L → R KISHOW(Vo)、e-ZUKA(Gu)

L → R KISHOW(Vo)、e-ZUKA(Gu)

【GRANRODEO】
歌詞でならあふれる愛の言葉、
音楽に偏愛してる!

その場でアイデアが次々と
さすがの発想だぜ、キーやん!

あと、カップリングが2曲入る予定とのことで。今日(3月8日昼)の時点で、まだ聴かせてもらってないんですけど…。

KISHOW
あ、1曲は今日このあとに録ります。タイトルは“桜色第2ボタン”にしようかなって。どうですか?

AKB48とかアイドルの曲ですか?(笑)

KISHOW
いや、マジです。少女マンガっぽいけど(笑)。
e-ZUKA
そもそも、春の曲を作ろうというのがあって。卒業、進学、上京、新生活、別れと出会い…そういうものをテーマにした、前向きになれるような曲だから何かいいかも。

GRANRODEOで夏の曲はたくさんありますけど、春の曲は今までなかったのでは?

KISHOW
なかった。それに、ファンは十代とか学生が多いので、そういうリスナーに響くものになればいいなと。

で、今歌詞をもらって読んでるんですけど…なるほど、歌詞にもしっかり《第2ボタンの輝き桜色》と出てくる。

KISHOW
そうそう。そこは、昨日書いたんです! そうしたら《第2ボタンの輝き桜色》というフレーズが、自分ですごい気に入っちゃって。さすがの発想だぜ、キーやん! これはなかなか出ないよ!…と(笑)。《第2ボタンの輝き桜色》ということは、まだ第2ボタンは付いてるんです。好きな子がいたけど、第2ボタンをあげることができなかったという深読みもできるし。《桜が舞い散る》みたいなベタなフレーズを一切使わず、言葉だけでここまで想像させる…と、自画自賛だったわけで。でも、今、《第2ボタンの輝き桜色》って言葉にしていたら、ちょっと恥ずかしくなって来たな〜(笑)。

でも、インパクトがあっていいと思いますよ!

e-ZUKA
“桜色第2ボタン”ってバンドもいそう(笑)。

歌詞の冒頭で坂道が出てきますが、これは学校の風景の定番ですごく想像が広がると思いました。

KISHOW
そういう、最大公約数的な風景を入れたかったんです。坂道を自転車で登って学校にいくとか、きっと誰もが絵を思い浮かべるじゃないですか。それぞれの思い出の風景に当てはめられるものがいいなと思って。

今聴かせてもらったら、曲は温かい感じかなと。

KISHOW
そうですね。でも、まずは「桜色」に集中しなきゃと思って、まだちゃんと聴いてないので(苦笑)。
e-ZUKA
「僕たちのAnniversary 第二章」みたいなね(笑)。『ネオロマンス」』というゲームのシリーズがあって、13年くらい前かな? イベントでキャストたちが歌う用に「僕たちのAnniversary」という曲を書いたことがあったんです。そのイベントには僕もバックバンドとして出ていて、最後にそれを歌うとすごく感動的になって、いいなっていう印象があって。そういう曲をやりたいなと思って作ったんです。

「僕たちのAnniversary」に似てるのですか?

e-ZUKA
若干ね。でも、「僕たちのAnniversary」も僕が作ったんで、僕がいいんだから何の問題もありませんっ!(笑)

カップリングはもう1曲あるそうですけど。

e-ZUKA
じゃあ、今聴いてみる?

(スタッフがPC を取り出し曲を聴き始める)

KISHOW
…これ、イモ欽トリオじゃん!(笑)
e-ZUKA
いや、ジューダス・プリーストの「エレクトリック・アイ(復讐の叫び)」だよ!…って、何人分かるかな(笑)。

打ち込みのハードロックみたいな?

e-ZUKA
イントロはフザけてるっぽくも聴こえるけど、でもカッコ良いというのを目指してて。これはまだ分からないけど、できたものを誰かに渡して、エディットしてもらおうかなと思ってるんですよ。そうしたらもっとトランスっぽい感じになる。

トランスとメタルの融合は、海外で流行ってますね。

e-ZUKA
日本でもそういうバンドいるし。弊社のプロデューサーに毎回言われちゃうんですよ。“もっと新しい感じを”って。だけど、今回の3曲は何も言われてない。ってことは、自然と新しさを採り入れる気持ちになってるのかも。

さて、「偏愛の輪舞曲」「桜色第2ボタン」と来て、3曲目は どんなタイトルになるのか?

KISHOW
今思い付いたけど“Y.W.F”ってどうかな? ミッシェルガン・エレファントに「G.W.D」って曲があって、“がなる、われる、だれる”の略なんですよ。その方式で“Y.M.F”は“よい子、悪い子、普通の子”っていう。
e-ZUKA
(笑)。
KISHOW
歌詞には出てこないけど、裏メッセージとしてあるみたいな。思い付きにしてはなかなかいいかも!

さすが、キーやん!

「偏愛の輪舞曲(ロンド)」2013年04月17日発売 Lantis
    • 初回限定盤 (DVD 付)
    • LACM-34066 1800円
    • 通常盤
    • LACM-14066 1300円
GRANRODEO プロフィール

グランロデオ:“KISHOW”こと声優でヴォーカリストとしても注目されている谷山紀章と、メロディアスな曲からハードなギターサウンド曲までアニメーション音楽に幅広く楽曲を提供し、ギタリストとして活躍中の“e-ZUKA”こと飯塚昌明のふたり組ユニット。2005年11月のデビュー以来、HR/HM調の楽曲を中心としつつ、ポップスやフォークなど多彩なジャンルを取り入れた楽曲を発表し続けている。GRANRODEO オフィシャルHP

OKMusic編集部

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