10周年を迎えるSCREWが、とびきり豪
華なベストアルバムを完成させた。
『Brilliant』と名付けられた光り輝
く62曲が映し出す、彼らの10年の歴史
を紐解く。

1年1年勝負してきた結果、10年というと
ころまで辿り着いた(鋲)

――まずは10周年おめでとうございます。

全員:
ありがとうございます。


――10年間をどう振り返りますか?

ジン:
長かったですね。でも気付けばというより、よく続けて来られたなという気持ちのほうがデカいです。スムーズな10年ではなかったので(笑)。山あり谷あり、紆余曲折しつつもここまで続けて来られたのは、支えてくれている関係者の方やファンの皆さんの…

鋲:
固いねぇ(笑)。

全員:
(笑)

ジン:
固いかな(笑)。でも、本当にそう思っていますからね! 自分たちの力だけでは辿り着けなかった10年だったと思いますし。

鋲:
僕は逆に「気付けば10年」ですね。活動を止めずにやってきたから1年1年が本当に濃厚で、時間が経つのがすごく早かったです。例えば、10年を目指してバンド組んでやっていたとしたら長く感じたと思うんですけど、うちは1年1年勝負してきて、その結果10年というところまで辿り着いたと思います。

和己:
僕も気が付けば10年ですね。


――中でも印象に残っていることはありますか?

和己:
やっぱり二人のベーシストの脱退(ゆうと/2009年、ルイ/2014年)です。脱退のたびに、またゼロから頑張っていこうという気持ちになっていたので。特に最初の脱退は、初めてメンバーが減るわけだから大変だったんです。でも、今のこの4人でいる時間の方が長いような感覚があるんですよ。去年1年間のほうが過去の9年間よりも凝縮されている気がするし。

マナブ:
僕も気付いたら10年という感じです。常に何かしら作業があって、「いつまでにあれをやらないと!」「あー時間ない!」って、ずっと思っていた気がする(笑)。だから時間が過ぎるのが早かったですね。


――多忙な皆さんらしい言葉です。ところで、このタイミングでベストを出すというのは、以前から決めていたんでしょうか。

ジン:
去年決まったんです。これまでベストというものを...

アーティスト

Vif

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