吉野晃一が新アルバム『Dear Memori
es』をリリース&発売記念ライブを東
京で開催 新アルバム、ライブにかけ
る熱意とは?
6月18日は吉野の29歳の誕生日でもある。そんな特別なステージに向けて準備を進める吉野に、自身の人生を振り返りつつ新たなステージに向かう心境を聞いた。
JUDY AND MARYや桑田佳祐、矢沢永吉、ゆず、DREAMS COME TRUEから演歌、アニメソングまで、色々な音楽が家で流れているのを自然と聞いていましたね。
小学生の時から何となくソウルの曲を聞いていたと思うのですが、何のことだか全然わからなくて、上田さんの音楽を聞いた時、「そういうことなんだ」とどこか一致した気がしました。そこから上田さんに憧れたことが、僕が音楽の道を目指した一つのきっかけです。
自分のこだわりがお客様にちゃんと伝わっているのか不安になることもありますが、それでも勝負なんだという気持ちを持っていないと、良いものは生まれないのかなと思っています。
自分の歌を口ずさんでもらったり、なんか良いよね、と言ってもらえるには聴き馴染みの良いメロディがいいのかなと思った時に、それを自分の音楽にどう落とし込もうかなと考える作業が楽しいです。
例えば、オープニングは派手で、それに2曲目が続いて、だんだん景色が変わってきて、ミドルバラードが入って来るのかな、インスト曲もあって良いのかな、最後はどうするのかな、と構成を考えることが難しくて、でも面白くて、こだわりたいところです。
ずっとメインディッシュではなく、デザートがあるようにいろんな種類の曲を聞かせてくれたら嬉しいなと僕は思うので、そういうプログラムを考えています。
また、物販やライブ終わりではよくファンの方とよくお話しています。少人数のお客様を迎えてのライブをする時もあるので、ライブの中で語り合える時間も大切にしています。
それだけではなく、ソウルシンガーが作るロックだったりクラシックだったり、新しいことにもチャレンジして、皆さんに楽しんでもらいたいなと思っています。自分の冒険心をどんどん出していきたいですね。そうやって、ライブや新曲制作の時は、新しい自分を見せられるよう、チャレンジングな曲も入れたいと思っています。今の活動はその種まきになっているのではないでしょうか。
今の僕と同じ歳くらいからこれまで進化を続けられている木村拓哉さんはずっと憧れで、僕にとってヒーローのような存在です。自分もそうありたいなと思います。
応援してくださる皆さんのためにも、ブラッシュアップし続ける自分を見てもらいたいなと思っています。
自分の音楽をブラッシュアップして色々なジャンルに挑戦していきたいですし、純粋に自分の音楽性を詰めていきたい。
できることを増やして、更に多くの人と繋がって行けると嬉しいなと思います。
歌詞に寄り添った、ヴォーカルが映える音楽が生まれると楽しいかなと思っています。良い塩梅でマニアックにアレンジしてくれると嬉しいです。めっちゃうまいもやし炒めを作ってくれませんか、というリクエストみたいな感じです。
木村拓哉さんの『HERO』が当時28歳で、今自分が同い年だと思うと、「まだ間に合う!」と言われている気がします。その時の良さがあると信じて活動するパワーをもらえますね。これからいくらでも輝ける。自分も、いま好きなもので魅せられるのではないかと思っています。
やることは見えているので、諦めずに準備をして、手応えを掴めるところまでやりたいなと思っています。決意と覚悟をもって、先に繋がるようなステージにしたいと思っているので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。1人でも多くの方に自分の想いを歌で届けられたら嬉しいです。
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