【インタビュー】「SKE48」高柳明音
・北川綾巴・鎌田菜月に“いきなり"
クエスチョン!3人のアイス総選挙1位
も発表!

地元で開催された世界選抜総選挙を振り返る

左から鎌田菜月,高柳明音,北川綾巴
――まずは、自己紹介をお願いします!
高柳:SKE48、チームKIIの、SKE48に入って10年目になります、高柳明音です!
北川:SKE48、チームSリーダー、19歳の北川綾巴です!
鎌田:SKE48、チームEの、なっきぃこと鎌田菜月です!
全員:よろしくお願いします!
――よろしくお願いします!早速ですが、6月16日に「第10回AKB48世界選抜総選挙」がナゴヤドームで開催されました。私も現場で取材させていただいたんですけど、まずは高柳さんに全体を振り返っていただきたいと思います。
SKE48さんは10周年イヤーで、地元開催でした。そして選抜には5人、100位以内には24人がランクインしましたね。
高柳:やっぱり地元開催ということを、メンバーのみんなも、ファンの皆さんも、今年は勝負の年だ!っていう感じで、すごく意識していたので、こういう結果になったことは嬉しいなと思います。
逆にランクイン出来なかったメンバーはすごく悔しい思いをして、もっと頑張らなきゃっていう気持ちになれたと思います。10周年に向けて、今回の総選挙の結果だけにとらわれずに、立ち止まっていられないというか、燃えているところです。
――私は内山命さんが10回目の挑戦で42位に初ランクインした時の「命(みこと)コール」に涙してしまいました。そんなファンの皆さんの熱さをステージでも感じていたと思います。北川さん、いかがでしたか?
北川:ネームプレートを持って登場する時に、SKE48の順番になった瞬間、地響きがするぐらいの勢いのコールが聞こえた時は、鳥肌が立ちました。
――確かにその瞬間もすごかったですねー。鎌田さんは?
鎌田:ランクインした時の歓声はもちろんなんですけど、スティックライトの色が、名前を呼ばれたメンバーによって変わるんですよ。SKE48は箱推しが強いって言われているんですけど、それを証明できたんじゃないかなと思います。
――鎌田さんは59位ランクインしました。去年は44位でしたが、その結果を受けて、率直な気持ちを聞かせて下さい。
鎌田:私的には、低すぎず、高すぎずで、伝え方が難しいんですけど、今の自分に妥当な順位だったなって思います。速報で70位をいただいたんですけど、今まで速報から上がったことがなかったので、圏外も覚悟していたんです。だけど、速報から順位を上げることが出来て、嬉しかったです。
今までの総選挙は、どっちかっていうと、悔しいとか、マイナスなことがずっとバネになっていたんですけど、この1年は初選抜入りだったりとか、ファンの皆さんと、良かったねって言えることが多い、実りのある1年で、それを踏まえてのこの順位なので、一昨年が74位で、そこからの59位なので、私はランクアップって捉えてもいいぐらいだなって思っています。
来年もまた総選挙が開催されるなら、ファンの皆さんには出ますって伝えているので、来年は更にランクアップを狙いたいと思います。
――来年に向けた戦いがもう始まっているんですね。スピーチでは「SKE48に嫁いできて下さい。絶対幸せにします!」と、ファンの皆さんにプロポーズされていました。
鎌田:今まで、みんなのSKE48を好きっていう気持ちを全部私に下さい!っていうお願いをしてきて、総選挙でランクインさせていただきました。CM選抜とか、初グラビアもファンの皆さんに支えていただいた結果なので、その恩返しというか、今度は私が皆さんを幸せにしますという意味で、嫁いできて下さいという言葉を使いました。
――印象に残るフレーズでした。北川さんは27位で、自己最高位でしたね。
北川:今まで総選挙で嬉しいと思って終われたことが一度もなかったんですけど、今回初めて、総選挙後にハッピーな気持ちでいられて、今でも浮かれています(笑)。
速報が33位で、その時点でもビックリして、そこから更に上がってアンダーガールズに入れて、今までいただいていた立ち位置にやっと比例したと思うので、嬉しい気持ちでいっぱいです。
――スピーチでは「私が目指しているのは選抜です」と、おっしゃっていました。その点では悔しさはありますか?
