遊助

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【遊助 インタビュー】
苦しいことを乗り越えた先には
楽しいパーティが待っている

俳優やタレントとしても活躍する遊助が、TVアニメ『マジカパーティ』のOPテーマ「マジ歌」を表題曲とする31stシングルをリリースする。バリエーション豊かな収録曲の制作秘話からマルチに活動する中で大切にしていることまで、じっくりと語ってもらった。

“次は何をしてくれるんだろう?”の
サプライズ感が遊助らしさだと思う

表題曲の「マジ歌」はTVアニメ『マジカパーティ』のOPテーマでEDMナンバーですね。遊助さん自ら作詞をされていますが、トラック選びや作詞をする際に大事にしていたことは何でしょうか?

『マジカパーティ』のOPテーマを依頼された時、実はまだアニメの台本が出来上がっていなくて、最初の段階では“魔法をかけて変身する”とか“絆”とかの骨組みしか分からなかったんです(笑)。でも、“パーティ感が欲しい”というのはアニメの制作サイドからリクエストがあったから、それに合うEDMのトラックを選んで。その上で、変身することで強くなって、周りの仲間との絆でさらに強くなっていくというストーリーを表現してみたらどうかなと、自分なりに考えて作り始めました。パーティチューンということで勢いに乗って書けたので、わりとスムーズにできたと思います。

作詞する過程で新たな情報が加わって、大幅に変わった部分もあるんですか?

7~8割はすでにかたちにしてあったから大幅には変わっていないですね。ただ、いつもだったら歌詞を書いてる途中で、“あぁ、言いたいことを全部言いきっちゃったな”って思うことがあるんですけど…“2番で使えるワードがねえ!”みたいな(笑)。でも、今回は行き詰まった時に、いいタイミングで絵コンテが出来上がってきたりして、“だったら、こういうことが言えるな”っていう新たなアイディアをもらえたので助かりました。

特にこだわった歌詞はどこですか?

何度も出てくる《マジ》にはこだわりが詰まっていますね。このアニメを観ている年齢層が小学生くらいということだったので、トラック選びやメロディーもそうですけど、みんなが口ずさみたくなるような、踊りたくなるような言葉選びをしようと思って。意味は分からなくても、つい言いたくなるインパクトのあるフレーズを意識的に散りばめていったんです。中でも、“マジ”っていう言葉は大人も使うし、親が使ってると子供はつい言いたくなっちゃうと思うんですよ。だから、今回は《マジ》を押していこうと思っていて。いつもは曲がほぼできてからタイトルをつけるんですが、この曲は“マジ歌”というタイトルが早い段階で見えていました。

ただ子供向けというわけじゃなくて、大人でも楽しめる楽曲ですよね。コーラスの《マジカイフォー!》も、ちょっとバブリーな感じがあって。

そうそう、平野ノラちゃんがやってるような80年代のイメージ(笑)。これは、子供たちがお父さんお母さんやおじいちゃんおばあちゃんと一緒に楽しんでくれたらいいなと思って入れました。そしたら、あとでアニメを観た時にキャラクターが“魔力解放(マジカイフォー)”と言ってて!

えっ、たまたま同じ台詞だったんですか?

分かんない。俺のほうが先に作ってたから、歌詞を参考にしたのかも(笑)。それはそれですげぇ嬉しかったです(笑)。

タイアップとしての側面もありながら、《暗い 狭い 茨の道を乗り越えて/未来 キラリ 輝く場所へ 扉開く》というフレーズなどは、長年芸能界で活躍する遊助さんだからこそ伝えられるメッセージだと思いました。

そこは特に自分らしい部分ですね。さっきも言ったようにアニメの展開が分からない状態の中、完全に自分の妄想で“きっとこの主人公はこういうふうに進んでいくだろうな”っていうストーリーを作り上げたので(笑)。実際のアニメの内容はともかく、これを聴いた子供たちが“苦しいことを乗り越えた先には楽しいパーティが待ってるんだ!”って思ってくれたらいいなと思って書きました。

遊助さんご自身はこれまでのアーティスト活動を振り返って、どんな時に新たな扉を開いたと思いますか?

今回の「マジ歌」のようなEDMも挑戦的でしたし、曲作り以外でも自分の予想通りになることってあんまりないから、毎日が扉を開けている感覚ですね。でも、予想を裏切られることも楽しいじゃないですか。自分自身もみんなの予想を裏切っていきたいと思ってるしね。あまりにも突拍子もないことをやっちゃうのは違うと思うけど、音楽にしても、バラエティーにしても、演技にしても、“遊助、次は何をしてくれるんだろう?”ってワクワクしてほしいから。そういうサプライズ感が遊助らしさだと思っています。

そういうふうに変わらずに大切にしている“らしさ”もありつつ、ご自分でデビュー当時とかなり変わったと思う部分は何でしょうか?

変わったところ? 逆に、俺、何が変わりました?(笑)

レコーディングのスピードは年々速くなっているとうかがいました。

あ~、確かに! 今回もめちゃくちゃ速く終わりました。他のアーティストの話を聴いてると、“そんなにかかるの!?”ってびっくりしますね。俺の場合、アーティスト以外の仕事もやってて、そこでのインプットが多いからなんでしょうけど。生産性のあるアーティストです、僕(笑)。でも、それ以外はあんまり変わらないんじゃないかな?
遊助
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OKMusic編集部

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