​​元球児のMACK JACKが歌う、熱い
友情100%の「マイメン」ーー大阪ワン
マンは笑いあり、涙ありのエンターテ
インメントに

メンバー全員が元球児で、神戸在住のレゲエグループ・MACK JACKが、シングル「マイメン」を配信リリースした。今作はとにかくストレートに熱い友情を歌った卒業ソング。野球部の寮で過ごした3年間や、彼らが学生時代に育んだ、等身大の仲間への想いがリリックに詰め込まれている。さらに4月1日(土)には、シングルリリースを記念して『MACK JACKワンマン・ライブ~マイメンのマイメンは皆マイメン~』が行われる。今回SPICEでは、ワンマンライブの会場となる大阪。福島LIVE SQUARE 2nd LINEでメンバー全員にインタビューを敢行。新曲について、ワンマンライブの意気込みを語ってもらった。
MACK JACK
2023年はいろいろな場所で「神戸はヤバいんやぞ」と広めたい
ーー昨年11月ぶりのインタビューです! まず、12月に大阪と神戸で行われた初のツーマンライブ『バッチこ~い! 2マン! 2デイズ!』はいかがでしたか。
ALI:おかげさまで良い1年の締め括りにできました。神戸でのツーマンだけじゃなくて、大阪にちょっと攻めにいこうという試みも良かったんじゃないかなと。
M.C.L:楽しかった。大阪のギラギラ感と神戸のホーム感、全然違うMACK JACKを見せられたな。2DAYSとも来てくれたお客さんもいて、どっちもめっちゃ面白かったと言ってもらえたので、ほんまにやって良かったです。
ALI:俺らもこんなに短いスパンで主催イベントやることなかったやんな。1日目が金曜日で2日目が日曜日で、いつも主催イベントが終わったら「あ〜終わってしまった」という感じやけど「まだ神戸残ってるやん!」みたいな。
M.C.L:嬉しかったよね。だから間の休みの土曜日の過ごし方、重要やったな(笑)。
ーーコンディションを整えないとですよね。
M.C.L:整えて、セットリストも違うからスコーンと脳の切り替えもその日で全部やらなあかん。
ALI:お世話になってる神戸・三宮のレゲエバーJAMDUNG(ジャムドン)に4人で行ったね。
JAGA-C:土曜日にJAMDUNGが周年イベントをやってて、僕らも顔出しに行かせてらって。
ALI:結局3日間ずっと一緒におったな(笑)。
CHAI:中日はちょっと休息も必要じゃないですか。でもJAMDUNGでJAGA-Cが燃え上がって、至る所にいる後輩たちにテキーラ奢ってパーティーをしてた(笑)。
JAGA-C:ライブ前日やからあんま飲まない方がいいんですけどね。でも周年やからいっとかなあかんなと。
M.C.L:僕、帰り道がJAGA-Cと一緒なんですけど、5分に1回ぐらい「M.C.L! 絶対俺の事連れて帰れよ!約束やぞ!」「まだ帰らんよな! 置いていかんとって!」と言うててめっちゃ面白かった。電車の中で「俺、絶対爪痕残したんねん」と言ってたんですけど、「どこで残してねん!」と(笑)。
JAGA-C:無事に終電で帰りました。
M.C.L:そのバイブスをしっかりJAMDUNGでもらったから、改めて神戸を盛り上げたい想いに切り替わったな。
CHAI:切り替わったし、大阪編をやったからこそ次の大阪編をやりたいと思ったキッカケでもありました。やっぱりこのギラギラした挑戦する気持ちをずっと持っとかないとって強く感じました。
ーーゲストのレゲエDeeJay CORONAさんとシンガーソングライターの近石涼さんはどうでしたか?
M.C.L:いやもうほんとに最高。
CHAI:2人に出てもらって良かったなと。
M.C.L:5年前くらいに、CORONAと大阪でずっと一緒にマイク回しして切磋琢磨してたから、当時のお客さんが結構来てくれたりして。それはほんまに嬉しかったよね。
ALI:CORONAもめちゃレベルアップしてたしね。
CHAI:近石も「明日太陽と虎でツーマンあります」と宣伝しながら路上ライブをしてて、俺らもJAMDUNGに行く前に見に行って応援したり。
M.C.L:一緒にイベントを作り上げようって想いがめっちゃ伝わったな。
CHAI:CORONAも本当にそういう気持ちでやってくれてて、熱いバイブスが混ざるとやっぱり良いなと実感しましたね。
M.C.L:ツーマンならではの良さやね。
ーーMACK JACKとしての2023年の目標は立てられたんですか?
