今なお絶大な支持を受け続ける昭和「
ムード歌謡」オールスター決定盤3タ
イトル発売
ムード歌謡の特徴として、日本古来の歌謡曲に、ラテン/ジャズといった要素が加わることで、艶やか、きらびやか、さらに出会い、別れ、再会、燃え上がる2人など男と女の恋物語や夜の街、ネオン街を舞台にした世界観の歌詞を、甘くせつなく、ささやくように歌う。ファルセット・ヴォイス。余韻とタメを駆使して、 “大人の恋愛模様”をたっぷりと歌い上げる歌謡曲が「ムード歌謡」である。誰しもの脳内に果てしなく広がる(メロ)ドラマティックな妄想を叶える夢の歌世界がそこには広がっている。銀座や赤坂、六本木など舞台になった街。歌の舞台を特定させることで、さらにリアルな情景描写を実現させた。
そのような要素が満載だから、今もなお歌謡曲ファンやカラオケファンの間で絶大な人気を誇っているといえる。
ラジオを中心に活躍する、生島ヒロシ、吉田照美、上柳昌彦の3名が、それぞれの視点でムード歌謡の魅力を分析している。
ムード歌謡って、デュエットもあったり、女性の方とチークダンスを踊れる曲もあったりしていいですよね。一つ言えるのは、ムード歌謡って、ある意味ハッピーですよね。「愛しのムード歌謡」とでも言ったらいいのかな。いろんな人が、いろんなこと抱えて生きているけど、歌うことによって、一瞬でも、幸せな世界に浸れるというかね。 生島ヒロシ
ムード歌謡って、そもそも大人がたしなむものっていうか、だんだん年齢を重ねることでいろいろな経験をしてようやく理解できるものっていう感じはするんだ。“一瞬の夢を見させてくれる乗り物”なんだよね。 吉田照美
「銀狐」というのが、夜の街で働く女性の方のことを言うって知ってね。女性が着ている毛皮が光の加減で銀色に見えたりすることから生まれたって話だったかな。そういう意味では、ムード歌謡の世界って深いなあっと感じました。 上柳昌彦
『愛しのムード歌謡 TOUCH ME★銀座&
赤坂編』
UPCY-7759 / 1,980円(税込)
[ 収録楽曲 ]
1. たそがれの銀座 / 黒沢明とロス・プリモス
2. コモエスタ赤坂 / ロス・インディオス
3. よせばいいのに / ハニーシックス
4. ラブユー東京 / 黒沢明とロス・プリモス
5. わたし祈ってます / 敏いとうとハッピー&ブルー
6. 知りすぎたのね / ロス・インディオス
7. さようならは五つのひらがな / 黒沢明とロス・プリモス
8. 黒い花びら / 水原弘
9. 赤坂の夜は更けて / 西田佐知子
10. おんな占い / 南有二とフルセイルズ
11. 二人の銀座 / 和泉雅子&山内賢
12. 君こそわが命 / 水原弘
『愛しのムード歌謡 HOLD ME★六本木編
』
UPCY-7760 / 1,980円(税込)
[ 収録楽曲 ]
1. 別れても好きな人 / ロス・インディオス&シルヴィア
2. 星降る街角 / 敏いとうとハッピー&ブルー
3. 献身 / 秋庭豊とアローナイツ
4. 夜の銀狐 / 斎条史朗
5. お嫁にゆけないわたし / ハニーシックス
6. うそよ今夜も / ロス・インディオス&シルヴィア
7. アマン / 菅原洋一&シルヴィア
8. ひとり占め / 森雄二とサザンクロス
9. おれでよければ / 秋庭豊とアローナイツ
10. わたしのあなた / 黒沢明とロス・プリモス
11. 六本木あたり / ロス・インディオスwithルナ
12. めぐり逢いしのび逢い / 渡哲也&多岐川裕美