羊文学が選ぶ『2018年ベストトラック
』挫人間、PELICAN FANCLUBなど
| 12月連載2/3
羊文学のフクダヒロアがセレクトする『
2018年ベストトラック』
約束の青 / 挫人間
社会に対するアンチテーゼ的でルサンチマン的でカウンターカルチャー的でサブカルチャー的モラトリアム要素を感じられる楽曲が多いです。新譜の『OSジャンクション』というアルバムの「約束の青」は歌物要素が強くギターリフが優しくて寄り添ってくれてるような気持ちになり涙腺が緩みます。挫人間の新しい側面ドラスティック要素を感じました。
Telepath Telepath / PELICAN FANCL
UB
2013年2nd demo『pelican fanclub』に収録されていた「Telepath Telepath」の再録。冒頭のアレンジも変わっていて特撮ヒーローの変身音の様な浮遊感溢れるサウンドが印象的。2014年当時僕は初めて下北沢ERAでライヴを観ました。ニューウェーヴ、インディーポップ、ニューゲイザー、ドリームポップ、ポストロックなどの影響を受け独自に消化し、アプローチしたサウンドが魅力的で、エンドウアンリ君の言葉遊びが特徴的です。
◁◁ (瞼) / mol-74
環境音楽やインダストリアル、アンビエント要素を含んだ様なサウンドで気だるく囁くような武市和希さんの歌声ギターのボウイング奏法が印象的。浮遊感があり冬の夜を感じられるアルバムの一曲。ニューゲイザーダウナー要素が儚く演出されていてオブラードに包まれた様な繊細な歌詞が魅力的です。
深夜徘徊デート / まちぶせ
上北沢の駐輪場、世田谷区の夜道にイヤホンから流れて来て欲しかった一曲。新宿JAMで良く観ていたまちぶせ。配信の一曲として「深夜徘徊デート」が収録されて嬉しい気持ちです。
あいまい / マイアミパーティ
札幌のオルタナティヴ青春ギター・ロック・バンド。オブラードに包まず不器用に表現された生活感のある歌詞やサウンドが、日常生活に寄り添ってくれるような、後悔だらけの日々を照らしてくれるバンドです。
毎週更新!羊文学選曲プレイリスト
羊文学 Profile 塩塚モエカ(Vo.Gt)、ゆりか(Ba)、フクダヒロア(Dr)によるスリーピースロックバンド。 2012年、高校一年生の時に結成。 2015年11月に現ドラムフクダヒロアが加入。 2016年FUJI ROCK FESTIVAL ROOKIE A GO-GO出演やカナダツアー(モントリオール、トロント、バンクーバー)「Next Music From Tokyo vol.9」に参加。その後、現ベースゆりかが加入。 2017年10月、E.P.『トンネルを抜けたら』でデビュー。 2018年2月、2nd E.P. 『オレンジチョコレートハウスまでの道のり』をリリース。 また2018年7月には1stフルアルバムとなる『若者たちへ』をリリースする。 12月5日、初のデジタルオンリーでのリリースとなるクリスマスソング「1999」が巷でスマッシュヒット中。 様々な音楽から影響を受けた重厚なバンドサウンドと強い意思を感じられるボーカルが特長のオルタナティブロックバンド。 オフィシャルサイト
INFORMATION デジタルンングル『1999』 絶賛好評配信中! 塩塚モエカpre.<まほうがつかえる> 2018年12月21日(金) @下北沢 Basement Bar OPEN 19:00 / START 19:30 出演:羊文学、他内容未定 Ticket:adv 2500+D *SOLD OUT *当日から本数限定のシングルカセットテープをライブ会場のみで販売予定。
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