始動から1年。2枚同時リリースシング
ル『GAMUSHARA』&『WHITE DUST』が
映し出すThe THIRTEENの今――。

今は始めた頃の不安が一切ない(真緒)

――前回はSadie活動休止から1年、今回はThe THIRTEEN始動から1年というタイミングです。前回の取材時点では、リリース後に全国ツアーに出て、ようやくスタートすると言っていましたが、実際ツアーと様々なイベント出演を経て、いかがですか?
美月:これまでは、もちろん楽しむ気持ちでやっていましたけど、どこかで考えながらというか、まだ自分が追いついていない感があって。1ツアー回らせていただいて、ようやく色々なところを見ながらライブができるようになりました。ユニットですけど、ライブではバンド感というものが見え出してきた時期で、kazuさん(B)やRyoちゃん(Dr)のタイム感もわかってきたので、今すごく純粋にライブが楽しいです。

――あの頃は、上手ギターとしてどこまでプレイに徹して、どこからもっと見せなければいけないかというのが、探り探りちょっとずつ見えてきたと言っていましたよね。
美月:あんまり考え過ぎたらあかんのかなっていうのが、数をこなしてきたからこそわかってきて、やっとフラットになりつつあります。変な意味での、ギタリストギタリストしなきゃっていう感覚はなくなりましたね。
真緒:1年目は色々なことが手探りになるだろうなとは思ったし、なにぶんライブでは5人が4人になって、シングルギターですし、曲調もSadieとは全然違うものを作り上げているので、色々な葛藤や戸惑い、不安があった1年だったんですけど、やっと色々な意味で吹っ切れました。今は何を楽しむべきかというのを優先してライブができるようになったので。ライブがしたいモードとしたくないモードってあるんですよね。お客さんに対しては失礼な話かもしれないんですけど、人間なので浮き沈みがやっぱりあって。そういう中でも、今はすごくライブがやりたいですね。自信を持ってライブができるモードに入っているので、今

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