丘山晴己。3/7から「スーパー・ソウルフル・ミュージカル ウィズ ~オズの魔法使い~」に出演。撮影:増田慶

丘山晴己。3/7から「スーパー・ソウルフル・ミュージカル ウィズ ~オズの魔法使い~」に出演。撮影:増田慶

世界で通じる肉体美に、ジムは不要!
? 丘山晴己、注目イケメンパフォーマ
ー・インタビュー【写真満載】

素晴らしい肉体美のビジュアルでも話題を呼んだ、今注目のパフォーマー・丘山晴己。3/7からミュージカル『ウィズ~オズの魔法使い~』に出演。日本舞踊からヒップホップ、バレエやラテン、さまざまなジャンルのダンスをこなすその背景から、アメリカでチャレンジする魅力、恋愛話までたっぷり聞きました!!

昨年末、ブロードウェイでのショー『The Illusionists(ザ・イリュージョニスツ)』に出演という日本人初の快挙を成し遂げ、今年3月からは宮本亜門さん演出のミュージカル『ウィズ~オズの魔法使い~』に出演。
【フォトギャラリー全20枚】丘山晴己の、香り立つ肉体美の写真
素晴らしい肉体美のビジュアルでも話題を呼んだ、今注目のパフォーマー・丘山晴己(きやま はるき)さん。日本舞踊からヒップホップ、バレエやラテン、さまざまなジャンルのダンスをこなすその背景から、アメリカでチャレンジする魅力、恋愛のお話までたっぷり伺ってきました!
――まずは『The Illusionists』に出演した感想をお願いします。
思った以上に、ショー自体の反響がすごく良くて。ブロードウェイの伝統的なショーばかりだった中に、今回のコンテンポラリーなショーが入ったことで、とても面白かったという反響が多かったです。僕自身もすごく楽しんでできたというか、夢の一つだったので、叶えられて嬉しかったですね。
――今回の『ウィズ』は、宮本亜門さんと森雪之丞さんが組んだ4作目で、増田セバスチャンさんが舞台美術を手がけるなど話題の舞台ですが、楽しみなところはどこでしょうか?
この舞台は再演なのですが、昔からある『ウィズ』という作品が新しく生まれ変わっていて。セバスさんの舞台美術で、すごく明るいポップな美術館のようなセットなんです。
本当におとぎの国に入ったようなメルヘンチックな世界の中で、亜門さんの演出だったり、出演者の皆さんが演じていくと、新しい感じのショーになるかなっていうのはあります。動かない美術が動き出すみたいな感じですね。再演ということで、前回よりもディープに、もっと面白くなっていると思います。
――『ウィズ』での丘山さんの役どころと、観て欲しいポイントを教えて下さい。
西の悪い魔女のイブリーンがドロシーたちを捕まえに行くという流れで、悪い組織“モンキー”のリーダー役です。ごついリーダーなんですが、ウィズの世界の中で最も恐れられているイブリーンと対等に向かい合える強さ、貫禄を出していければと思っているので、そこを観ていただきたいです。
その後にですね、スクリーンに投影した映像と一緒に合わせて踊ったりする演出があるので、そこも見どころです!
――以前「ウレぴあ総研」の記事で、インパクトある肉体美のビジュアルに注目して紹介させていただきましたが、肉体を作りあげるうえでしていることはありますか?
ジムには一切行かない!? この肉体を作る秘けつ
僕はジムに一切行かないんですよ。
――そうなんですか!?
仕事の中で、女性を持ち上げたりするリフトが得意なんですが、外国の方は日本人の女性より筋肉量も多くて骨も太い。同じ背丈や体型だとしても、1.5倍くらい大きいんです。なので、リフトをしていたら勝手に筋肉がついていて、鏡を見て驚きました(笑)。もちろん合間とかで腹筋などもするのですが、ジムには行きません。
あと肉体を作るには機械に頼らず、アナログが一番続くし、気持ち悪い筋肉がつかないと思います。日々、女性を持ち上げるとか(冗談)。
――ダンスする場合、筋肉がつきすぎてしまうと、踊りにくかったりしないのですか?
それはその通りで(汗) 以前、とにかくプロテインをガンガン飲んで鍛えていたら、脇を閉められないくらい筋肉がパンパンについて、キレイに踊れなくなってしまって。今は反省して、シルエットにも注意して引き締めています。
でも、ブロードウェイはもちろん、アメリカの興行的な仕事になってくると、どちらかというと、“筋肉質じゃないと”男性は雇ってもらえないんです。アメリカでのTVの仕事であったり、バックダンサーや舞台であっても、すべて大きくなければいけません。
僕のアメリカでの売りの言葉は、“アジア人だけれど、背が高くて雰囲気を壊さない”というところ。
