ももすももすの『きゅうりか、猫か。』

ももすももすの『きゅうりか、猫か。』

ももすももすの
『きゅうりか、猫か。』
- #4 萩原朔太郎 -

シンガーソングライターの“ももすももす”が、音楽・アート・映画・書籍など、毎月好きな芸術作品を紹介する連載コラム。

こんにちは、ももすももすです。

やっと暖かくなったと思って、薄着でるんるん街を歩いていたら、寒さが急に戻ってきたせいか、ちゃんと風邪をひいてしまいました。

皆さんもお気をつけてくださいね。

私は今好物のノンアルコールビールを飲みながら、この原稿を飲んでいます!?ごくごく…。いいえ、飲まれているのかもしれません。
兎に角、ノンアルコールビールは1日を終わらせるのに、ちょうど良くて、愛飲しています。炭酸飲料には、いつも大変お世話になっています。

さて、気分も良くなってきたところですので、2本目を開けさせていただきます。

ぷしゅっ

お疲れさまです。

そろそろ本題に入りましょう。

今日私が紹介するのは、萩原朔太郎です。

萩原朔太郎は1886年に生まれた日本の詩人です。
代表作に「月に吠える」があります。

萩原朔太郎の侘しさが丁寧に編みこまれた詩がとても好きです。
読んでいると、どうしようもない気持ちになって、
藁にもすがる思いになります。

代表作の「青猫」は、萩原朔太郎の作品を象徴しているので、
気になった方はぜひ読んでみてください。
「かなしい人類の歴史を語る猫のかげだ」という一節がお気に入りです。

また萩原朔太郎が好きな理由の一つに、
ギターとマンドリンを弾くという点もあります。

これは私がミュージシャンであるせいかもしれません。

ふふふ...

一昨年訪れた、
萩原朔太郎の文献が多く展示されている群馬県の前橋文学館という場所で、
このことを知り、より好きになっていまいました。

マンドリンを持っている姿の写真が展示されていたのですが、
とてもハンサムでかっこよかったのです。
同じ時代に生きていたら恋をしていたなんてことも!?

ちなみに前橋文学館はとてもいいところなので、おすすめです。
館内と至るところに、萩原朔太郎の詩が大きく飾ってあります。

関連するグッズも豊富に揃っていて、いいお買い物もできました。

それでは最後に、前橋文学館内にある、萩原朔太郎記念館に訪れた時の写真でお別れしましょう。

さらば!
ももすももす プロフィール

モモスモモス:2015年よりロックバンド・メランコリック写楽の作詞作曲を手がけ、ヴォーカル&ギター“ももす”として活動。18年より“ももすももす”としてソロ活動を開始。中毒性の高いハイトーンヴォイスと純文学の影響を受けたユニークな言葉遣い、そして絵画のように奥深く、予測不能なメロディーの渦を宅録から世界へ発信している。19年2月にはシングル「木馬」でメジャーデビュー、20年3月には1stアルバム『彗星吟遊』を発表。23年2月にソニー・ミュージックレーベルズ移籍第一弾シングル「エソア」をリリース。その後も配信シングルを2曲、CDシングルを1枚発表し、11月に移籍後初となるアルバム『白猫浪漫』をリリース。12月にはワンマンライヴ『黒猫会議』を開催する。ももすももす ソニー・ミュージックレーベルズ アーティストページ

■ももすももすの『きゅうりか、猫か。』一覧ページ
https://bit.ly/3fHyept

OKMusic編集部

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