雅楽楽器の“笙”がソフトウェア音源
化、Virtuoso Japanese Series第四弾
「SHO」

雅楽の三管のひとつ“笙”がついにソフトウェア音源化、Virtuoso Japanese Series第4弾として「SHO」が登場した。3月20日まで15% OFFのイントロ価格で提供される。
笙は17本の竹管を持つ姿から鳳笙(ほうしょう)とも呼ばれ、その音色はまるで“天井から降り注ぐ光”とも。そんな笙を世界初とも言える本格的なサンプリングで実現した「SHO」が、十三弦箏、津軽三味線、尺八のソフトウェア音源をリリースしてきたSonica InstrumentsのVirtuoso Japanese Seriesの第4弾としてラインナップに加わった。
笙演奏家の石川高氏による演奏を丁寧に録音。笙の全15本の竹管の単音と11種類の和音を個別に全奏法で収録(笙の竹管は全部で17本あるが、実際に音が出るのは15本)、雅楽から現代音楽までさまざまな音楽シーンで活用可能だ。
笙の演奏手法を分析し、インストゥルメントモデルを開発。笙特有の和音演奏(合竹)と単音演奏(一竹)を自由に組み合わせて演奏できるようになっている。また、本物の笙と同じ配列の指使いで和音や単音程を指定して演奏できるモードを用意。雅楽特有のピタゴラス律のほか、平均律や自由な音律を設定できるスケールチューニングを装備し、古典音楽からコンテンポラリーまで対応する。
▲延々と続く持続音が特徴の笙の音色に、息づかいによる多彩なアーティキュレーションで自然に変化させることが可能。


音が途切れることなく、多彩なアーティキュレーションに変化させながら演奏できるキートリガーコネクション機能や、無段階かつ自然に音色変化を加えるエクスプレション・コントロールも搭載。演奏者の人数を3人まで増やせるEnsembleセレクター搭載で、雅楽管絃での合奏にも対応可能だ。
収録はマルチマイクで行われており、専用Mixerを用いてDirect、Overhead、Room、Stereo Mixを個別にミキシングして音作りができるのもポイント。24bit/96kHzで録音された生々しく繊細なサウンド(製品は24bit/44.1kHzで収録)を、存分に生かせる仕様となっている。なお、SHOの使用には、Native Instruments Kontakt 5.4以上(Full版)が必要になる。
▲音律を設定できるスケールチューニングやマルチマイク収録を生かしたミキシング機能も搭載。
製品情報


◆SHO

イントロ価格:25,330円(税込) ※2018年3月20日まで

通常価格:29,800円(税込)

発売日:2018年2月22日

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