例えば、フランスが主体の舞台の中に入ったとしても、アジア人でもその雰囲気を壊さない。筋肉をつけることで、アジア人から少し無国籍な感じをだせるようにしています。アジア人でもアメリカ人でもない、ユニークな感じが今アメリカでは流行っていて、重宝されますね。体も筋肉を付けて大きめのほうが、仕事が入るというのがアメリカの現状です。
でももうちょっとしたら、日本でも草食系がなくなって、筋肉質で大きな体型の人が増えてくるのではないかな、と考えていて。やっぱりメンズはそこを目指したほうがいいんじゃないかと思うんです。
――日本では”細マッチョ”的なところが重宝されるイメージですよね。
アメリカで評価される肉体とは?
僕がアメリカに今の状態で帰ると、「食べたほうが良くない?もっと食べなよ」と言われるレベルです。なので、全体的に日本と違うんですね。そこが僕自身面白くて楽しいし、ワクワクできるところです。
『The Illusionists』のオーディションでも、上半身を脱いで見せてくれ、というのもありました。でも、一番の決め手は髪の毛だったんです。髪の毛をトサカみたいに立たせて行ったら、そこで気に入ってもらえて。
――アメリカでチェレンジする魅力はなんですか?
一言も喋らない状態で、「じゃあアナタとアナタとアナタ残って」って選ばれて、そこからオーディションが始まるんです。
履歴書も見ず、アピールすらさせてもらえず落とされてしまうこともありますが、でもそこがニューヨークの一番魅力的なところだと感じます。
“作品のプロデューサーなりディレクターが、本当に欲しいものを選ぶ”っていう。政治が一切絡んでいないという状態で、みんな同じ土俵なんです。そこはやっぱりやりがいがあるし、昨日まで誰でもなかったのに、次の日からスターになれるっていうのがニューヨークなんです。
なぜなら、有名な人が出ていなくても、ショー自体が面白ければ、絶対観客が入るから。
――その考え方、素晴らしいですよね!
やった分が自分に返ってくる世界
カッコイイんですよ! だから僕自身も、じゃあ頑張ろうってなるんです。それが出来る環境にいることも幸せだし、常にチャレンジできる。上がろうと思ったら上がっていけるし、自分が堕落しようと思えば堕落できる。やった分が自分に返ってくる世界、たまらないですよね。
――今後チャレンジしたいダンスのジャンルは?
先日、ラテンのサルサに参加させていただいたのですが、それ以降、ラテンがすごく面白いです。振りも覚えてから、自分たちのフレーバーに変えていくっていう。その自由なところ。”規制された中での自由をつくる”っていうところに惚れています。
これからはヒップホップやバレエなど、1つだけでなく、さまざまなジャンルの要素を取り入れられるダンスが残っていく、コンテンポラリーな世界になっていくと思うんです。
そうなることによって、もちろんクラシックなものも引き立っていくと思いますし。
そういう中でみると、自分のいいところばかりを集めたダンスっていうものをもっと強化していきたい。
その表現をするために、クラシカルなトレーニングをもっと積んでいきたい。これからの目標は基礎をもっと強めて、いろいろなジャンルの軸を全部立てなおしていきたいです。
――仕事でチャレンジしたいジャンルはありますか?
自分の持っているものを最大限に活かせていけたらいいな、と思っています。芝居だったり、マルチパフォーマンスであったり、さまざまなジャンルにチャレンジしていきたいですね。演技力や表現力、身体能力的なもの、どちらかに偏るのではなくて、両方の魅力をもてるようにしていきたいです。
――目標にする方はいますか?
丘山:僕の中では、エディー・マーフィーさんとか、役者もできてバラエティー番組も出れるような人ですね。また、ジャスティン・ティンバーレイクさんのような、歌もできてパフォーマンスも出来る、1つのジャンルにとらわれない人に憧れます。
――好きな女性のタイプを教えて下さい!
「日本人の女性がいいな」って
前まではルックス重視で、バービー人形のような女性が好きだったんです。そこから本当に変わったのが、内面重視になってきたことですね。
めちゃくちゃ可愛い子と付き合っていても、1ヶ月くらいしたらそのルックスには見慣れてきてしまう。そうなってくると、見た目だけではもうハッピーじゃないんです。今は内面重視で、サポートしてくれる方がいいですね。
実は僕、外国人の女の子が好きで最初アメリカにいたんです(笑) 高校時代に家族でアメリカに行って、一年後に家族が帰るってなった時に、「いや、外国人の女の子とまだチューしてないから俺は残るよ!」って言って残ったくらい(笑)。
