キース・ムーン、ビーチ・ボーイズに
「加入したい」と手紙で直談判

ザ・フーのフロントマン、ロジャー・ダルトリーは以前、バンド・メイトだったキース・ムーン(Ds)はビーチ・ボーイズの大ファンで、「もしビーチ・ボーイズに加入できるチャンスがあったら、キースはザ・フーをやめていただろう」と話していたが、キースは実際、ビーチ・ボーイズへ手紙を送り、彼らのドラマーにして欲しいとお願いしていたそうだ。
『Contact Music』によると、ビーチ・ボーイズのマイク・ラブは水曜日(6月13日)、ロンドンで開催した新作『The Beach Boys With The Royal Philharmonic Orchestra』のリスニング/Q&Aセッションで、こう明かしたという。「彼(キース・ムーン)は、僕らのドラマーになりたいって手紙を送ってきた。でも残念ながら、デニス・ウィルソンが僕らのドラマーだった。デニス、ブライアン(・ウィルソン)、カール(・ウィルソン)、アル(・ジャーディン)は許さなかっただろう」

ダルトリーは2009年、オーストラリアの『Courier Mail』のインタビューで、「ビーチ・ボーイズに加入できるなら、キースは喜んでザ・フーを離れていただろう。俺らのキャリアが頂点のときでさえ、ビーチ・ボーイズが落ち目でザ・フーが世界一ってときでさえ、もしビーチ・ボーイズがドラムをやってくれって頼んできたら、彼はそうしていただろう」と話していた。

Ako Suzuki

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