L→R GOD、SIZUKU

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【GOD&SIZUKU インタビュー】
曲のコンセプトというのは
昔から変わっていない

“神憑りなプロデューサー”ことGODとシーター波の歌声を持つSIZUKUのユニットが初となるアルバム『闇に負けるな光を取り戻せ!』を完成させた。その気になるタイトルや怪しげなジャケ写のことも含め、同作について語ってもらった。

レコード会社から
CD出しませんかと打診があった

アルバムのタイトルといい、6曲中3曲が“PEACE”をタイトルに掲げていることや、天使と悪魔をコラージュした写真の中に着物姿のふたりというジャケ写と、どこから質問を切り出せばいいのか迷うんですけど…。そもそもどんなビジョンがあって作った作品になるのですか?

GOD
そうなりますよね(笑)。もともと僕らふたりは20年以上前から一緒にやってて、CDは出していなかったんですけど、昔は“KAZUKI&SIZUKU”という名前で活動をしてたんです。で、このキャラクター(アーティスト写真でSIZUKUが持っているぬいぐるみ)の歌で、「いじけむしのうた ~アメ・ウメ・マンマー~ 」という曲を歌ってたんですよ。レイ・パーカーJrに言われて“Mars Baby”になったんですけど、前は“いじけむし”という名前だったんです。その曲がテレ朝の『銭形金太郎』という番組の「GOD貧乏」というコーナーに知り合いのボクサーが出た時に、全国放送で流れたんです。それでちょっと話題になり、いろいろなレコード会社から話が来てCDを出すことになったんですけど、結局はお蔵入りになってしまったんですね。その後、僕は作家活動をメインにするようになり、都市伝説系の連載作家になったんです。SIZUKUはソロだったり、徳川家公式ユニット『徳川姫殿劇団』の座長で“徳川静華”としても活動したり。
SIZUKU
どんな質問されたか分かってる?
GOD
分からない(笑)。

(笑)。アルバムが出るまでの背景でもあるので、そのまま語ってください。

GOD
あははは。でね、都市伝説系の連載が好調ってこともあり、レコード会社と相談した結果、話題作りをしたいのでGODとSIZUKUで新ユニットを組んでCD出しませんかと打診があったんですよ。このCDが売れない時代にそう言ってもらえるのってありがたいことじゃないですか。なので、“GOD&SIZUKU”というユニットを組んで、CDを出すことになったんです。しかも、テーマは都市伝説で。でも、一番のきっかけはラジオ関西の番組かな?
SIZUKU
昨年の10月から『GODの都市伝説RADIO』という番組をやってるんですけど、それがすごい人気なんですよ。で、私が“こういうラジオ番組が始まりますよ”みたいなことをツイートしたら、私のTwitterの名前が“SIZUKU(徳川静華)”になってることもあって、なぜか“大阪のラジオ局で徳川様が世の中の闇を話すぞ!”という感じで都市伝説好きの中でいろんな人にリツイートされて、世界緊急放送システムが流れるってことでたくさん拡散されたんです(笑)。でも、番組で主にしゃべってるのはGODだし、話すと面白いんで、徐々に“GOD説”ということで都市伝説好きに支持されるようになったんです。
GOD
最初1,000人しかいなかったTwitterのフォロワーが5,000人増えました(笑)。
SIZUKU
みなさん、闇の時代が終わって光の時代が来ることを願っているんですよ。GODって基本的に前向きなことを話してるし、はっきりと“そのためにはこうしないといけない!”ってことを言いきるんで、それもあって都市伝説好きの心を掴んだんでしょうね。なので、レコード会社の人が私だけじゃなくて、“GOD&SIZUKU”としてCDを出してみないかと言ってきたんです。うまくいけば都市伝説好きの人にも届くようにと。それでリード曲の「PEACE OF WINNER」ができたんです。他の4曲…「アルトマンの世界」「It’s a Future Land」「PEACE OF EARTH」「PEACE OF THE WORLD」はKAZUKI&SIZUKUの頃からあったもので、「愛するプレアデス」は以前に取材してもらった『第二回世界環境サミット』のテーマ曲として作ったものなんですけど、曲のコンセプトというのは私がGODと知り合った頃から変わってなくて、ずっと“平和”なんですよ。「PEACE OF WINNER」も都市伝説ソングみたいな歌詞になってますけど、願っていることは平和だし。だから、“闇に負けるな光を取り戻せ!”ということで、それをひとつのパッケージにしようと。
GOD
正直なことを言うと、最初はアルバムなんで12曲入りにする案も出たんですけど、さすがにそれだとスケジュール的に厳しいということから6曲にすることなり、曲はいっぱいあるからそれを出そうと(笑)。
SIZUKU
もちろん選曲はすごく考えたんですよ(笑)。だから、この6曲がベストなかたちだと思ってます。
GOD
「いじけむしのうた ~アメ・ウメ・マンマー~」がこぼれたんですよね…。
SIZUKU
それは趣旨が違うから(笑)。