CHAI:僕ら神戸で活動してきて、「神戸といえばMACK JACK」と言われるようになりたくて今までやってたんですけど、今年は神戸以外の色々な場所に行って、神戸はヤバいんやぞというのを広めたいです。神戸以外の人たちが神戸に興味を持ってもらえるようにしたい。それが僕らの1番の目標でもあり想いなので。神戸以外の場所で積極的にライブをすることが重要かなと考えてます。
ALI:その一環として4月の大阪のワンマンももちろんですし、夏や年末に向けて、さらにもっと大きいフィールドでライブできるように、僕らもちょっと考えてます。
嫌なところも一緒に乗り越えて、共有することで生まれた絆
M.C.L(ミッチェル)
ーー「マイメン」はストレートな卒業ソングですが、曲を作った経緯は?
ALI:卒業ソング始まりというか、友達へ向けての友情というところから始まって。この曲が1番輝けるのはどこかなと考えた時に、やっぱり卒業シーズンかなと。制作は去年から始まってました。
ーーもともと友情を曲にしたいという気持ちはあったんですか?
M.C.L:それは結構ありました。やっぱり僕らは野球をしてきて、チームプレイで仲間と一緒に勝ち上がってきて、今も仲間と夢を見てる。そこは僕らのストロングポイントかなと思っていたので。卒業式に号泣した記憶も歌詞に落とし込んでるので、良いタイミングで出せたなと。
ALI:メンバー自体がごりごりのマイメンなんで(笑)。歌詞を出すのには時間かからなかったかな。
ーー自分たちの思い出や気持ちをそのまま描き出した、と。
ALI:まさに。
CHAI:歌詞がスルスル出てきましたね。逆にどう収めたらいいかなぐらい。
JAGA-C:削る作業をしたよな。
ALI:「どうしたらこの想い伝わるんやろう」みたいな。これは早かったよね。
ALI(アリ)
ーーそれぞれの卒業式エピソードをコメントで出されていますね。
CHAI:卒業式は大号泣でしたね。すごくクールでカッコ良い親友がいたんですよ。普段涙なんて見せない奴なんですけど、そいつが卒業式が終わって全員退場した時、まさかの大泣きしてて、それを見たM.C.Lが爆発してしまって。僕も必死に涙をこらえながら出てきたんですけど、M.C.Lが僕のとこに来て「CHAI、あいつ泣いてんぞ!」と言われて、その顔を見た時に僕も崩壊して。3人で大号泣しましたね。
ALI:もう会えなくなるという寂しさが一瞬でバーンッて弾けたんですよね。
CHAI:寮生活で帰ったらいたし、帰らんでもいたから。ほんまにずっと一緒におったから。当たり前が当たり前じゃなくなる瞬間を感じましたね。
ーーMACK JACKの4人だけじゃなく、同級生や後輩に対する友情の気持ちでもあるんですね。
CHAI:もちろん。
ALI:その後も飲みに行ったり遊んだりもできるんだけど、学生生活の瞬間はそこが最後。そう思ったらやっぱりね。「ここで泣いたらカッコ悪いな」と思う自分もいるけど、仲良い奴が号泣してるのを見ると押さえられなくなる。
M.C.L:ALIのエピソード的には泣いてないやろ(笑)。

CHAI(チャイ)

ーー野球部の後輩からの寄せ書きで「練習の時の声掛けが良かった」というコメントが、音楽活動を続ける上での自信に繋がっているとありますね。
ALI:ピッチャーは試合を仕切っていかないといけないので。「ツーアウト!」という掛け声を外野手とかに言うんですけど、多分その声が後輩たちの心に刺さったんだと思います。「声良いよね」と言われたりもするので、それは自分の武器だなと思ってこれからも歌声を磨いていきます。
ーーM.C.Lさんのコメントにもありますが、3年間同じ釜の飯を食べて、朝から晩まで一緒にいると、何でも話し合えるようになっていくものですか?
M.C.L:なるものですね。やっぱり最初は自分を出すことが全然無理だったんですよ。恥ずかしいし、壁もあったし。
ALI:育ってきた環境が全員違うから。歯磨きひとつ取っても「あいつまだ磨かへんな」とか(笑)。「ちゃんとするのか?」みたいなレベルの探り合いから始まるから。「汚れた靴下で部屋入んなや」とかね。平気な奴もいれば潔癖な奴もいる。
M.C.L:それが最後には全部お互い理解してリスペクトし合うから、壁がなくなってるんですよね。
CHAI:寮生活なので、ほんまに嫌なことも共有しないといけないじゃないですか。いくら献立が変わっても、毎週同じものを食べるのはやっぱりキツいんですよ。
ーー(笑)!
