須田祥子が語る ヴィオラ演奏集団「SDA48」~クラシックからロック、映画音楽まで、ジャンルレスに聴かせるコンサートの魅力とは
ヴァイオリンよりも少し大きなサイズのヴィオラ。艶やかながら渋さがあり、人の声域に近い音色は、耳に心地よい。その魅力を世に広めるべく、2013年、東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者で、日本センチュリー交響楽団の首席客演奏者を務めるヴィオラ奏者 須田祥子(すだ さちこ)の呼びかけで、世界的にも珍しいヴィオラ・アンサンブル「SDA48」が立ち上げられた。結成10周年を迎える今年、クラウドファンディングによる成功を受けて、セカンドアルバム『ヴィオラ・インフィニティ』をリリースした。来年1月8日(月・祝)には、11年目のスタートを飾るコンサートが紀尾井ホールで予定されている。クラシック音楽の名曲から、ロック、映画音楽まで、ジャンルレスなレパートリーを国内屈指の名ヴィオラ・プレイヤーたちのアンサンブルでお届けする。須田にSDA48結成の経緯からコンサートに向けた意気込みまで聞いた。