ALSを患っていた元フォビドゥン/ネ
ヴァーモアのティム・カルバート、死

フォビドゥンやネヴァーモアで活躍したギタリスト、ティム・カルバートが4月30日、亡くなった。ALS(筋萎縮性側索硬化症)を患っていたという。まだ52歳だった。
カルバートの家族がFacebookを通じ訃報を伝えたのにつづき、フォビドゥンのクレイグ・ロシセーロ(G)は以下のような声明を発表した。「悲しいなんてものじゃない。たったいま、ティム・カルバートが亡くなったと聞いた。彼がここしばらく侵襲性の強いALSと闘っていたのを知っている人もいただろう。彼の望みにより公にはしていなかった。一緒にいること、音楽を作ることがものすごく楽しかった偉大なソングライター、ミュージシャン、ギタリストが逝ってしまった。ティムの才能は、彼が俺らと制作した3枚のフォビドゥンのアルバムの中で永遠に生き続ける。Rest in Peace ティム」
カルバートは1990~1997年フォビドゥンに在籍。セカンド『Twisted Into Form』(1990年)、『Distortion』(1994年)、『Green』(1997年)の3枚のアルバムでプレイし、その後、ネヴァーモアに加入し、『Dreaming Neon Black』(1999年)を制作した。
元ネヴァーモアのギタリスト、ジェフ・ルーミスも「親愛なる友人で元バンド・メイトのティム・カルバートが亡くなったと知り、今日は本当に悲しい日だ。彼は素晴らしいギタリスト、ソングライターだっただけでなく、飛行への愛と情熱に従い、操縦士にもなった。今日にいたるまで、僕は彼の成し遂げてきたこと全てに圧倒されている。ALSは酷い病気だ。僕の友人をあまりにも早く奪い去った。安らかに、ティム」と、その早すぎる死を偲んだ。
合掌。
Ako Suzuki

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