ALI:味付けね。
CHAI:サバの缶詰とかふりかけを買ってきて、それを駆使して分け合ったりするんですよ。些細なことですけど、嫌なところも一緒に超えてそれを共有してると、さらけ出せるものもどんどん出てきて、関係が深くなっていって。夜中までニヤニヤしながら恋愛話もしますし。それを3年間積み重ねると、ありえないぐらい大きい絆ができてたなとは思いますね。
M.C.L:ほんまにマイメンになりましたね。
ALI:喧嘩しても最終的に嫌いとかないもんな。嫌な奴は1人もいなかった。
ーー同級生は何人ぐらいいたんですか。
ALI:僕らの学年は20人ちょいでした。
M.C.L:上の世代は一学年50人とかでやってたんですけど、僕らの代ぐらいから学校の方針で少人数制になって。
CHAI:途中で辞めていく人もいますしね。
ALI:そうね、だからギュッとなったと思います。
JAGA-C(ジャガシー)
ーーJAGA-CさんはM.C.Lさんとの印象的なエピソードを書いていただいてます。「やってもないのに出来ないとか無理とか言うのはちゃうやろ」と言われたと。
JAGA-C:そうです。M.C.Lとは同じ中学校で、よく一緒に登下校してたんですけど、帰り道でお互いの夢や好きなことの話をするじゃないですか。その時にふと僕はM.C.Lの目標か夢に対して「無理やろ」とかマイナスなことを言ってしまったんです。そしたらM.C.Lに「それはちゃうやろ。全然やってないのにそんなこと言うな」と言われて、そのストレートな言葉に僕は「確かにそうだな」と納得して、自分を見直さなあかんなと。そういう面で彼に教わったことを今回歌詞に落とし込みました。
M.C.L:このJAGA-Cのコメント読んで、俺ちょっと泣いてもーたな。
JAGA-C:マジかよ。僕コメントめっちゃ書いたんですよ。ただ長すぎるから短くしないといけなくて。伝わって良かった。
M.C.L:そんな長いコメントいる?
ALI:もっと好きって言いたいのよ。
M.C.L:十分よ?(笑)。
CHAI:結果オーライ!
JAGA-C:ヤーマンピーマン!
ーーこのエピソード、M.C.Lさんも覚えてらっしゃいますか。
M.C.L:もちろんです。JAGA-Cは3年間同じクラスで登下校も一緒やった。だから辛い時も楽しい時もおってくれた。2号線沿いを歩きながら、2人で夢を語り合ってた思い出が鮮明にありますね。
しんどい時に寄り添ってくれる奴が本物のマイメン
M.C.L(ミッチェル)
ーー歌詞を書く時に意識したことはありますか?
ALI:どれだけ伝わりやすい言葉を選べるかは意識しました。難しい言い回しは深みが出るんですけど、パッと聞いた時に頭の中で考える時間があると、どうしても歌詞が入りにくくなっちゃう。それは他の曲もですけど、「マイメン」は特にその辺を意識したかな。
CHAI:自分のバースが先頭バッターだったので、1行目の<お前らとおったらやっぱり調子いい>というのをどれだけスッと入る言葉にできるかは、すごく考えました。僕らの関係性を表すための1番良い言葉は何やろうと考えて<調子いい>にしたら、ALIがその後に気を遣ってくれて、最後を<調子いい>で締めてくれたんですよ。
ALI:マイメン感が出てより伝わるかなと。僕が最後の1行で悩んでいた時にCHAIが助けてくれました、マイメンです。
M.C.L:調子いいね(笑)。ほんま自分らの言葉を大事にしてるから、CHAIもALIも<やん、やん>で韻を踏んで、兄弟みたいやんとかね。関西育ちの俺らの言葉を入れてるので、親近感も伝わりやすいよね。
ーーなるほど。ちょうど良い塩梅が難しそうですね。
CHAI:そうですね。1番の歌詞は本当に伝わりやすさを意識して、2番はどれだけ深く想いを詰められるかを、M.C.Lと2人で考えました。
M.C.L:マイメンは調子いい時だけおってくれるわけじゃないから。しんどい時に寄り添ってくれる奴が本物のマイメンやと思うので、そういう部分を2番で表現できたかなと。
ーー<弱いところも含めて見てくれた>ですね。
M.C.L:そうなんです。音楽してても、良い時だけ寄ってくるマイメンじゃない奴もいるんですよ。でも俺らがどん底の時に傍にいて支えてくれた奴こそ、やっぱり本物のマイメンやなというのを僕はどうしても表現したかった。
