舞台5周年記念『イケメンシリーズ
THE STAGE ~世界を駆けて、祝祭を~
』 オフィシャル観劇レポートが到着

2022年9月24日(土)、シアター1010にて開幕を迎えた、舞台5周年記念『イケメンシリーズ THE STAGE ~世界を駆けて、祝祭を~』のオフィシャル観劇レポートが到着した。
原作はCYBIRDが運営する大人気女性向け恋愛ゲーム「イケメンシリーズ」。『イケメン戦国◆時をかける恋』『イケメン革命◆アリスと恋の魔法』『イケメンヴァンパイア◆偉人たちと恋の誘惑』など、さまざまなタイトルがリリースされており、十人十色、魅力的なイケメンたちとの恋を楽しむことができる恋愛ゲームアプリだ。
今年アプリシリーズは10周年を迎え、また舞台化も5周年を迎えた。それらを記念し、舞台5周年記念『イケメンシリーズTHE STAGE ~世界を駆けて、祝祭を~』と題して本作は上演される。
過去にイケメンシリーズの舞台に登場してきたキャラクターたちが大集結して贈る、オムニバスアクトとライブ。
物語は、それぞれの世界がなぜか一つに繋がってしまったことから始まる。キャラクターたちは見たこともない世界、見たこともない登場人物の存在に戸惑いながらも、もとの世界に戻るために探索していくが――。最初はまとまりのない彼らだったが、‘‘彼女’ ’ に会いたい気持ちを糧に協力していく姿を描いていく。
織田信長(中央・小笠原健)は戦国の世でなくてもリーダー的存在のようだ。 (c)CYBIRD/イケメンシリーズ THE STAGE製作委員会
今作の醍醐味は、やはりタイトルの壁を越えて‘‘つながる’ ’ ことだ。「イケメンヴァンパイア」のアーサー・コナン・ドイルと「イケメン戦国」の明智光秀が出会ったら何を話すのだろうか。「イケメン王子」のシュヴァリエ=ミシェーレと「イケメン戦国」の織田信長が出会ったらどんな反応をするだろうか。「イケメン革命」のブラン=ラパン、「イケメン王子」のサリエル=ノワールといった各タイトルの面倒見が良い性格のキャラクターたちが集合した‘‘チーム執事’ ’ が見られるシーンもあり、これらはまさしく、舞台上での夢の共演だったと言える。時にコミカルに、時にシリアスに繰り広げられる彼らの出会いに注目だ。
ルーク(右前・吉高志音)につめよる与一(中央前・荒一陽)とサリエル(左前・友常勇気)。 3人を尻目にマイペースに読書をするシュヴァリエ(左後ろ・八神蓮)。 (c)CYBIRD/イケメンシリーズ THE STAGE製作委員会
‘‘チーム執事’’集合!? (c)CYBIRD/イケメンシリーズ THE STAGE製作委員会
甘えるシャルル(右・上仁樹)は世界を越えても健在なようだ。 (c)CYBIRD/イケメンシリーズ THE STAGE製作委員会
また、今作ではシリーズ初の‘‘ライブパート’ ’ がお披露目される。キャラクターたちが歌い舞う姿が見られるのは今作の注目ポイントの一つといえるだろう。14人のイケメンたちの歌やダンス、キレのある殺陣に魅了されることは間違いない。過去の公演で披露された「あの曲」の復活は懐かしく、また今作のオリジナル曲も14人のイケメンたちからのメッセージとして舞台上から届けられた。
もちろん、「イケメンシリーズ」といえばの甘いセリフも楽しめる。舞台上から「あなた」に向けて贈られた言葉に特上の‘‘キュン’ ’ をもらった。笑えるシーンも多く楽しませてくれるが、セリフもパフォーマンスも決めるところはしっかり決めてくれる、さすがの『イケメン』たち。
手を差し伸べるイケメンたち (c)CYBIRD/イケメンシリーズ THE STAGE製作委員会
エンターテイメントの時間というものは、あっという間に過ぎてしまう。約2時間の祝祭は、14人のイケメンたちからファンに贈られる素敵な時間となることにちがいない。
周年だからこそったこのイケメン大集結、二度と味わえないこの機会をお見逃しなく。

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SPICE

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