『中学聖日記』岡田健史、野球で培った誠実さとともに、20歳の抱負を語る

『中学聖日記』岡田健史、野球で培った誠実さとともに、20歳の抱負を語る

『中学聖日記』岡田健史、野球で培っ
た誠実さとともに、20歳の抱負を語る

 12日、東京・汐留にて俳優の岡田健史による初のファンミーティングが行われ、イベント前に岡田は記者会見に応じ、20歳を迎えた現在の心境などを語った。
 岡田は2018年にドラマ『中学聖日記』(TBS)で準主役の黒岩晶役として俳優デビューを果たし、同ドラマで『週刊ザテレビジョン』主催の第99回ドラマアカデミー賞助演男優賞を受賞。
現在は2019年7月放送のドラマ『博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?』(FBS)の出演が決定、また6月12日には初の写真集の発売も決定しており、発売前から重版が決まっているなど、人気・実力ともに大きく注目を浴びている。

20歳の気持ち「初心を忘れずに、一つの区切りとして再スタートを」
 この日は岡田の20歳の誕生日。同日に開催されることとなったファンミーティングには応募者が殺到、参加倍率は10倍となり、急遽3部構成での実施となった。取材陣の「20歳になった気持ちを、博多弁を交えて」というムチャぶりに、岡田は「うまく入れられるかわかりませんが…」と困惑しながら「本当に責任が増えてくると思いますし、1年前にこの事務所に所属した時の気持ちとか初心を忘れずに、(一つの)区切りとして再スタートを切ろうと“思っとっとよ”」などとコメント、報道陣を沸かせる。

 また、昨年一年の出来事を回想し、『中学聖日記』の撮影が一番印象に残っていることと合わせて「体もすごく変わったし、いろんな刺激、新鮮なものの刺激などもたくさん受けましたし、感情とか、感じているものが忙しい1年だったと思います」と改めて激動の19歳を振り返る。
 さらに今後やってみたいこととしてピアノを挙げ「すごく上手な男友達がいるんですが、すごくカッコよくて、キラキラとして見えたんです、尊敬していまして。だから20歳の区切りとして、始められたらいいなと」などと抱負を語っていた。

「自分の基盤」改めて感じる野球の存在
 前日の11日日には福岡・ヤフオクドームで行われたソフトバンクホークス対千葉ロッテマリーンズ戦で始球式に登板。福岡県出身の岡田は、野球経験者だった父親の影響で小学校2年生の時に野球を始めた。始球式を行ったヤフオクドームにも幼いころから足を運んでおり、小学校4年生から主なポジションは捕手。高校時代は、甲子園を目指し練習漬けの毎日を送っていた。また始球式の登板で球速は119キロを記録している。
 ファンからは「野球を経験していることもあってか、とても礼儀正しい」という好評を得ることもあるという岡田だが、改めて自身に対する野球の存在に対して岡田は「自分の基盤です。今まで生きてきた人生の大半は、野球をしていた時間が占めていて、野球で学んで生きたことも多く、今があるもそのおかげだし」と語るとともに、野球を通じてつながりあった恩師、知人への感謝を述べる。
 一方、12日は「母の日」でもあり、里帰りをしていた昨日は母に「20歳を迎えた区切りについてと、“これからもよろしくね”という思いを伝えました」とメッセージとともに、始球式で自分が着たユニフォームをプレゼントしたことを明かした。

「俳優としても、自分としても大きな時間」を過ごし、目指すのは「唯一無二の役者」
 また、俳優としてデビューし、友人や知人を含め周りから多くの反響を受けたことに関して「いろんな声があって、見てくれているんだなという現実があり、その実感が湧いた瞬間はすごく嬉しかったです」と感激のひと時を回想する一方で、俳優としての道を選び、初仕事を成し遂げた時間を「岡田健史という俳優の人生としても、自分の人生としても、どちらにおいてもすごく大きな時間だったと思います」と振り返る。
 さらに続けて「野球にしても、作品つくりにしても、一つの目標に向かって、組織の中にいろんな人がいて、その中で自分が何をやるべきか、そのアプローチは一緒なんだな、ということに気づけたのが成長なんじゃないかと思いました」と、初の撮影で実感した自身の成長の軌跡をたどる。
 また、役者として憧れの存在をたずねられると「この世に生まれた時点でそれは成し遂げられているかもしれないけど、唯一無二の役者になりたいと思っています。自分なりのしぐさや表情を増やして、どんな年になっても岡田健史を見たいねと思ってもらえる役者になりたい」と敢えて名前を挙げず、自分自身をアピールする。
 さらに今後、役者としての抱負として「アクションとか…カーアクション、ガンアクションとか、男の子とだからこそ憧れるところもやってみたいけど、これから30歳、40歳でいい演技ができるように、今は頂いた役を全力で生きていくだけだと思っています」と、改めて俳優人生に向けた全力投球宣言をした。
Text 桂伸也

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