マーベル『ソー:ラブ&サンダー』“
2人の雷神”がオリジナル浮世絵イラ
ストに 描き下ろしたTAKUMI氏が衣装
や装飾、筋肉まで解説

7月8日(金)に日米同時公開される映画『ソー:ラブ&サンダー』から、オリジナル浮世絵イラストが解禁された。
『ソー:ラブ&サンダー』は、『アベンジャーズ』などを中心としたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品の最新作。『マイティ・ソー:バトルロイヤル』や『ジョジョ・ラビット』のタイカ・ワイティティ監督がメガホンをとっている。過去シリーズに引き続き、ソーを演じるのは、クリス・ヘムズワース。サノスによって人類の半分が消し去られた世界で失われた人々を取り戻すため、アイアンマンやキャプテン・アメリカと共に時空を超え、生死を巡る激闘を繰り広げた“雷神”ソー。彼は、サノスを倒した後、ニュー・アスガルドの王の座をヴァルキリーに譲り、宇宙の荒くれ者ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの仲間達と船に乗り込み地球を旅立った。『ソー:ラブ&サンダー』では、ソーが多くの大切な人を失い、いつしか戦いを恐れるようになっていた。やがて彼は我に立ち返り、ゼロから新たな道を歩むことを決めるが、自分探し中で全宇宙の神々滅亡を誓う“神殺し”のゴアが襲いかかる。絶体絶命のその時、ソー以上の力を持つ新たな“マイティ・ソー”に姿を変えた元恋人のジェーンが現れるのだった。
オリジナル浮世絵イラストを手掛けたTAKUMI氏は、これまでにも『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』や『アベンジャーズ/エンドゲーム』をはじめ、マーベル・スタジオ作品を題材にした浮世絵イラストを描いてきた。2020年には、MARVEL公式ライセンスアートとして、アイアンマン』、マイティ・ソー、キャプテン・アメリカの『新令和浮世絵』を発表している。
今回の『ソー:ラブ&サンダー』オリジナル浮世絵イラストでは、クリス・ヘムズワース演じるソーと、ナタリー・ポートマン演じるマイティ・ソーが、現代風の浮世絵に。ソーがストームブレイカー、マイティ・ソーがムジョルニアを構え、稲妻をさく裂させる姿が独自の筆致で描き出されている。TAKUMI氏は今回の浮世絵について、「空を飛び、雷を呼ぶ神話世界の住人である点が彼等の最大の魅力だと思うので、浮世絵にするにあたって日本に古来からある風神雷神図のイメージを元に、彼等の超越的な存在感と神々しい魅力を反映しようと試みました」と解説。また、ソーやマイティ・ソーが身に着ける鎧などのデザインについては、「北欧神話由来のキャラクター達を違和感なく浮世絵に変換するため、衣装や装飾の細部に様々な日本要素を取り入れました」とコメント。それぞれの肉体について、「男性の筋骨隆々とした肉体は浮世絵にも多く見られるので、国芳や芳年の武者絵、勇士豪傑の絵図を参考に再現しましたが、逆に女性は美人画の様にしなやかに描かれる事が多いため、マイティ・ソーのフォルムにはかなり苦労しました」とも。そして、「女性的なしなやかさと肉体的な力強さを併せ持ちながら天神の風格を備えつつ浮世絵の雰囲気を損なわないため、何十枚も描いて試行錯誤しました。結果的にかなり良いものができたと思います」と制作の過程を明かしている。
(c)Marvel Studios 2022
なお、TAKUM氏は本作のソーについて「決して完全無欠のヒーローではなく、人間と同じように自己の欠点、挫折や失敗から成長し前進し続ける姿も大きな魅力だと思います。ソー関連の作品は設定も舞台も登場人物も規格外で本当に胸躍る壮大な冒険譚なので毎回楽しみにしています」と、その魅力を力説している。
『ソー:ラブ&サンダー』は7月8日(金)公開。

アーティスト

SPICE

SPICE(スパイス)は、音楽、クラシック、舞台、アニメ・ゲーム、イベント・レジャー、映画、アートのニュースやレポート、インタビューやコラム、動画などHOTなコンテンツをお届けするエンターテイメント特化型情報メディアです。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着