美空ひばり、生涯売上げ1億枚突破&アフリカ盆踊りに「川の流れのように」
第7回「日本レコード大賞」受賞曲「柔」をはじめ、「川の流れのように」「悲しい酒」など数々の大ヒット曲を放ち、平成元年6月24日に亡くなった国民的歌手・美空ひばりの<第82回 美空ひばり生誕祭>が5月29日、東京・台東区の浅草公会堂で開かれた。
1937年5月29日に神奈川・横浜市で生を受けてから今年で82年を迎え、ファン恒例の生誕祭を開催。同生誕祭は、第1部が、ナビゲーターに生前から親しかった作家でコメンテーター・神津カンナを迎え、美空ひばりの名曲のレコードを聴くトーク&レコード鑑賞会、第2部がビデオコンサートという2部で構成。約1,000人の熱烈なファンが詰めかける中、最初に美空ひばりの長男で、ひばりプロダクション社長・加藤和也氏が登壇し、「令和になり、これからの日本がますます皆さまとともに元気になっていってくれたら、うちのおふくろもきっと喜ぶのではないかなと思います。今年でうちのおふくろは82歳になります。もし生きていたらどうなっていたか…。今年もすてきな企画やイベントをいろいろと考えていますので、皆さまと楽しい1年を過ごさせていただきたい」と笑顔で挨拶した。