「バンドを辞めたあなたは一般人なの
で、もう興味はありません。」から火
が付いた!有栖川 塁が豪華バンドメ
ンバーを発表!!

 未完成アリス/ミサルカのヴォーカリストとしての活動を終え、今はソロアーティストとして独自の道を切り拓いている有栖川塁。彼は今、歌ライバーとしても高い人気を得ている。

 2023年、有栖川塁は40代へ突入する。年齢も含め活動面でも新たなフェーズへ踏みだすこともあり、その姿勢を示そうと決意。誕生日の前日に当たる2023年3月3日(金)、巣鴨獅子王を舞台に40歳の誕生日を祝う主催イベント「有栖川 塁 40th Birthday Live Event~塁 誕 祭 2023~」を催すことを決めた。

 この日は、”有栖川 塁バンド”と題し、一夜限りのスペシャルな編成で出演。さらに、バンドを彩るゲスト奏者も加え、豪華な編成でお届けする。もちろん、有栖川塁の誕生日を彩るゲストバンドも豪華だ。
まずは、以下に発表になったデータをご覧頂きたい。 
                       
有栖川 塁 40th Birthday Live Event
「塁 誕 祭 2023」

開催日:2022年03月03日(金)
会場:巣鴨獅子王
【出演】
・有栖川 塁バンド
Vo.有栖川 塁(ex.未完成アリス/ex.ミサルカ)
Gt.刻(LI-17/ex. Black Gene For the Next Scene)
Gt.masato(ex.SuG)
Ba.千羽(ex.未完成アリス)
Dr.ジン(LI-17/ex.SCREW)

 とても豪華なメンバーが並んでいる。そこへ、Special Guest Musician。さらに、ゲストバンドの出演も決定している。そちらは、後に発表になる。
まずは、バンドメンバーを決めた理由を有栖川塁に語ってもらった。
――塁さん、未完成アリスを6月に解散して以降、表だったライブ活動をやっていたのでしょうか?

有栖川塁 特別な親交のあるアーティストのライブに出演や、急遽サポートという形で呼ばれたライブの数回ですね。ライブハウスでのライブ活動は、以前より少なくなりましたが、連日のように個人配信で歌を披露したり、配信のプラットフォーム公式配信に幾度も出演したり、新しい試みをしている会社さんの企画に出演したりと、他にも様々なご縁を繋ぐ為に日々動いています。

――ということは、2023年3月3日に巣鴨獅子王で行う「有栖川 塁 40th Birthday Live Event「塁 誕 祭 2023」」は…。

有栖川塁 未完成アリス時代にも、ソロとして17Live関連のイベントライブに参加することはありましたが、有栖川塁して個人的にライブを開催するのはこの日が初めてになります。

――塁さんは、2023年3月4日で40歳を迎えます。誕生日を祝うことは、もちろん。一つの大きな節目と、本格的にソロ活動へ力を入れてゆくための一つの宣言の場として、この日のライブを発表したのでしょうか。

有栖川塁 それもありますね。先に伝えておくと、ソロとしての活動に於いては、バンド活動時のように毎月10本近いライブ活動を中心に据えることはないと思います。ライブをやる際には、節目節目を含め意味を強く持ったステージに向けて力を注いでいく形になるかと思っています。実は40歳の節目を迎える際に生誕祭を行うことは、未完成アリスとして活動が終了する事を決めて少した頃から決めていたことでした。そのうえでの話にはなりますが、聞いていただけますか?

――もちろんです。

有栖川塁 未完成アリスの解散を決めた時期から、今後どういう人生を描こうか模索していました。バンドマンがバンドを辞めた際、音楽活動を離れるという選択も一つの道としてあるかもしれません。ですが、かれこれ20年近く歌ってきた自分の人生なので、他の道をゆくというのは僕としては難しかったですね。そのうえで、どういう形で歌やタレント活動を続けていくか…。
未完成アリス解散後も先の道を模索していく中、これまでの交遊関係から何本かライブに誘われ、有栖川塁個人として参加もしてきました。そこで感じた現実が、明らかにバンドの活動時よりもライブに足を運んでくれる人たちの目線が無くなりだしていたことでした。もちろん、バンドが無くなってしまえば、興味の視線が他へ向いてしまうのは無理の無い事かと思いますし、仕方のないことだとも理解してはいます。ライブ配信での支持が、いわゆるライブハウスシーンの支持と直結するわけではないのも経験上感じていたので、今までのファンで離れていってしまうのも悲しくも致し方ない部分もあると…。そういう模索の時期、それまで応援してくださっていた方から厳しい意見をもらったことが、一つ大きな転機になりました。

――厳しい意見とは?

有栖川塁 「バンドを辞めたあなたは一般人なので、もう興味はありません。」という様なメッセージでした。その文章を読んだときに、率直な意見としてこういった意見もあるかな…と思う反面「今でも僕を熱心に応援してくれている人たちに対して、そんな言葉を言われてただ納得するのは違うよな。」と思ったことから、一気に火がついたといいますか。「たとえソロだろうと有栖川 塁を“一般人”ではなく、“アーティスト”として応援してくれている人がこんなに沢山いるんだ!それを結果として証明しなければならない!」という気持ちになりました。以前から計画していた生誕祭をその証明の場にしようと決意し、「必ずSold Outさせる!」と強い決意を持って、今回の「塁 誕 祭 2023」を計画しました。

――そのうえで、今回のミュージシャンの方々へ声をかけだしたわけですね。

有栖川塁 そうです。 千羽に関しては、未完成アリスの活動終了前から、「活動終了後、まだ具体的な道は決まってないのだけど、生誕ライブはやろうと思ってるの。その時はお前にベースを頼めるか?」と伝えていました。そのうえで、先の言葉をきっかけに奮起した中、一緒に演奏をしたいミュージシャンに声をかけ始めました。

