務川 慧悟(ピアノ)インタビュー~仏ロン=ティボー=クレスパン国際音楽コンクールの熱狂を聴かせる春のソロ・リサイタル
2019年11月、若手音楽家の登竜門として知られているロン=ティボー=クレスパン国際コンクール ピアノ部門が行われた。ファイナルでは6名のピアニストが、パリのラジオ・フランスでフランス国立管弦楽団と共演した。そこで、サン=サーンス作曲 ピアノ協奏曲 第5番「エジプト風」を演奏し、見事、第2位に輝いたのが、パリ国立高等音楽院に留学中の務川 慧悟(むかわ・けいご)。パリの聴衆を魅了した演奏の興奮が冷めやらぬ中、2020年4月9日(木)にソロ・リサイタルが浜離宮朝日ホール(東京)で開催される。務川は、東京藝術大学1年次在学時に第81回日本音楽コンクール第1位に輝き、その後も内外のコンクールで華々しく活躍、2014年からはパリ国立高等音楽院に在籍している。その務川に、パリでの学びやロン=ティボー=クレスパン国際コンクールでの経験、そして、今回のリサイタルに寄せる想いを語ってもらった。