【インタビュー】Lead「DA PUMPさん
がブレイクして頑張り時だと思えた」
初心を忘れず、果敢に挑戦していく
決意を歌う!

アニメ『火ノ丸相撲』(TOKYO MXほか)のオープニング曲として書き下ろされたLeadの新曲「Be the NAKED」は、今まで以上に強さを感じるダンスチューンだ。さらに男の恋愛観を歌ったセクシーな「99.9%」、鍵本輝と谷内伸也が作詞を手掛けた「Drop in the box」なども収録した、より新たな可能性を感じるニューシングルについて語ってもらった。

■『火ノ丸相撲』の主人公・火ノ丸とリンクした3人の想いとは?
――「Be the NAKED」には、力強い“決意”が詰まっていますよね。
谷内 はい。この曲がオープニング曲となるアニメ『火ノ丸相撲』の主人公・火ノ丸は、体が小さくて、相撲をするには不利な体格ではありつつも、自分を信じる気持ちと、泥臭い根性で必死に立ち向かっていくんです。その姿が、自分達にもすごく重なったんですよ。年齢が上がるにつれて、失敗を重ねて臆病になることもあるけど、少年だった頃の好奇心が強く、怖いもの知らずである初心を忘れずに、果敢に挑戦していきたいという気持ちが詰まった曲になりました。
鍵本 2018年は、先輩であるDA PUMPさんと、(三浦)大知くんがドカンとブレイクすることで、Leadも今が頑張り時だって思えたんです。そんな時に、この曲をいただいたので、自分たちの曲に背中を押される気持ちで歌いました。
――先輩たちのブレイクに対して、やはり大きな刺激を受けましたか?
古屋 もちろん受けましたね。とはいえ、先輩方はちゃんと備えをしていたからこそ、ブレイクに繋がったということを側で見ていてすごく感じたんです。だからこそ、ちゃんと戦い続けて、備えていればチャンスがあるということを感じさせてくれました。
――このタイトルには“曝け出す”という意味が込められていますが、そういったことをちゃんと言えるようになったことも大きいですよね。
古屋 そう思います。ポジティブなことも、ネガティブなことも全部ガソリンに変えて、燃やして戦えという曲なので、まさに今の自分たちが表現された曲になりました。
――MUSIC VIDEOもその勢いが溢れたものに仕上がっていますよね。
古屋 はい。実はこの作品を作ってくれた監督とは、10年ぶりにお仕事をしたんですよ。僕らのことをちゃんと知っていてくれている方だったので、撮影中もすごく心強かったです。
――世界観は、監督と話し合って決めたんですか?
鍵本 曲の無骨な感じは表現したいと思っていました。その漠然としたテーマだけがあったので、なんとなく撮影場所は工場地帯がいいんじゃないかと思ったんです。工場地帯って、昼と夜ではまったく違う雰囲気になるし、光が照らされると幻想的じゃないですか。そのミスマッチ感が合っていると思ったんですよね。そんな話を監督に話したら、「いい廃墟があるよ」ってこの撮影場所を紹介してもらったんです。
古屋 監督は、異世界で戦っているLeadを見せたいということだったので、いろんな手法で試してくれました。
谷内 今回、黒の衣装にしたのは、“白黒つける”という裏テーマがあったからなんです。そういった深読みできるメッセージもぜひ探してもらいたいですね。
■これまでは女の子に転がされることが多かった!?「99.9%」で見せた違った側面
――カップリング曲である「99.9%」は、とてもセクシーな楽曲ですね。
谷内 Leadは、これまでどちらかというと女の子に転がされるような曲が多かったのですが、違う側面で歌いたいと思い、新しい作家さんとお仕事することになったんです。
――作詞家であるkellyさんは、とてもリアルで官能的な歌詞を書く方ですよね。
鍵本 そうなんですよね。kellyさんに歌詞をお願いするにあたって、男性が女の子を振りまわす曲を歌いたいということと、男って99.9%の強がりと、0.01%の不安でできているんじゃないかということを伝えたんです。それを紙に落書きのように書いて渡したら、こんなに素敵な歌詞が上がってきて、さすがすぎると思いました。今からライヴで歌うのが楽しみです。
――そして、「Drop in the box」は谷内さんと鍵本さんの共作の歌詞になるんですね。
谷内 はい。ラップのリリックのディレクションをしてくれたこともあるKM-MARKITさんから、デモでこの曲を送っていただいたときに、なんてカッコい曲なんだろうと思ってずっと聴いていたんです。そこで、今回シングルを作るときに、ダンス映えをする曲を入れたいとなり、この曲を思い出して、歌詞をつけることになりました。
鍵本 ドロップボックスって、小さな子が遊ぶ型はめのおもちゃなんですよ。そこから着想を受けて、うまく曲にできないかなと思い歌詞を考えました。
古屋 最初に聴いたときから、ものすごく完成度が高くて、“もうこれでいいじゃん”って思ったんですよ(笑)。伸ちゃんらしさも、あっくんらしさもちゃんとあり、ライヴも想像しやすかったので、早く振り付けをしたくなりました。
――すごく内容の濃いシングルになりましたね。
鍵本 この3曲は、どれも違った強さを持った曲なので、いい風を吹かせたまま、2019年を突っ走っていけたらなと思っています。実は、まだ言えないようなことが水面下で動いているんですよ!
古屋 その情報を楽しみにしつつ、今の季節は、受験生も多いと思うので、これを聴いて元気になってもらえたら嬉しいですね!
文/吉田可奈

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