ALI:ネガティブなM.C.Lは珍しいよな(笑)。
M.C.L:それだけマイメンを大事にしてるからこそのネガティブやからね。
JAGA-C:僕はどれだけ帰り道を想像してもらえるかがポイントかなと。僕らのことを知ってもらって、この帰り道なんやと思ってもらえたら面白いかなと。
ーーM.C.Lさんとの思い出の<後ろ向きだった俺に火をつけた 悩んでるならすぐに呼んでくれよ>、良いリリックですね。
JAGA-C:助けてもらった分こいつに何を返せるかと言ったら、こいつが悩んでる時にまた俺を呼んでくれよと。助けるからと。そういう支え合いは大事かなと思っています。
ーー1番に話が戻りますが、CHAIさんの<はしゃいでただけじゃない俺らは>という一節も良いですね。ただワイワイしてるだけじゃないという関係性。
CHAI:僕らは野球という本気で求めてるものがあっての関係だったので。でも思春期なので、本気を見せるのが恥ずかしかったり茶化したい部分もあって、はしゃいでるイメージばかり残るんですけど、やっぱり芯はそこで繋がっていたことを表現したくて、その一文を入れました。
ーーALIさんの<ここが俺の居場所>とも繋がっていそうですね。
ALI:人生長いので、小学校、中学校、高校、大学、色んなマイメンがいるんですけど、ここに書いてる居場所は今であればMACK JACKという存在。他の友達と遊んでる時ももちろん楽しいんですけど、最終的にMACK JACKが今の自分にとっては1番強い居場所かな。
MACK JACKを知らない人たちの前でどれだけ突き刺せるか、路上ライブで勝負をかける
ALI(アリ)
ーーラスサビ前の<何があっても お前らがいるから>も印象的です。
ALI:1回目は<きっと>から始まってるんですけど、2回目は<ずっと>となってるのが時間の流れを表してて、ライブでは2回目の方がより強く伝えるイメージを持って歌ってます。
CHAI:ここはMACK JACKというより、その時の友達に向けての想いが僕は強くて。マイメンたちは離れて頑張ってるじゃないですか。仕事が忙しくてなかなか会えないけど、そいつらが頑張ってる姿に刺激を受けて僕らも頑張れるし、熱量をもらってるよと伝えたくて。あと、<きっとこの先〜>のメロディは僕が作りました。家で風呂に入ってその友達を思い浮かべてたら出てきたんです。「このメロディ泣ける!」と思って、YANAGIMANさんのところに持っていって修正してもらった感じですね。
ALI:ストリングスが良い感じでね、感動する。
M.C.L:そうなんよ!
ーー少し壮大な音像にしたいなとは思われていたんですか?
M.C.L:そうですね。出来上がってアレンジでもっと良く出来るよねというのはあったね。ストリングスはYANAGIMANさんのアイデアです。僕らから「入れません?」とはなかなか言えないので(笑)。「入れちゃう?」と言われて僕らは内心「来た来た来た!」とテンション上がってました(笑)。
ALI:そこからMVまで登場していただくとは、レコーディングの時には想像してなかったです。神戸文化ホールで撮影できたのは、それこそ忘れられない思い出になりましたね。
CHAI(チャイ)
ーーYANAGIMANさんやTOYOさん、MACK JACKのマイメン的な人たちもMVに登場しています。
ALI:音楽を作る上での強い繋がりを持った人たちが。
M.C.L:そうですね、強い繋がり。YANAGIMANさんをマイメンとはちょっと言えないかも(笑)。一方通行な気がする(笑)。
ALI:大好きでリスペクトしすぎて、マイメンというよりレジェンドみたいな感じ(笑)。
ーーMVでは、皆さん少しおめかしされていますね。
ALI:あの会場にはあの雰囲気が合うかなと思ってたので、ユニフォームも全編撮ったけど、ほぼカット(笑)。
M.C.L:肩組んでるところだけあったぐらい。でもあれで良かった。
ALI:いつも僕らを応援してくれる方たちからも、ユニフォーム姿が定着しすぎちゃって、ギャップでカッコ良いというお声はいただきました。
JAGA-C(ジャガシー)
ーーライブでも「マイメン」は披露されていると思いますが、反応はいかがですか?