なるほど。6曲中3曲が“PEACE”をタイトルに掲げていることだったり、アルバムのタイトルが指すものが理解できました。

GOD
“闇に負けるな光を取り戻せ!”というタイトルもありそうでないというか。

ここまでストレートに言いきる歌はなかなか珍しいですからね。今の時代ってSNSが発達しすぎて、ちょっとでも過激なことを言ったりすると炎上するから、なかなか言いきるってことがないので。

GOD
「PEACE OF WINNER」の歌詞には絶対に放送できないであろうフレーズがあったりしますからね。《君のイメージはB そこから先はTになれ》とあるんですけど、“B”はジョー・バイデンで“T”はドナルド・トランプのことなんですよ。分からない人にとっては…
SIZUKU
“B”は“Bad”で、“T”は“Truth”ととらえてると思うんですよ。

まさに! その質問も用意していたし、自分もそう思ってました。

GOD
あと、アメリカでは子供の誘拐が問題になってるから“アドレノクロム”という言葉が出てきたり。そういう際どいワードを意識して、ふんだんに盛り込んであるんですよ。でも、それらは僕の心の中だけのことであって、歌詞としては意識しないでもいいようになっているというか。“アドレノクロム”は薬品の名前でもあるし。

そもそもGOD さんはトランプ派なのですか? 正直言って自分の周りにいないので気になったのですが。

GOD
彼とは昔からの知り合いで、今回の選挙も応援したんですよ。

とはいえ、“B”は“Bad”で、“T”は“Truth”、《君のイメージはF 未来と共に輝いて》の“F”は“Future”と解釈して歌詞を読んでも意味が通るんですよね。

SIZUKU
だから、都市伝説好きの人がいろいろ勘ぐりながら聴いたら“あぁ、こういうことか!”となるかもしれないですね。
GOD
まぁ、“B”がバイデンで“T”はトランプのことだと思って聴く人はまずいないと思うし、それはそれで大丈夫です。フジテレビ系『魔女に言われたい夜〜正直過ぎる品定め〜』の5月度エンディングテーマにもなりますしね。

ということは、テレビでこの曲のMVが流れるわけですね。あの『機動戦士ガンダム』のようなSFチックな。

GOD
MVは真面目に作りましたよ。
SIZUKU
でも、あまり他にない感じですよね。
GOD
MVに虎が出てくるんですけど、トランプの赤い帽子を被ってますからね(笑)。
SIZUKU
そこがテレビで流れるんですよ(笑)。
GOD
そういうのがテレビ的に面白いからってことなんでしょうけど。初回限定盤のDVDに収録されるので、チェックしてもらえればと思います。あとは、なぜジャケ写が着物姿かってことですよね。
SIZUKU
レコード会社の人からインパクトのあるものにしてほしいと言われたんですよ。滑稽なものにしてほしいって。どうも私たちの存在が面白いらしくて…自分たちは普通だと思ってるのに(笑)。だから、着物だったり、『機動戦士ガンダム』に出てきそうな格好してたりするんです。
GOD
そういう面白さを望まれるんですよ。オンラインでアルバムのリリースイベントを3回ほどやったんですけど、アルバムを宣伝するイベントなのに歌も歌わないで、“GODと言えば都市伝説、パーソナリティーはSIZUKU”という感じのバラエティートークイベントになってしまったんです(笑)。なのに、レコード会社は喜んでましたからね(笑)。
L→R GOD、SIZUKU
アルバム『闇に負けるな光を取り戻せ!』【初回限定盤】(CD+DVD)
アルバム『闇に負けるな光を取り戻せ!』【通常盤】(CD)
L→R SIZUKU、GOD
GOD
SIZUKU
L→R GOD、SIZUKU

OKMusic編集部

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