDorothy Little Happyのライブには欠かせない曲の一つ。しかもDorothy Little Happyが歌うことで、この楽曲が原曲以上にチャーミングで乙女な色を持った歌として映し出されてゆく。好きだから歌うだけではなく、自分たちの色に染めあげる個性を持っているのをわかっているからこそ、彼女たちは可愛らしさと。ときおり見せる凛々しい女性らしい姿も織りまぜながら、この日もDorothy Little Happyの「nerve」として歌い躍っていた。
Dorothy Little Happyが最後に歌ったのが、「恋は走りだした」。爽やかでチャーミングな楽曲も、今のDorothy Little Happyにとても似合う表情だ。女性らしいおしとやかなメンバーが中心のDorothy Little Happyだからこそ、思いきり乙女心を見せられると、ハートを一気にギュッとつかまれた気持ちになる。少しはにかんだ表情で歌う姿や飾らない無邪気な笑顔を振りまかれるたび、ドキドキを止められなかった。それは、君に恋してしまったから??!!きっと、そうに違いない。走りだした恋は止めたくないし、止められない!!!!!
2nd BattleでのCHERRY GIRLS PROJECTは、紫の衣装という戦闘服を身につけて登場。ただし、いきなり激しく攻めるのではなく、哀切な表情を持ったダンスロックナンバー「MISS YOU」を通し、まずは心に熱く高ぶる想いを注ぎだした。切ない乙女心を零すように歌う彼女たちの姿が、胸をキュッと締めつける。心をエモく揺さぶるCHERRY GIRLS PROJECT、その一面をここでは見せていた。
気持ちへ輝く光を降り注ぐように流れだしたのが、「モンスター」だ。メンバーたちの歌声も凛々しく響く、エモーショナルでシンフォニックな楽曲だ。歌詞には、隠していた本性が理性を壊すほど暴れ出す姿を映し出している。その病んだ気持ちを吐きたすように、彼女たちは力強く歌い躍っていた。そうすることで制御できない感情をパワーに変え、巧みにコントロールしてゆくように…。とてもエモい歌だ。胸を熱く揺らすその声が、堪らない。
「COLORS COLLECTION」の第三弾が何時になるのか、現状は未定だ。でも、この楽しさを2グループとも感じているからこそ、次の開催を心待ちにしたい。
Dorothy Little Happy
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