ボカロ・ダンスロックの名曲!ロキの魅力や世界観をまるっと解説!

ボカロ・ダンスロックの名曲!ロキの魅力や世界観をまるっと解説!

ボカロ・ダンスロックの名曲!ロキの
魅力や世界観をまるっと解説!

この記事では一度聴くと頭から離れなくなる、一瞬で虜になってしまう大人気ボカロソング「ロキ」の魅力や世界観を細かく解説していこうと思います!
サウンドの特徴についてや歌詞を紐解いてみたり、これを読めば曲の良さがより一層分かってもらえるはずです。
もともと好きな人、まだ聴いたことのない人、どちらにもオススメな内容ですよ!
ロキとは
「ロキ」は2018年2月27日にニコニコ動画とYouTube上で公開されたボカロソングです。鏡音リンと作詞作曲をしたボカロP、みきとPによるデュエットソングでもあります。
「いーあるふぁんくらぶ」「サリシノハラ」などでも知られる人気コンポーザーによる楽曲ということもあり、発表後、すぐに話題に。
2018年12月現在、ニコニコ動画とYouTubeの再生回数を合わせると、なんと1300万回以上!
平成最後の年を代表するボカロ曲と言っても過言ではありません。
使用されているVOCALOIDは「鏡音リン」。リンの甲高い歌声とみきとPのちょっと気だるげな歌い方がマッチしていますね!
マルチクリエイター、みきとP
作詞作曲者、みきとPをご紹介!
2010年3月にボカロ曲「こくはく」を発表し、そこからネット上での活動を開始。
「ロキ」でも見られるバンドサウンドでの曲作りが得意です。
時には面白く、時にはセンチな歌詞センスも支持されていて、また、自身による歌唱ライブを開催したり、アルバムのアートワークを手掛けたり、歌い手や声優への楽曲提供も行っている、マルチな才能の持ち主でもあります。
今後の活躍から目の離せない、注目のミュージシャンですよ!

中毒性の高いリズムとバンドサウンド
ここからは「ロキ」の内容に触れていこうと思います!
まずは聴いて頂いたら分かるはず、その中毒性の高いリズムに注目!
「四つ打ちダンスロック」と呼ばれる音楽ジャンルが曲の芯です。バスドラムが一定のリズムで鳴っていることを指します。
そこにスラップがかっこいいファンキーなベースと、耳に気持ちいいギターフレーズが合わさって、サウンドに一体感を生んでいます。
しかし、このリズムを作り出しているのはオケだけではありません!
さらなる「リズム」を生み出す歌詞とメロディー
1番の歌詞を抜き出してみました。
この中で言うと「ネクラモード」と「ATフィールド」で韻を踏んでいます。ヒップホップの曲作りのテクニックを取り入れているんですね。試しに曲を聴かず、読み上げてみてください。リズミカルに言えたはずです。
さらにここへ、畳み掛けるようなメロディーライン。口に出して歌いたくなりますよね。なんだか舌が絡まってしまいそう。
韻を踏んだ歌詞とスピード感あふれるメロディー、この2つリズムを生み出して「ロキ」の中毒性をさらに高めています。

「作る」人なら絶対共感できる歌詞
ここからは歌詞の世界観をじっくり見ていきましょう!
特にバンドをやっている方、作曲が趣味の方は必見です。あなたの心に刺さる言葉がたくさん登場しますよ。
先に書いた歌詞から分かるように、主人公はバンドマン。「テレキャスターを背負ったサブカルボーイ」ですね。ちなみにテレキャスターはギターの種類のひとつです。動画で使われている、イラストの少年が持っているギターがそれ。
音楽をやっている人見知りな少年。バンド活動をしていて、でも何か、上手くいってないような様子が伺えます。
「はいはい」の部分を聴いてもらえば分かりますが、呆れたような言い方に聞こえます。「Boys, be ambitious like this old man」は学者、ウィリアム・スミス・クラークの言葉。「少年よ、大志を抱け」という訳は有名ですよね。その中に「はいはい」。「そういうのは結構です」という気持ちが覗いています。
しかし、この曲のメッセージ性は「そういう気持ちは捨て去って、お前の思いを音楽に込めろ!人を熱狂させろ!」という熱いもの。誰でもない、あなた自身が人々を盛り上げるんだ、と叫んでいます。
サビの歌詞です。前述通り、ギターの音色に乗せて思いの丈をぶちまけろ!と歌っています。これに触発されて、曲を作りたくなった方もいるのでは?

と、ここまで主人公を少年として扱ってきましたが、「いい歳こいて」で少し年齢が上がります。社会人になっても音楽活動をしている人も多いはず。間口が広がったことで、さらに聴く人の共感を得ました。
また「匿名アイコン」などの表現から、SNSを使っていることが想像できます。具体的、現代的な言い回しのおかげか、曲の世界観にグッと引き込まれますね。
流行りに乗ろうとしても、人気を得ようとしても、10年後に残っているのは自分自身だけ。はっきりとした物言いにドキッとします。
それが自分の言いたいこと、心の底から思っていることなら「薄っぺらいラブソングでもいい 」。周りになんて言われてもいいから、やりたいことをやりきるんだ!というメッセージが伝わってきます。
最後のサビに向かって盛り上がっていく場面です。「死ぬんじゃねぇぞ お互いにな!!」というフレーズは何度か登場しますが、本当に熱いですね!みきとP自身と、聴いている人のことでしょうか。言い訳せずに、お互い本気で音楽に向き合おう!そして、何があってもやめるんじゃないぞ!というまっすぐな思いが胸に刺さります。
ここまでバンドマン、作曲をしている人目線で書いてきましたが、この歌は何かを「作る」人、全てに響くものがあります。絵を描いたり、映像を撮ったり、小説を書いたり…そんな創作をしている人なら分かってもらえるはず。
必死に物を生み出す、作り出すことって大変ですよね。
でもやめたくない。
曲の言葉を借りるなら、死にたくない。
「ロキ」はそういう人の背中をグンと押してくれる、応援ソングと言えます。

「ロキを歌ってみた」オススメ動画をご紹介
まふまふ feat.そらる

まあたそ×ふくれな

Eve×Sou

デュエットソングということで、複数人で歌っている動画が多いですね。
どれもこれもかっこよく、そしてかわいいのでオススメです!
もしカラオケで歌うのであれば、ぜひ友達と一緒に。

息を合わせて歌うことを意識すれば歌いやすいはずです。
サビ前の巻き舌にもぜひチャレンジしてみてください!
最後に「ロキ」というタイトルについて
「ロキ」は北欧神話に登場するいたずら好きな神様の名前です。イラストの少年の笑い方がそれっぽいですよね。「ずる賢い者」とも呼ばれる「ロキ」。自己中心的なキャラクター性と、周りのことなんて考えずにやりきるんだ!という曲のメッセージがぴったりハマっています。「ロックンロール」とかかっているのも良いですよね。
「ロキ」は色々な角度、目線で作り込まれた作品と言えます。なので誰しもにオススメできます。
ぜひ聴いて、どっぷり世界観に浸りましょう!
TEXT 荒木若干

UtaTen

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