エンフォーサー「不朽のメタルアルバムを作ろうと意識した」
スウェーデンの若き正統派ヘヴィ・メタル・バンド、エンフォーサーの5thアルバム『ゼニス』が、4月26日に発売される。
前作『FROM BEYOND』にともなうツアーの後、曲作りや録音等の全ての行程に2年半をかけて完成させたのが本作だが、前作から4年以上の間隔が空くというのは彼らのキャリアを通じて異例のことだ。
「どんな限界も伴わない不朽のヘヴィ・メタル・アルバムを作ろうと意識した。新作は間違いなく、俺達が取り組んできた中で最も野心的なプロジェクトだ」──オロフ(VO、G)
今作では真骨頂であるスピード・メタル・ナンバー以外にも様々なタイプの楽曲が収められ、日本盤限定盤にはボーナストラックが1曲追加されている。
スウェーデンの中西部に位置するノルウェーとの国境に程近いアルヴィカ出身のエンフォーサーは、初期アイアン・メイデン、エキサイター、レイヴン、初期メタリカなどを想起させるスピーディーなヘヴィ・メタル・サウンドでデビューし、ほどなくして世界中のマニアの間で瞬く間に評判となった。2nd『DIAMONDS』発売時には日本ツアーも実現し、その若さみなぎるライヴ・パフォーマンスによって、新世代ヘヴィ・メタルの旗手としての地位をほしいままにした。