ミッツ・マングローブが“ミッツ・マングラッチェ”としてイタリア進出

ミッツ・マングローブが“ミッツ・マングラッチェ”としてイタリア進出

ミッツ・マングローブ、装いも新たに
“ミッツ・マングラッチェ”としてイ
タリア・デビュー

今年3月にシングル「若いってすばらしい」で歌手デビューしている女装家のミッツ・マングローブが、装いも新たに10月5日(水)Mitz Mangrazie(ミッツ・マングラッチェ)名義で配信限定シングル「彼とお月様〜Notte di Luna〜」を日本とイタリアでリリースすることを発表した。

デビュー曲「彼とお月様〜Notte di Luna〜」は、イタリア人アーティスト Renato Carosone(レナート・カロゾーネ。1921年生まれ。ナポリ出身。屈指のシンガー・ソングライターで、バンド・リーダー。ピアニスト、作詞家としても活躍)により1956年に発表された「Tu vuo fa' l'americano(トゥ・ヴォ・ファ・ラメリカーノ)」のカヴァー。実に50年以上前の楽曲に目を付ける辺りがまた興味深い。
原曲「Tu vuo fa' l'americano」は、実は昨今世界規模で盛り上がりを見せており、イタリア人のDJユニット、YOLANDA BE COOL&DCUP(ヨランダ・ビー・クール・アンド・ディー・カップ)が同曲をサンプリングし、2009年「We No Speak Americano」としてリリース。“パッパラ☆アメリカ〜ノ”なるキラー・ワードが見事に浸透し、イタリアは勿論、イギリス・ドイツ・オランダ・スウェーデン・アイルランド・ベルギー・デンマーク・オーストラリアなど、世界22カ国で1位を獲得。しかも海を渡ってアメリカでは、HIP-HOP界の“盛り上げ番長”ことPITBULLが「Bon Bon」でサンプリングし、大ヒット。そして今も尚輝きを放ち続けている。

そんなレトロ・モダンなビッグバンド・サウンドであり、脅威のフロア・チューンにまで進化を遂げた「Tu vuo fa' l'americano」を、Mitz Mangrazieはデビューに際し、大胆にも“昭和歌謡”と“ダンス・トラック”のクロス・オーバーでカヴァー、ジパング仕様に昇華させた。しかも、楽曲タイトル「彼とお月様〜Notte di Luna(ノッテ・ディ・ルーナ)〜」に見受けられる通り、“お月様と男の子の恋”を情緒豊かに表現し、西田佐知子は「コーヒー・ルンバ」さながらにストーリーテリングされた日本語詞をつけ、新たな解釈で送るというから面白い。

激しくアッパーで、どこかセクシー。なんとなくチープなレトロさが、ノスタルジックな別世界へと誘うこの曲、10月5日(水)着うた(R)配信とイタリアでの音源配信がスタート。翌週12日(水)からは着うたフル(R)とPCフル配信がスタートする。
またリリースに先駆け9月20日(火)にオープンした特設サイトではミュージック・ビデオを公開している。

【Release Information】
配信限定Single「彼とお月様〜Notte di Luna〜」
2011.10.05(wed)/着うた(R)配信Start&イタリアでの音源配信Start
2011.10.12(wed)/着うたフル(R)・PCフル配信Start

【Topics】
Mitz Mangrazie特設サイトがオープン!
「彼とお月様〜Notte di Luna〜」Music Videoや歌詞もご覧頂けます。
URL:www.mitzmangrazie.com/

OKMusic編集部

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