【photo-gallery】石川智晶、視覚で
振り返るART&MUSIC「真夜中の100の
嘘」篇

石川智晶が一年を通し、春夏秋冬の4回公演で取り組んだコンセプトライブ<ART&MUSIC>。最終公演となった冬公演「真夜中の100の嘘」はこれまで3の公演で積み上げてきた実験の集大成と、さらに新たな要素への挑戦が同時に楽しめる公演となった。
空間演出はマンタム、衣装デザインは市川大輔。約三ヶ月に一回の公演ペースで石川智晶との絶妙な相性の良さを示してくれたこの取り合わせも、次に観られるのはいつのことになるだろうか。最終公演の写真掲載にあたり、これまでの春夏秋公演の写真もぜひ見返してほしい。全公演を通しで見た時、また新しい発見もあることだろう。
■2017年12月18日(月)ART&MUSIC「真夜中の100の嘘」

最終公演では、屋根裏部屋と時計のイメージでステージング。屋根裏部屋の窓から外の木の枝が入ってくるようにホンモノの木をステージ上から吊るす。また振り子の動きの要素をもったマンタム氏作品も中央に設置され、ステージに石川智晶以外の動きをもたらした。時間の概念に捕われない「時間」。最終公演でも白い階段は異質に存在する。
この公演の中盤では衣装を担当する市川大輔氏が「もう一人の石川智晶」というコンセプトでファンションショーを繰り広げる。5人のモデルさん達が「真夜中の100の嘘」のステージの上で、石川智晶の曲の中で歩くその姿はまさにもうひとつの世界で生きる石川智晶であり、パラレルワールドを目の前で感じることができた試みであった。
<ART&MUSIC>は今後もより進化するものとして、石川智晶の中ではまだまだ新しさを求めているようだ。2018年にも更に演出力を高め観客に提供できるよう上質なものを追い求めている。
石川智晶<ART & MUSIC>


会場:Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE

開催日:

[春] 2017年3月21日(火)「螺子巻く少女 夢うつつ」

[夏] 2017年6月19日(月)「和鈴が鳴らす雨の夜」

[秋] 2017年8月21日(月)「忘れられた実験室 教授と猫の平日の有様」

[冬] 2017年12月18日(月)「真夜中の100の嘘」

石川智晶LIVE<裏窓からみえるモノ201
8〜終盤のシークエンス>

2018年4月7日(土)日本橋三井ホール

17:00開場 18:00開演
■チケット特別販売(TICKET DELI

2月14日(水) 18:00〜 3月22日(木) 23:59

http://ticket.deli-a.jp/chiakiishikawa201804-barks/

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