北川:もう気持ちは前に向いているので、今回の総選挙では満足しています。
――「大切なチームSを守り抜いていきたい」とも、おっしゃっていました。
北川:チームSのリーダーとして、チームSのこともちゃんと喋りたいなと思っていたので、言えて良かったです。
――そして、高柳さんは18位でした。
高柳:私はここ5年ぐらい、来年自分はここにはいないかもしれないと思って、総選挙に出ているんですけど、今年出ようと思ったのは、SKE48が10周年だったからっていうのがすごく大きくて、SKE48でいる限り、ファンの皆さんと一緒に楽しみたいと思ったんです。
正直18位までいけるとは思っていなかったので、すごくビックリしたんですけど、ファンの皆さんには、どんな結果になっても、私がいつか、この順位があったから今があるんだねって言えるような未来にするから、もう一度総選挙に出させて下さいって、話をして出たんです。
でも、本当に本気で選抜入りを目指していたからこそ、悔しいなとは思ったんですけど、そういう気持ちになれたことが嬉しかったですし、今年は今まで私に投票して下さったことがなかった方や、総選挙に初めて参加して投票して下さった方がたくさんいらしたんです。
この1年で舞台に2本出て、PR隊長を務めさせていただいているプロバスケットボールチームのシーホース三河ファンの皆さんもたくさん応援して下さって、今までは順位とか、結果が全てだと思っていたんですけど、今年は全然違うものが得られて、出て良かったなと思いました。
高柳明音の麻婆豆腐
――高柳さんは料理が得意なことで有名ですが、最近は麻婆豆腐が大好評で、ご家族からダブルアンコールをいただいたと、ツイッターに書かれていました。
高柳:料理は小学生からずっと好きで、SKE48に入ってからも、料理の企画をやらせていただいたりしていたんですけど、最近私のことを知っていただいた方には、ってよく言われるんです。なので、料理の仕事にも繋がればいいなぁと思って、自分が作ったものをちゃんと報告しようと思いました(笑)
――高柳明音流の麻婆豆腐のポイント、美味しく作るコツを教えて下さい。
高柳:私は出来るだけいろんなお店で麻婆豆腐を食べて、美味しいと思ったのはスパイスなのか、味付けなのか、豆腐の柔らかさなのか、そのベストをいろんなところから引っ張ってきて作るのが私の料理なんです。
そのお店の味だったり、お母さんが作る料理の好きなものを、自分が好きなタイミングで作りたいって思って、料理を始めたんですけど、今でもその原動力は変わっていないです。
――北川さん、鎌田さんは、高柳さんが作った麻婆豆腐を食べたことは?
2人:ないです。
高柳:メンバーは誰も食べたことはないです。場所さえあれば何人前でも作りますけど(笑)
2人:食べたーい!
――今後、ファンの皆さんにも食べてもらえるような機会があればいいですね。
高柳:やりたいですねー。ファンの皆さんには去年、スープカレーを200人分ぐらい作りました(笑)
――200人分!?
高柳:私、全部目分量で作るんですけど、その時も目分量で作りました(笑)
北川綾巴のアイス総選挙1位は?
――北川さんはアイス好きで有名ですが、先日、テレビ朝日で「アイス総選挙」が放送されていました。それに関して、ツイッターでは何もコメントされていませんが。
北川:あっ、バレました?(笑)リアルタイムでは観れなかったんですけど、ツイッターでずっとチェックはしていました。
――番組では、「明治エッセルスーパーカップ超バニラ」が1位でしたが、北川さんのアイス総選挙1位は何ですか?
北川:えーーーっ!季節によって変わるんですよね。
――今年の夏の1位を教えて下さい。
北川:今、一番食べているのは、スイカバーです。
鎌田:おー!(歓喜の声)
――スイカバーは鎌田さんも大好きなアイスですね。では、1年を通して好きなアイスは?
