コラム【音は鼓膜を震わせ、音楽は心
を震わせる】#20 ひとりじゃないけど
ひとりが素敵な「ケツメイシ『出会い
のかけら』」
エンターテイナーを夢見るしがない50代のマンモス☆南が、レコード、カセットテープ、CD、MD、ネット配信と、音楽メディアは時代と共に変われど、歌が人の心を動かすことに変わりはない、という想いについて語ります。
ひとりじゃないけどひとりが素敵な「ケ
ツメイシ『出会いのかけら』」
「ひとりじゃない」
2008年に公開された映画「陰日向に咲く」のキャッチコピーがこの言葉だった。
当時、その映画の宣伝の一端を担っていた私としては、なかなか粋だなと思った。
というのも、原作の小説を書いたのが「劇団ひとり」だったから。
そして、映画の主題歌だったのが、ケツメイシの「出会いのかけら」で、
この歌の詞にも幾度となく「ひとりじゃない」というワードが登場する。
人は人と出会い、
いろんなことを感じ、
いいことも悪いことも、
喜ばしいことも悲しいことも、
多くのことを感じ、
そして別れもあり、
更にまた出会いもあり、、、
そんなことが描かれていた気がする、映画も歌も。
映画は、オムニバス(いくつかの短編を合わせて一つの作品にしたもの)で、
岡田准一や宮崎あおい(後に夫婦になりました)、西田敏行や三浦友和らが
それぞれの人生を歩む姿、葛藤が描かれつつ、
最終的には、皆どこかで何かしらが繋がっていた。
そういうオムニバス形式が好きでない映画ファンもいるのはわかっているが、
ラップ調に歌詞が並べられていく感じが好きでない音楽ファンがいるかも、
というのを、ケツメイシの歌を聴きながら思ったりした。
それはまるで、淡々と物事が運んでいくかのように、
生活も、人生も、人間関係も、段取り良く整然と並べられていくとしたら
メリハリのない日々になっていく、そんな予感めいたものを感じた。
それでも私は、「出会いのかけら」という歌がとても素敵だと思っている。
「陰日向に咲く」の映画化に際して、劇団ひとりが、本人の意志で、
原作者である自分が、宣伝活動において前面に出ない、というか、
ほとんど携わらないスタンスを貫いていたらしい。
それなのに、主題歌の「出会いのかけら」のPVに劇団ひとりは出演している。
そして、とてもいいお芝居をしている。
何だかそれがすごくカッコいいなと思った。
このコラムと出会って下さった皆様にも、いろんなことを好きになって頂けたらと。
2008年に公開された映画「陰日向に咲く」のキャッチコピーがこの言葉だった。
当時、その映画の宣伝の一端を担っていた私としては、なかなか粋だなと思った。
というのも、原作の小説を書いたのが「劇団ひとり」だったから。
そして、映画の主題歌だったのが、ケツメイシの「出会いのかけら」で、
この歌の詞にも幾度となく「ひとりじゃない」というワードが登場する。
人は人と出会い、
いろんなことを感じ、
いいことも悪いことも、
喜ばしいことも悲しいことも、
多くのことを感じ、
そして別れもあり、
更にまた出会いもあり、、、
そんなことが描かれていた気がする、映画も歌も。
映画は、オムニバス(いくつかの短編を合わせて一つの作品にしたもの)で、
岡田准一や宮崎あおい(後に夫婦になりました)、西田敏行や三浦友和らが
それぞれの人生を歩む姿、葛藤が描かれつつ、
最終的には、皆どこかで何かしらが繋がっていた。
そういうオムニバス形式が好きでない映画ファンもいるのはわかっているが、
ラップ調に歌詞が並べられていく感じが好きでない音楽ファンがいるかも、
というのを、ケツメイシの歌を聴きながら思ったりした。
それはまるで、淡々と物事が運んでいくかのように、
生活も、人生も、人間関係も、段取り良く整然と並べられていくとしたら
メリハリのない日々になっていく、そんな予感めいたものを感じた。
それでも私は、「出会いのかけら」という歌がとても素敵だと思っている。
「陰日向に咲く」の映画化に際して、劇団ひとりが、本人の意志で、
原作者である自分が、宣伝活動において前面に出ない、というか、
ほとんど携わらないスタンスを貫いていたらしい。
それなのに、主題歌の「出会いのかけら」のPVに劇団ひとりは出演している。
そして、とてもいいお芝居をしている。
何だかそれがすごくカッコいいなと思った。
このコラムと出会って下さった皆様にも、いろんなことを好きになって頂けたらと。
マンモス☆南
プロデューサー/フォトグラフィック・オーガナイザー
1967年9月12日 神奈川県出身
広告代理店、映画制作・宣伝などの業務を経験した後、イベント企画・運営会社「合同会社グラスタ」を設立。女性アイドルの撮影会やネット番組、フットサルチームのプロデュースなどを行う傍ら、カメラマンとして写真集やブロマイドの撮影にも取り組む。
好きなミュージシャンは、小田和正、Mr.Children、大瀧詠一、杉真理、織田哲郎など。
1967年9月12日 神奈川県出身
広告代理店、映画制作・宣伝などの業務を経験した後、イベント企画・運営会社「合同会社グラスタ」を設立。女性アイドルの撮影会やネット番組、フットサルチームのプロデュースなどを行う傍ら、カメラマンとして写真集やブロマイドの撮影にも取り組む。
好きなミュージシャンは、小田和正、Mr.Children、大瀧詠一、杉真理、織田哲郎など。
【グラ☆スタ!今月の推しメン】
天野麻菜(あまのまな)
1991年10月14日生。大阪府出身。女優、モデル、タレント、ボクシングのラウンドガールなど様々なジャンルで活躍中。ビールが大好き過ぎて、毎日ビールを飲む動画「ビール女子。」をインスタグラムで2,800日以上継続中です。人懐っこい笑顔と元気なトーク、そしてスタイル抜群でフォトジェニックな姿が魅力です。
1991年10月14日生。大阪府出身。女優、モデル、タレント、ボクシングのラウンドガールなど様々なジャンルで活躍中。ビールが大好き過ぎて、毎日ビールを飲む動画「ビール女子。」をインスタグラムで2,800日以上継続中です。人懐っこい笑顔と元気なトーク、そしてスタイル抜群でフォトジェニックな姿が魅力です。
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