みんな必ず、一度は通る道。
それが少年や少女であった時代。
歳を取るにつれて、昔の記憶はどんどん忘れていってしまうものだけれど。
幼い頃の、少年少女の頃の記憶は曖昧ではあっても
必ず心のどこかにあって忘れはしないものだなぁ、なんて事を思う。
なんでそんなに小さい頃の記憶を覚えていられるのだろう。
そう考えた時に、私の中では、
やっぱり人と関わった思い出が一番強く心に残るんだろうなって。

私の中の思い出。
お父さんと山登りをしたり、家族でスキーに行ったりした思い出。
友達と誕生日パーティーをしたりして遊んでいる思い出。
林間学校や移動教室の思い出。
いじめられた事や、友達と喧嘩してしまって今でも仲直り出来ていない思い出。
大切な人が天国にいった思い出。
沢山沢山ある。
沢山沢山思い出す。
どれも、一人じゃなかった。
良い思い出も悪い思い出も全部ひっくるめて、
誰かしら人と関わっていてつくられている。
一人でつくった思い出じゃない。
一人でつくれる思い出じゃない。
そう思うと、今までの自分をつくっているのは自分自身だけじゃないんだなぁって思った。
自分の中の物語の主人公はもちろん自分だけれど。
自分一人で生きているわけじゃないんですね。
小さい頃からこうやって今でも関われている人がいる事、
私の記憶の中にいる人って改めて凄いなぁ。なんて思ったのでした。
少女の頃につくった記憶を。
これからも大切にしていこう、そう思います。
ちなみに少女とは何歳までの事をさすのか調べてみたら。
7歳から18歳頃の女の子の事をさすとある辞書に書いてありました。
私の中では小学生くらいまでの子の事かなぁ、なんて思っていたのでちょっとだけ意外。
高校生になって少女、なんて言われた事もないし、
ちょっと恥ずかしい気もしてしまう。笑
でも、そう定義されて思うのは。
高校生の青春時代の記憶は絶対忘れないだろうな、と。
何より、友達に沢山囲まれて人と過ごしていた時間が長いのだから。
そして今この瞬間も、
この時間を大事な人と一緒に過ごした記憶は忘れないだろうなって思う。
…もう完全に少女ではない歳にはなってますが。笑
でもきっと、あと20〜30年後の自分から見たら、今の私は少女でしょう。
いつまでも、少女の心を忘れないでいたいと思ったのでした。
さて今日の一曲。
少女の話をしたので。
井上陽水さんの「少年時代」
…少女じゃないですね。笑
学校の音楽の教科書に必ず載っていた歌。
だから私にとってこの曲も大切な記憶の中にある一曲。
懐かしい気持ちになれる大好きな歌です。
是非聴いて下さい。
それでは、また。

著者:稚菜

OKMusic編集部

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