間隔と強さの変化に注意
 過強陣痛は、極度に強い陣痛を意味し子宮の収縮時間が長いのが特徴で分娩までに時間がかかる状態です。過強陣痛をひきこす原因としては、妊婦の産道に問題があるケースが多いです。代表的な原因としては、骨盤が狭いとか胎児が大きいなどがあります。その他に、分娩に対する恐怖がストレスによる産道がかたさがこの様な症状をひきおこすケースがあります。陣痛促進薬の効果が強い場合にも、この原因になります。産道が、まだ出産の準備が出来ていない状態が続くので痛みが強く楽な体勢を保つ事ができません。あまりにも痛みが強いと、ベットから落ちる人もいるほどです。過強陣痛の状態が長く続くと、母体に強いストレスがかかり場合によっては子宮などに負担がかかり損傷をひきおこします。陣痛促進薬を投薬している最中にこの状態になったら、薬を中止して必要に応じ、子宮収縮抑制役を投薬して症状を抑えます。母体の状態によっては、帝王切開に切り替える事も必要です。自然分娩を希望していても、まずは母体の安全を確保する必要があるからです。

 陣痛の間隔が短くなり、かなり強い痛みを感じたら医師や助産師に状態を説明しこの症状でないか確認をすると良いです。症状がわかれば、対処する事も可能なのであわてない事が大切です。場合によっては、胎児に影響が出る事もあるので注意が必要になりますが、適切な処置をはやく受ける事で母子両方の安全を確保します。

 胎児の脈拍なども確認しながら、帝王切開の準備を考える必要があります。

 専門も産婦人科にいるので、場合状況によっては事前に相談をしていおくと良いです。理由としては、胎児が大きくなりすぎた場合には医師の協力が必要だからです。定期健診などで、胎児のサイズがおおよそわかるので小柄な妊婦は注意をしておくと良いです。あわてずに、しかし放置する事も危険なのでかかりつけの産婦人科を妊娠中に見つけておくと良いです。できるだけ住まいから近い場所の産婦人科が良いですが、専門の医師がいる病院を把握しておく事も良いです。

 夫などの家族に、この状態になったら連絡をして病院に行ける準備をしておくと安心です。臨月になったら、この様な状態がある事も事前に覚えておくと慌てずにすむので良いです。陣痛が起こったら、間隔と強さの変化に注意をする事が大切です。あまり我慢をしないで、早目に病院に連絡をすると良いです。

Written by Gow! Magazine編集部
Photo by Henri van Kalkeren

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