――最初に声をかけたのが…。

有栖川塁 元Black Gene For the Next Sceneのメンバーであり、今、LI-17(エルアイ)のギタリストとして活動している刻さんでした。刻さんとは、僕がミサルカ時代にセッションで共演をしたことがあった関係。その後、17Liveを通して再会しました。刻さんも17Liveをやっていたことから、互いの配信を通して再会すれば、そこで交流をしたり、刻さんがメンバーとして活動しているLI-17(エルアイ)のライブに何度も足を運んでいます。
刻さんは、技術面を含めた力量はもちろんのこと、ライブでの立ち姿が本当に美しい人。立っているだけで既にカッコいいアーティスト。そして、人間的にとても優しく素晴らしい人なんです。以前から「またご一緒したいです」と口にしていたこともあって、今回の主催イベント用のバンドを立ち上げるうえで最初に刻さんに声をかけました。

――そして声をかけたのが…。

有栖川塁 もう一人のギタリストのmasatoさんになります。masatoさんと言えば、誰もがご存じのように日本武道館公演等、数々の偉業を成し遂げたバンドSuGのメンバーであり、リーダーだった方。僕自身、バンド活動時には節点はなかったんですが、17Liveには様々なミュージシャンの方々も参加していて、そこで生まれた交遊の中からご縁が繋がりました。ハマサキトモヤさんという凄腕のミュージシャンであり、様々なアーティストの方と広く交遊を持っていらっしゃる方とのご縁から、彼の生誕祭に声をかけられ、参加しました。そこには、いろんなミュージシャンたちが参加。ハマサキさんが、そこでいろんなミュージシャンたちをカップリングする形で、一夜限りのセッションバンドをいろいろと組む形になり、そこで僕が組むことになったのが、masatoさんでした。
まさかのmasatoさんとのセッションにも驚けば、そのときは、アコースティックなスタイルでSuGの楽曲のカバーもさせていただきました。そこからのお付き合いなんですけど。今回の企画を立ち上げたときに、「もう一人のギタリストはmasatoさんしかいない」と思い、声をかけたところ、「やりましょう」と即答。それも嬉しかったですね。

――これで、2人のギタリストが決まりました。

有栖川塁 その時点で、以前から誘いをかけていた千羽に、「すごいメンツが揃いだしてるよ」と、改めて確認のために声をかけました。正式に日程が決まり、メンバーも次第に固まりだしていた中、参加の返事を正式にもらいました。
以前から、生誕祭のときにはミサルカや未完成アリスの楽曲も演奏したい気持ちがあったことから、元メンバーの千羽の参加は未完成アリスのファンの皆も喜んでくれたらいいなと思っています。

――最後に決まったのが…。

有栖川塁 ドラムのジンさんになります。ジンさんは日本武道館公演やメジャーデビューやワールドツアー等の偉業を成し遂げたSCREWのドラマーさん。ジンさんとの出逢いも17Liveでの配信を通してでした。
僕が17Liveを通してライバー活動を始めたのは、コロナ禍になってから。当時行っていた47都道府県×2周ツアーが、コロナ禍によって中断になった時です。ライブをやりたくても出来ない状況で何か新しい事をと17Liveでの配信を始めたのですが、ちょうど同じ時期にジンさんも17Liveで配信を始めていました。当時はまだ17Liveで配信をしているヴィジュアル系出身者が少なかったこともあり、そういう情報も界隈の中では知れ渡りやすかったんでしょうね。何時ものように配信をやっていたら、ジンさんがコメントをくださり、プロフィールを見たら元SCREWのジンさんと判明。「すごい人が遊びにきてくれた!」と嬉しさでとても興奮した事を今でも覚えています。そしてこのご縁を無駄にしはしたくないと思い、交流を深め「今度一緒に配信してもらえますか?」と聞いたら、「いいですよ」と。僕の初めての17LIVEコラボ配信をしてくれた人なんです。
その後も、17Liveに限らずプライベートな交遊も深めれば、ジンさんも参加しているLI-17(エルアイ)のライブに何度も足を見にいかせて頂いたりする中、「いつか僕のステージでドラムを叩いてください!」という会話もしていました。それもあって、ドラムはジンさんしかいないということで決定しました。

――みなさん、17Liveを通しての交遊を深めていた方々ばかりなんですね。

有栖川塁 そうですね。もちろん、今回は17Liveの交流に限らず様々な人にSpecial Guestとして参加して頂く予定…(次回に続く)
TEXT:長澤智典

★インフォメーション★

栖川 塁 40th Birthday Live Event
「塁 誕 祭 2023」

開催日:2022年03月03日(金)
会場:巣鴨獅子王
チケット:前売¥4500/当日¥5000
+1DRINK ¥600
(クローク¥500)

【チケット詳細】
■A:LivePocketプレオーダー発売開始:
1/8(日)12:00〜1/20(金)23:59 A1-
https://t.livepocket.jp/e/tfhxb

■B:LivePocket 一般発売:1/29 (日)10:00〜 B1-
■C:当日券(バンド予約・会場予約無し)

【出演】
・有栖川 塁バンド
Vo.有栖川 塁(ex.未完成アリス/ex.ミサルカ)
Gt.刻(LI-17/ex. Black Gene For the Next Scene)
Gt.masato(ex.SuG)
Ba.千羽(ex.未完成アリス)
Dr.ジン(LI-17/ex.SCREW)

[Special Guest]&[Guest BAND]
後日発表

Tags: 有栖川塁
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