ニューアルバム『SOLOIST』がついに
完成。 ロックでアカデミック。大人
で純真。清春が歌う“人生の歌”――

全部自分の王道だし“清春節”みたいな
ものが入っている

――『SOLOIST』ついに完成おめでとうございます!

清春
ありがとうございます、もう話すことないんじゃないですか(笑)?


――いやいや、前回はまだ8曲のラフミックス段階でしたし(笑)。最初に新作制作の発表があったのが昨年5月で。その時は10月発売予定で、その後12月からのツアーが始まるまでには、となり、結果3月30日のリリースとなりました。

清春:
とても間に合いませんでしたねぇ。ツアーが終わって、綺麗な形で出ますね(笑)。


――制作において、清春さんが一番時間をかけている部分はどこなんでしょうか。

清春:歌うこと自体はそんなに時間はかかってないんだけど、選ぶことと、確認が…。全てはニュアンスなんですよ。


――以前、「僕の歌って密かにコブシが細かく回っているというか、音符が1個の音符の中で結構動いているので、そのニュアンスが難しい」と言っていましたよね。

清春:
そうなんだよね。ぼんやり聴いていると音は合っているんだけど、よく聴くと外れていたりすることがあって。自分で歌っておきながら、それを僕とエンジニアの二人で“清春さんの歌”対策をするんです。ある程度選ぶ時のことを考えながら歌ってはいるんですけど、難しい…手が届くか届かないかという微妙なところがあるんですよ。自分の気に入る音程に届いていれば、変な話、どういう曲でもいいんですけど、届かない場合がすごく悔しい、歯がゆいですね。


――レコーディングは早々終わっていても、最終形になるまでに時間がかかっているんですね。

清春:
オケもみんな上手いので時間はかからないし、歌入れよりはエディット作業だね。


――12月に13曲中10曲の期間限定ストリーミングがあり、ツアーのスタートと同時に2曲先行配信(「EDEN」「ナザリー」)、ツアーが終了してリリースという流れになりました。一般的にはリリースしてからツ...

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Vif

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