それくらい好きだったんですが、外国の方ってやっぱり気性が激しいんですよね~(笑)。本当に海外ドラマみたいなケンカになるんですよ。
「なんでわかってくれないの!もういい、帰る!」ってなったり、物投げてきたりもあるんですよ。それを「オーマイガ!オーマイガ!!」って言って対応している自分に酔ってきて、楽しくなることもあります。
でも、仕事に注力したいと考えだすと、自分のことで精一杯になってきて。そういった彼女に付き合っている余裕がないんですよ。プレッシャーになってしまうんです。なので、今は一旦落ち着いて話すことができる、日本人の女性がいいな、と思いはじめてきました(笑)。
――そうなんですね(笑)。でもアメリカの方も年齢で変わったりはしないのですか?
年齢で落ち着いてきますよ。それでもやっぱり、アメリカの方は感情的な人が多いかもしれません。そして僕も激しいので、激しい者同士になるとアウトなんですよね……。
だから今の好きなタイプは、感情のバランスの取れた人が理想です。年上でも気にならないので、スタイルが良くて、一途に尽くしてくれる部分もあるけれども、自分の意見をしっかり言ってくれる、僕にとってのバランスの取れた女性がいいですね。
――どんなデートが好きですか?
一気に親近感がわく、デートプラン
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好きな子と一緒にいられるなら、どこでもいいです。アクティビティするのもいいですね。それがなければ、もうずっと家でまったり映画を観たり、イチャイチャしていたい(笑)。
でも基本、仕事で体を動かしているので、アクティビティでも癒やされる場所に行きたいです。箱根にハイキングとか。
――箱根にハイキング! 一気に親近感がわきました!
ハイキングとか、ぶらぶら散歩したりとか、海が好きなので海に行ったり、温泉に行ったりとか。あとイチゴ狩りが好きです。
――イチゴ狩りとは、意外ですね。
僕、イチゴ狩りがすごく好きで。イチゴ狩りのキーポイントって時間配分なんですよ。初めて行った時に僕怒ったんです。行ったらタイマー持って「30分ですよ」って言われて。なんでそんなにケチくさいことするの? と思ったんです。
そしたら、「はい、どうぞ~」と言われた5分後にはおなかいっぱいになっちゃって、「30分長いよ!」って言って(笑)。イチゴ狩りってペース配分が難しいってことを思い知りました(笑)。イチゴ狩りのときも、「私のミルクどうぞ」とか面倒を見てくれる子がいいですね。そういうところにほっこりするかな。
――ありがとうございました!
エンタテインメント界に挑戦する真面目な姿勢から、恋愛についてはお茶目な面も覗かせた丘山さん。ストイックさとやんちゃさを併せ持つ、その魅力から目が離せません!
丘山晴己
【プロフィール】
1985年1月10日生まれ。身長180センチ。 公式サイト http://www.harukes.com ブログ http://ameblo.jp/haruki-kiyama
【ラジオ出演決定!】
3/7(土)11:30~14:00 Inter FM 【TOKYO DANCE PARK】
出演:CRAZY SHIZUKA、TSUTOMU、MAEDA、丘山晴己
(丘山さんより)「ちょうど『ウィズ』の初日でもあります。これを聴いてテンション上げて初日にいらして下さい!」 WEB http://www.interfm.co.jp/tyodancepark/blog/
【公演情報】
「スーパー・ソウルフル・ミュージカル ウィズ 〜オズの魔法使い〜」
2015年3月7日 (土) ~2015年3月22日 (日)
出演
梅田彩佳 [NMB48] 田野優花 [AKB48]《ダブルキャスト》 佐賀龍彦 [LE VELVETS]/施鐘泰(JONTE)/エハラマサヒロ 岡本知高 阿知波悟美《ダブルキャスト》 小柳ゆき/瀬戸カトリーヌ 仲宗根梨乃/吉田メタル
穴沢裕介/飯田一徳/池田一葉/エリアンナ/川手恭治/丘山晴己/CRAZY SHIZUKA
田口恵那/つとむ/戸室政勝/FISHBOY/BOW/MAEDA/MIHO BROWN/廻修平/矢野祐子
陣内孝則
撮影:増田慶(撮りおろし、舞台稽古)、市川雅仁(舞台稽古)

ウレぴあ総研

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