平井堅ツアーファイナル、ダンサー引き連れてのパフォーマンスも

平井堅ツアーファイナル、ダンサー引き連れてのパフォーマンスも

平井堅ツアー閉幕 “炎、銀テープ、
バズーカ発射”などド派手演出

平井堅が8thアルバム『JAPANESE SINGER』をタイトルに掲げ9月よりスタートした全国ツアー<KEN HIRAI Live Tour 2011 JAPANESE SINGER>が、11月30日大阪城ホールでついに最終日を迎えた。
デビュー16周年に突入し、ドーム公演などの歴戦をくぐりぬけて来たにも関わらず、開演前の楽屋ではデビュー当時と変わらずド緊張するという平井堅。また、3.11の震災を境に歌手としての自らの役割を改めて自問自答し続けてきた中、迎えた今回のツアーは、多くの人々の前で歌う事に対する責任感をより一層強く感じていたという。

最終公演では、今年最高の平均視聴率を叩き出したドラマ『JIN-仁-』の主題歌「いとしき日々よ」から始まり、壮大なバラードで会場の涙を誘った後は一転、MCで「人間の3大欲求である”性欲”を歌った”大人のエロスパート”」への突入を宣言。濃厚かつ官能的な楽曲の数々を連発し会場を艶やかなムードに包み、続いてはアコースティック・セットでお馴染みの“Ken’s Bar”スタイルで、アメリカの9.11テロ以降に制作した「Missin' you 〜It will break my heart〜」、「LIFE is…」などを歌唱。
その後再びバンドセットに戻り、「瞳をとじて」「アイシテル」「哀歌(エレジー)」など映画主題歌でおなじみの名作バラードのオンパレードでファンを魅了した。

衣装チェンジを終え、今度はダンサー6人を引き連れながら再び登場した平井堅は、ラテン調の「Missサマータイム」、「POP STAR」などを自らダンスを織り交ぜながら歌唱。
さらにステージ上を赤く染める炎や会場を舞う無数のバルーンや銀テープ、そして極めつけは平井堅自身がブッ放すバズーカ砲(弾丸はプレゼントのTシャツ)などの特効、阪神タイガースのマスコットキャラクター“トラッキー”と“ラッキー”までが登場するといったド派手な演出の数々で度肝を抜いたが、本編ラストは平井堅の真骨頂であるバラード・ナンバー「僕は君に恋をする」でしっとりと、アンコールでは3.11の震災後に書き下ろした「あなたと」をピアノで弾き語りで披露し全19曲・約2時間30分にわたるステージの幕をおろした。

そしてこの最終公演当日に発表となったNHK紅白歌合戦へ3年ぶり7度目の出場が決定し、お茶の間からライヴ会場までを魅了する“歌バカ”平井堅2011年の活動はまだまだ続いていく。

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OKMusic編集部

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