けやき坂46、湘南乃風、Suchmosなど
6月中旬リリースの作品9作を紹介
初のアルバムは既存曲10曲に加えて、3形態に計18曲の新曲を収録したボリューミーな内容。各形態共通の新曲でリード曲となる「期待していない自分」は楽し気な青春の裏側を歌っているような、夢と現実の狭間で揺れる気持ちが描かれている。現在4万5,000人規模のツアーを開催中と、今勢いに乗る彼女たちのプライドと冷静さが掛け合わさった清々しくも頑なな今作は、ぜひ3形態併せてゲットしてほしい晩品です!
TEXT:千々和香苗
TEXT:千々和香苗
シティ感にあふれながら、ただポップなだけじゃないSuchmosが1年振りにミニアルバムをリリース。新たなキラーチューン「808」、ゴスペル風のバラード「ONE DAY IN AVENUE」を含む全7曲。芯に黒っぽいグルーブを持ちながら、80’s調のニューウェイブなファンク、モダンなギターロックサウンド、レゲエも装い、ポップなだけの連中に差を付ける。7分を超える「VOLT-AGE」に顕著で大陸的なグルーブが頼もしい。
TEXT:山口智男
TEXT:山口智男
チャットモンチーのトリビュート盤にも参加した大阪出身のガールズ3ピース、Hump Backによる1stシングル。斜に構えず小難しくしないピュアな青さはHi-STANDARDを彷彿させ、バンドサウンドも真っ直ぐエネルギッシュに映えている。表題曲での《馬鹿みたいに空がキレイだぜ》のような砕けた歌いっぷりが自然と似合う。歌詞には悔しい経験をしてきたゆえの強度と哀愁がキラリ。さらに躍進しそうです!
TEXT:田山雄士
TEXT:田山雄士
9月2日をもって活動休止することを発表した、それでも世界が続くなら。孤独や劣等感の中から生み出される篠塚将行(Vo&Gu)の言葉と、ギターノイズを活かしたグランジサウンドでリスナーの胸を打ってきた彼らが、2011年の結成時から現在までの軌跡を記録したベスト盤をリリースした。新曲「Re:僕がバンドを辞めない理由」はバンドの集大成であり、この音楽がリスナーの耳元で鳴りやまないことの証明だろう。
TEXT:千々和香苗
TEXT:千々和香苗
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