CEDAR Produce vol.10『逃亡』のメイ
ンビジュアル解禁 瀬戸宏、谷佳樹、
堤幸彦がアフタートークでゲスト出演

2023年7月26日(水)~30日(日)OFF・OFFシアター(下北沢)にて上演する、CEDAR Produce vol.10『逃亡』のメインビジュアル&アフタートークメンバーが公開された。
演劇ユニットCEDARの新作は、2000年に中国人初のノーベル文学賞を受賞した作家高行健(ガオ・シンジェン)の戯曲『逃亡』。1989年に六四天安門事件に着想を得て執筆された本作は、世界15か国24の劇団が上演。フランスでは特に人気で、5つの劇団が公演を行い、日本では3度目の上演となる。
そして、今回、メインビジュアルとともに、アフタートークのゲストが解禁となった。7月27日(木)には本作の翻訳で摂南大学名誉教授の瀬戸宏が『逃亡』の背景と題して、演出家の松森望宏と作品について熱く語る。7月28日(金)には第30回読売演劇大賞作品賞上半期ベスト5に選出された作品『わが友ヒットラー』でヒットラー役を演じた谷佳樹がCEDARの演劇について語る。7月30日(日)には映画監督や舞台演出でも活躍する堤幸彦が、自身の実体験も交え、1960年代から70年代の激動の時代を松森と語り合う。
瀬戸宏
谷佳樹
堤幸彦     (c)Yusuke Uchida(Ucci)
また、28日(金)、29日(土)には出演者によるクロストークも行われるので、チェックしておこう。
【あらすじ】
物語はとある共産国家での出来事。人々に慕われた一人の政治家が死んだ。追悼のために若者たちが広場に集まり始めた。
追悼集会は徐々に姿を変え、人々は政治の腐敗を声高にさけぶようになった。民主化を求めた若者たちのデモは、次第に大きくなっていった。ある夜、デモ鎮圧のために広場を包囲していた軍がデモ隊に発砲。銃弾は若者を貫き、革命への夢は暴力により打ち砕かれていった。青年(桧山征翔)と娘(希代彩)は銃弾を逃れ必死で逃走。逃げ込んだのは暗く湿った倉庫。そこにやってくる自称作家の中年(和田琢磨)。3人は死に直面しながら【生きている実感】とは何なのかをひたすらに考え求め続けていく……

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