CHAI:すごく良いです。伝わるのが早い。
M.C.L:新曲やのにライブ中に「マイメン」とやってくれる人もいて。
CHAI:初めて聞く人にも「良かったよ」と言われることが多い。てか毎回言われてるんじゃないかな。
JAGA-C:言われてる。
ーー高評価なんですね。
CHAI:手応えは感じてます。あとはマイメンのマイメンたちにどうやって広げていくか。
ーーどうしたら広がると思いますか?
ALI:やっぱり歌う機会を増やすという意味で、4月のワンマンライブに向けてもですけど、路上ライブをやる。僕らのことを全く知らない人たちの前でどれだけ突き刺せるか。MACK JACKをどれだけ見てもらえるかが勝負だと思うので、ライブの機会を増やしたいですね。
M.C.L:路上ライブ以外にも色んなことを発信していきます。泥臭いマインドは僕らの武器なので。
CHAI:単純に聞いてもらえたら好きになってもらえると思うんですよ。なので本当に、僕らがどれだけ皆さんの耳に届けられるかだと思いますね。
笑いあり、涙あり、歌あり。エンターテインメントのワンマンライブ
MACK JACK
ーー4月1日(土)のワンマンライブについての構想と意気込みをお聞きしたいです。
M.C.L:エンターテインメント集団なので、やりたいことが多すぎてめちゃくちゃ迷ってます。今引き算の段階です。もちろんミュージシャンなので、曲目リストをしっかり並べてるけど、どこで「エンターテインメント」や「野球部あるあるコント」を挟む?って、そっちにベクトルが行き過ぎてるような気もしてる(笑)。
ALI:最終的に来てくれたお客さんが「MACK JACK最高やったわ」と思ってくれたらね。
CHAI:そう思ってもらえる構想を練るので。多分普通のミュージシャンはセットリストで悩むと思うんですけど、僕らはセットリストの次は「野球部あるあるリスト」のネタに悩まないといけない。
M.C.L:俺が野球部あるあるネタを5〜6個皆に送ってて。
ALI:それがね、朝の7時半ぐらいにめっちゃ長文で来るから(笑)
M.C.L:マジ全員に既読無視されて、「お前らやる気あるんか」と思いながら。
ALI:いやいや、朝早すぎる(笑)。
M.C.L:ええネタやったやろ。絶対笑いが取れるって確信してる!
ーー練習もするんですか?
M.C.L:します! もちろんです! 本気ですよ(笑)。
CHAI:リハもやります。
M.C.L:照明さんと念入りに打ち合わせして、「ここでこういうライトをください」とか。
CHAI:コントの準備してる時、マジで俺ら芸人なんかなってちょっと思うよな(笑)。
M.C.L:これを4人でやろうよとなるのもマイメンだからかなって、めっちゃ思うんです。普通は1人ぐらい「絶対嫌やわ」って言う人いると思う。俺らめっちゃ楽しんでやってるんで。曲とエンターテイメント、どっちもMACK JACKのまま楽しめるので、そこを前面に出していきたいですね。
ーー今回はジャガ先輩は来られるんですか?
JAGA-C:出るかもみたいな噂は、ちらほらあるらしいですよ。
ALI:ライブ当日がリーダーのM.C.Lの誕生日なんですよ。だから祝いに来てくれるかもしれへん。
JAGA-C:ハッピーバースデーを歌いに来るんか、それともWi-Fiを探しに来るんか。
M.C.L:ギリギリまでわからへんからね、ジャガ先輩に関しては。
ALI:本当に盛りだくさんで、最初から最後まで目が離せない。ぜひど頭から見てほしいですね。
M.C.L:CHAIも動画編集に挑戦してるので、CHAIが作った動画も流せたらなという構想もあったり。
ーーちなみに、実際に2nd LINEに来られてみての感想は?
M.C.L:高架下にあって、僕らのホームの太陽と虎も高架下やから、ほんまに親近感。
CHAI:パフォーマンスさせて頂くのは初めてなんですけど、雰囲気がドンピシャで既に魅了されてます。
M.C.L:ライブに対しても良い画が浮かびますね。
ALI:ステージもしっかりしてるし広さも申し分ないというか、すごく良い。なおかつ福島の街も夜は盛り上がったり、美味しい食べ物とお酒もいっぱいあるので、それも楽しんでもらったら。4月1日(土)に2nd LINEでお待ちしてます!
MACK JACK
取材・文=ERI KUBOTA 撮影=YUTA KIHARA

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