モー娘。'14新記録!小田さくら覚醒
で新局面突入か?

デビュー17年目でグループ初の4作連続シングル首位に輝いたモーニング娘。’14。通算55枚目のシングル『笑顔の君は太陽さ/君の代わりは居やしない/What is LOVE?』で、『恋愛ハンター』からおよそ1年近くに渡って続けられてきた、EDMを基調としたダンスミュージックアレンジは完成形に近いまでに進化した。『笑顔の君は太陽さ』はEDMアレンジながらゆったりしたビートで新しい一面を魅せ、『君の代わりは居やしない』は一転、2013年のシングル同様のダンスミュージック、『What is LOVE?』は更にEDMアレンジを過激化させたハイスピードのダンスミュージックとなっている。この3曲で様々な形のEDMアレンジを聞かせてくれた。

ダンスミュージックを大胆に取り入れた新しい「つんく♂サウンド」は今回の4作連続シングル首位という栄光で完全に世間に受け入れられた。その中で今回のシングルでここ最近の作品と違いが見えたのが、11期メンバー小田さくらだ。現在は、鞘師里保をセンター・エースとし、ダンスと歌唱は鞘師を中心としてパフォーマンスをしている。この鞘師のライバルとして急浮上しているのが小田さくらだ。「フォーメーションダンスだけじゃダメ」「わたしはモーニング娘。’14の歌声になる」と公式動画で大胆発言をした彼女。

この小田さくらが、今回のトリプルシングルで鞘師里保と共にリードボーカルを取る場面が多く、非常に存在感を出している。歌唱面で今回のシングルをグッと魅力的に彩っている。そして2014年、小田さくらの歌唱力が飛躍的に上がったことで、モーニング娘。’14は新たな局面に突入することが予想される。歌える二人が揃えば今のEDM路線以外でも過去のモーニング娘。に匹敵するような「歌謡曲」を歌いヒットさせることも出来るだろう。つんく♂サウンドが常に時代とともに進化し変化してきたことを考えれば、2014年のモーニング娘。’14にはEDM路線とは違った新たな局面が待ち受けていると思われる。
初参加した『Help me!!』から今作まで「4作連続負け知らず」でファンからも「神の子」と呼ばれる小田さくらが、その重要なカギを握るメンバーであることは、間違いないだろう。5作連続シングル首位に向け新たな一歩は踏み出された。まだまだ、モーニング娘。’14の「14年」は始まったばかりだ。

dwango.jp news

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