北川:王道なんですけど、PARM(パルム)です。値段もリーズナブルで、いつでも期待を裏切らないっていうか、安定においしいなって思います。
――ちょっと高級感もありますよね。
北川:そうなんですよ!大好きです。
鎌田:綾巴に、どれがおすすめ?って聞いたら、レビューが返って来ます(笑)
北川:(笑)
鎌田:これは、こうだったよって(笑)
――アイス評論家ですね(笑)。ちなみに、高柳さんと鎌田さんのアイス総選挙1位は?
北川:気になるー!
高柳:私は、チェリオの板チョコがドーン!って入っているアイスが好きです!
北川:おいしいですよねー。
高柳:小学生の時、駄菓子屋さんに行って、買うのが楽しみだったんです。
鎌田:私、何だろう?実は、バニラも、キャラメルも、チョコ系も苦手なんですよ。だから、スイカバーか抹茶系…あっ!でも最近好きになったのが、ハーゲンダッツのクッキー&クリームです。
北川:おいしいよねー。
鎌田:オレオが苦手だったんですけど、克服して、おいしさに目覚めました。
鎌田菜月が将棋を好きになった理由
――鎌田さんは将棋が大好きということですが、48グループの中で、将棋好きのメンバーはほとんどいないですよね?
鎌田:なんでですかねー?(笑)私、漫画も好きなので、将棋を好きになったのは漫画がきっかけなんでしょって言われるんですけど、そうじゃなくて、棋士の先生たちが面白いって思ったのがきっかけなんですよ。
ネットサーフィンしていたら、武勇伝みたいなエピソードが出てきて、例えば、加藤一二三先生なんですけど、みかんを3個一気に食べたとか、そういうエピソードがめちゃくちゃあるんですよ。他の先生たちも、負けてブチぎれて、とんでもないことをやっちゃったとか、一手さすごとにクーラーの空調を止めに行く人がいたりとか、本当にキャラが濃くて、面白いなぁと思って、将棋に興味を持ったんです。
その後、『3月のライオン』っていう将棋を題材にした漫画を読んで、登場人物たちが、何でこんなに将棋に情熱を注いでいるんだろう?それがわかるようになりたい!と思って、将棋をさすようになったんです。将棋って、皆さんが思っているほど敷居が高くないですし、知れば知るほど深みがあるんですよ。でも、知識がなくても楽しめますし、難しそうっていうイメージで敬遠してほしくないなって思います。

メンバーも活用しているUtaTenの歌詞検索
――7月4日に23枚目のシングル『いきなりパンチライン』が発売されました!オリコン初登場1位、おめでとうございます!
3人:ありがとうございます!
――高柳さん、『いきなりパンチライン』の聴きどころは?
高柳:イントロからいい意味で、ちょっとレトロ感があって、いろんな世代の方に聴いていただきたいなって思う楽曲です。『いきなりパンチライン』っていうタイトルからパンチがあるんですけど、パンチラインは印象的にとか、インパクトをとか、いきなりオチとか、いろんな意味があって、SKE48って、『コケティッシュ渋滞中』(17thシングル)のコケティッシュとか、海外の方がよく使っている言葉を取り入れることが多いんです。
日本ではあまり馴染みがない言葉なんですけど、先駆け感があって、でも懐かしい感じで聴ける曲なんじゃないかなって。振付もそんなに難しくないので、いろんな人に、踊ってみたとか、歌ってみたをやってもらえたら嬉しいなって思います。
――特にサビは一度聴いたら忘れられない、キャッチーなメロディーですよね。北川さん、UtaTenは歌詞検索サイトでもありますので、『いきなりパンチライン』の特に好きな歌詞の部分を教えて下さい。
北川:えーーー!難しいなぁ…。です。大胆な感じが好きです。
鎌田:いつもUtaTenさんで歌詞検索しています。
――そうなんですか?ありがとうございます。
鎌田:公演前とか、あれ?あの曲の歌詞、何だったっけ?って、ユニット曲とか、急に不安になって、確認することがあるんですよ。
北川:綾巴もです!
