鉄道大好きっ子注目!「リニア・鉄道
館」は“夢のようなミュージアム”だ
った【名古屋】

名古屋市にある「リニア・鉄道館」は、それぞれの分野で世界最高速度を記録した3つの車両をシンボルに、歴代の新幹線・在来線も含めて39両の実物車両を展示している夢と思い出のミュージアムです。魅力的いっぱいな「リニア・鉄道館」の見どころをご紹介します。

愛知県名古屋市にある〈リニア・鉄道館〉は、実物車両をいろいろな角度から見たり触れたりすることができます。リアルな車両の迫力や本物そっくりなシミュレータなど、鉄道ファンはもちろん、そうでない人もなかなか見ることができない車両に思わず興奮!!
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ここでしかゲットできない駅弁やグッズが揃う、夢のようなミュージアム〈リニア・鉄道館〉をご紹介します。
機関車・新幹線・リニア!3つのシンボル車両がお出迎え!今回の〈リニア・鉄道館〉取材は、閉館後に行いました。受付カウンターにはもう誰もいません。スタッフの人もほとんどおらず、館内はメチャクチャ静まり返っています。
それでは、展示エリアに潜入!!
まず目に飛び込んできたのは「高速鉄道」のシンボルといえる3つの車両です。
「ふわぁ~でけぇなぁ~……」 ←孫 悟空の言い方で。凄すぎて、それしか言えない。
左に展示されている車両は、蒸気機関車特急「つばめ」「はと」などで活躍した、C62形式蒸気機関車です。日本最大・最速の蒸気機関車で、1954年に129km/hを記録しています。
中央に展示されている車両は、955系新幹線試験電車(300X)は、最新・最良の高速鉄道システムを追求するために開発された試験車両です。1996年に車両方式による当時の世界記録443km/hを記録しています。
右に展示されている車両は、超電導リニアMLX01-1は、2003年に山梨県のリニア実験線において、当時の鉄道の世界最高速度(581km/h)を記録。
新幹線の中もじっくり見学しよう!!高速鉄道の歴史がよく分かる車両が一堂に並ぶ「車両展示」エリアは、JR東海発足から現在に至るまでに活躍した車両たちがズラリと並んでいます。
私が生まれて初めて乗った新幹線は「東海道新幹線」。
その車両なのかは覚えていないけど、母が一度はのせてあげようとチケットを買ってくれたことを思い出します。
みんなの思い出や物語をのせて、リアルに走っていた車両がここに展示されているんですね。
あの時乗った新幹線は、どの車両だろう?展示されているかな……?ちょっと調べてみようか……そんなことをやっているうちに、気が付いたら鉄道の世界にハマってしまい、最近は大宮の鉄道博物館や青梅鉄道公園、リニア見学センターなど鉄道にまつわる場所によく行くようになりました。
いろいろ行って見た中でも一番好きなのは、やっぱり「食堂車」。
食堂車は、絵本でしか見たことがなく、本当に憧れの車両でした。それが何と今目の前に……なんて素敵なの~!!
「なんで今ないの~!!これ美味しかったの?高かったの~??」
どんなふうに調理して、どういう風に提供されていたんだろう。厨房が立派過ぎだし、知りたいことがいっぱいすぎ!!
電車の食堂なのに、昭和時代のホテルのラウンジみたいな気品があって、気が付くとブルブルしながら窓にべったり貼りついてシャッターを切っていました(笑)
電車好きキッズ憧れの「ドクターイエロー」も!
そして、一度見てみたかったのが「ドクターイエロー」。
ドクターイエローは、新幹線が安全に走行するための軌道点検や測定を行う車両です。
0系新幹線をベースに制作された車両は、車体の色から「ドクターイエロー」の愛称で呼ばれています。なかなかこちらも出会うことができない、電車好きキッズ憧れの車両です。
丸い鼻とつぶらな瞳、黄色いボディーがゆるキャラっぽくて可愛い。
リアルな鉄道シミュレーターで運転士&車掌体験!!今日の取材は閉館後なので誰もいませんが、通常は並んでいて賑やかな「シミュレーター」は、在来線の運転と車掌体験ができます。
シミュレーターはJR東海の研修施設や、在来線の運転士・車掌が使用している運転訓練装置をベースにしたものです。タイプは2つあり、211系タイプと313系タイプの運転を体験できます。
難易度は、見習い編・練習編・達人編があり、練習編まではガイダンス付きですが、達人編になると運転時刻の遵守まで求められる本格的なシミュレーターになっているそう。
運転時間帯や天候も変更できるなど、かなりリアルな体験が楽しめます。
これは子供だけじゃなくて大人だって興奮してしまうはず。
そして、憧れの新幹線シミュレーター「N700」の運転体験も楽しめます。
そしてこちらも実物大の運転台と10m×3mの大型局面スクリーンで構成された運転シュミレータで、CGによってスクリーンに走行風景が映し出され、お1人15分間の運転操作体験を楽しむことができます。
【シミュレーター使用料】
新幹線シミュレーター「N700 」 1回500円(抽選制)在来線シミュレーター「車掌」 1回500円(抽選制)在来線シミュレーター「運転」 1回100円(先着順)細部までこだわった「鉄道ジオラマ」鉄道模型の縮尺は1/80~1/87、線路幅16.5㎜のHOゲージを採用した「鉄道ジオラマ」は、鉄道の24時間がテーマになっています。
20分間に、朝・昼・夕・夜間の様々なシーンが演出されているので、いかに鉄道が私たちの暮らしに不可欠な存在だということ再認識することができます。
2階では超電導リニアが!
2Fは歴史展示室や映像シアター「超電導リニア展示室」では、日本が世界に誇る技術の1つ“超電導現象”を利用した、超電導リニアの仕組みを分かりやすく解説しています。
ミニシアターもあり、車両の内部をイメージした室内で、山梨リニア実験線の迫力あるCG映像を使用した走行体験が楽しめます。
なぜ浮くのか?なぜ進むのか?なぜ超高速で安全に走れるのかなどの疑問も、ここにくれば解決できます。
デリカステーションでは名古屋名物が入った「駅弁」が食べられる!館内2階にあるデリカステーションでは、電車にまつわる駅弁や名古屋名物の駅弁が食べられると知り、急いで2階に来てみたのですが……。
ガーーーン!! 閉店しとるがな。
そう、今日は閉館後の取材だったのだ。
人の映り込みもなく、貸し切り状態で見学できたのはよかったですが、売店もデリカステーションも残念ながら閉店です。
せっかくなのでメニューだけでも撮影して帰ることに。
どれもみんなおいしそうー。名古屋って想像以上にご飯が美味しいところだったの。
ドクターイエローランチボックスは、リニア・鉄道館限定発売だったの……クスン。
残念。無念。なんでやねんねんねん。
取材時間内に、全て見て回ることができないくらいボリュームいっぱいのリニア鉄道館。
次回は見学できる車両、全て制覇することと、売店とデリカステーションで鉄道グッズをゲットする楽しみができました♪
鉄道好きな人はもうすでにご存じの同館ですが、鉄道のことをよく知らない人にも知って欲しい素敵なミュージアムですので、ぜひ名古屋にお越しの際には立ち寄ってみてはいかが?
【リニア・鉄道館】
〒455-0848 名古屋市港区金城ふ頭3-2-2TEL:052-389-6100開館時間:10 :00~17:30 (最終入館は閉館時間の30分前まで)休館日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日) 12/28~1/1入館料:大人 1,000円/小中高生 500円/幼児(3歳以上未就学児) 200円音声ガイド利用料:500円

アーティスト

ウレぴあ総研

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