【LACCO TOWER】『LACCO TOWER ワン
マンツアー2013【独想演奏会 東京編
~「続・短編傷説」発売記念~】』2
013年7月21日 at LIQUID ROOM ebisu
目がくらむような照明に包まれ始まった「柘榴」。“ようこそみなさん”(松川ケイスケ/Vo)と、挨拶もそこそこに攻撃的な楽曲で会場を熱気の渦に巻き込んだと思いきや、ロックバラードを響かせLACCO TOWERの多彩な面を見せつける。さらに歴代ギタリストをひとりずつステージに招いての「夕凪」(with和真)、「後夜」(withホリ)というスペシャルなセッションに、懐かしむメンバー、驚きに沸く観客…全員が笑顔にあふれていた。ステージは5人に戻り、続く曲は和真脱退直後につくられた「白」。同曲の《4つが3つに 3つが5つに》というフレーズと、バンドの歴史を表しているような演出にドラマを感じた。そして、「花弁」からはメンバーがステージ上を駆け回ってアップチューンを繰り出し、会場も負けじと拳を突き上げる中、儚さを含みながらも希望を抱かせてくれるような「灯源」で本編が締め括られる。会場内が“ラッコ!”コールで沸き上がり再びメンバーが登場すると、松川がホリのギターを持ち、「弥生」を披露。再び“ラッコ!”コールで沸いたダブルアンコールでは“本物を見せようか”と松川が言うと、愛らしいラッコが和真とホリの手を引いて現れ、バンド7人(+ラッコ)の「ラッコ節」で祭りのような活気であふれさせる。最後は11回締めで最高の11周年記念日を締め括り、LACCO TOWERの12年目の幕開けを飾った。