高柳:私もよく見ています。自分たちの曲なのに、急に忘れたりすることがあるので。
鎌田:緊張すると、『涙の湘南』とか、歌い出しを2番と間違えそうになるんです。
高柳:わかるー!
――まさか、そんなふうに活用されていたとは思いませんでした。では、鎌田さんにMVの見どころを。
鎌田:私が完成したMVを観た第一印象は、かっこいい!ひとつのMVの作品として、楽しめるものになっていると思うので、それが見どころです。いい意味で、アイドルらしくないなって思います。
SKE48 23rd.Single「いきなりパンチライン」MV full

――そのかっこいいMVが完成するまでに、振り入れに9時間、ダンスシーン撮影に6時間かかったそうですね。
北川:長かったー(笑)
――思わず本音を漏らした北川さんに、詳しくお話ししていただきましょう。
北川:振り入れの時点で、もともとの時間をはるかにオーバーして、その次の日も、自主的にみんなで集まって練習して、今まで私が参加したMVの中では、一番踊り込みました。
その分、疲労はもちろんあったんですけど、それを忘れてしまうぐらい、まわりの方が盛り上げて下さったりして、見応えがあるMVになったんじゃないかなと思います。
――『いきなりパンチライン』は、AKB48世界選抜総選挙の前に行なわれた、AKB48グループのコンサートで初披露されました。
高柳:ギリギリまでみんなで振りを揃えて、ダンスの先生も来て下さって、初披露だから、バシッと決めよう!っていう感じで、気合いが入りました。
ナゴヤドームだったので、自分たちが(単独コンサートを)目指している場所でもありますし、新曲披露させていただけたので、すごく嬉しかったです。衣装も真っ赤で、見て!これがSKE48だ!っていう気持ちで立ったステージでした。
――CDの発売当日には、Zepp Nagoyaでリリースイベントが行われましたが、そのステージでは、高柳さんがセンターを務めました。
高柳:やらせていただきました。リリースイベントで、自分がセンターで披露できる機会はなかなかないので、ありがたいなって思いました。
――そのリリースイベントで、SKE48のドキュメンタリー映画が今年の秋に公開されることがサプライズ発表されました。鎌田さん、その時の心境は?
鎌田:ライブが決定したとか、そういう発表かなって思ったんですよ。それが、まさかの映画で、すごく嬉しかったですし、このタイミングで、ドキュメンタリー映画っていうのは、チャンスなんじゃないかなって思いました。
――今回はTBSの映画部が製作するドキュメンタリー映画なんですよね。
高柳:公開のギリギリまで撮るって、おっしゃっていたので、これから起こることが見どころになる可能性もあるかもしれないですね。
――そうですね。そのあたりも楽しみにしたいと思います。最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします。
鎌田:SKE48の10周年イヤーの第2弾シングル『いきなりパンチライン』が発売されました!中毒性のある曲だと思いますし、サビの振付もマネしやすいと思いますので、ぜひ一緒に踊って下さい!
北川:SKE48を知らない方にも聴いていただきたいと思いますので、友達とか、親戚の方とか、たくさんの方に広めていただいて、SNSでも拡散していただけたら嬉しいです!
高柳:カップリング曲として、チーム曲も収録されているんですけど、それぞれ全然違うタイプの曲です。UtaTenさんでしっかり歌詞をチェックしていただいて、SKE48はこんな曲も歌っているんだ、いい曲だなぁって、更に好きになってもらえたら嬉しいなと思います。
SKE48はもうすぐ10周年を迎えるんですけど、今が最高に楽しめるタイミングです!今年の夏はたくさんライブがあるので、いつでも遊びに来て下さい!
今からでも遅くはない。今が一番楽しいSKE48のライブを体感してほしい。
2014年2月以来のナゴヤドーム単独公演が行われる日は、そう遠くないはずだ。
Text&Photo:ポッター平井
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