ももすももすの
『きゅうりか、猫か。』
- #1 寺山修司詩集 -
シンガーソングライターの“ももすももす”が、音楽・アート・映画・書籍など、毎月好きな芸術作品を紹介する連載コラム。
はじめまして。ももすももすです。
この度、OKMusicさんで連載を始めさせていただくことになり、うれしいです。
早速連載のタイトル「きゅうりか、猫か。」なのですが、大好きなきゅうりに由来するか、猫に由来するか、迷った挙句選べなくて、こうなりました。
このコラムでは、毎月わたしの好きな文化的なものを紹介していきたいと思います。でも、いつか脱線して美味しいアイスクリームを紹介するかもしれないけれど、許してね。
今日取り上げるのは、大好きな寺山修司さんの、「寺山修司詩集」です。
この作品は、人生に関する詩から、ロマンスを感じる詩まで、様々な詩が収録されているのですが、その中でも「あなたに」という詩がお気に入りです。私は、制作や生活の中で孤独を感じるとき、本を読むことが多いのですが、「書物は家なき子の家」というこの詩の中の言葉が、こんな自分でもいつでも帰れる家があると思わせてくれて、透明な涙をそっと拭ってくれました。
また、この作品には俳句集も含まれています。
この度、OKMusicさんで連載を始めさせていただくことになり、うれしいです。
早速連載のタイトル「きゅうりか、猫か。」なのですが、大好きなきゅうりに由来するか、猫に由来するか、迷った挙句選べなくて、こうなりました。
このコラムでは、毎月わたしの好きな文化的なものを紹介していきたいと思います。でも、いつか脱線して美味しいアイスクリームを紹介するかもしれないけれど、許してね。
今日取り上げるのは、大好きな寺山修司さんの、「寺山修司詩集」です。
この作品は、人生に関する詩から、ロマンスを感じる詩まで、様々な詩が収録されているのですが、その中でも「あなたに」という詩がお気に入りです。私は、制作や生活の中で孤独を感じるとき、本を読むことが多いのですが、「書物は家なき子の家」というこの詩の中の言葉が、こんな自分でもいつでも帰れる家があると思わせてくれて、透明な涙をそっと拭ってくれました。
また、この作品には俳句集も含まれています。
これまで俳句に心惹かれることは、あまりなかったのですが(尾崎放哉の「咳をしても一人」という自由律俳句だけは好きです。)、寺山修司さんの俳句はどの句も、歪な美しさがあって、切ないので、読んでいてとても面白いし、心に響きます。またにクスッと笑えるようなものもあるので、是非触れてみてほしいなと思います。
また皆さんも、もしおすすめの歌人がいたら、いつか教えてくださいね。
この世界に本があるということは、居場所があるということなんだなあ。ああ、よかった。だからきっと大丈夫だね。
また皆さんも、もしおすすめの歌人がいたら、いつか教えてくださいね。
この世界に本があるということは、居場所があるということなんだなあ。ああ、よかった。だからきっと大丈夫だね。
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