この3人にしか作り出せない、凛とし
て時雨の轟音。
Photography_Yuki Kawamoto
Text_Sota Nagashima
昨年、アルバム『#5』のリリースツアーである<Tour 2018 “Five For You”>を行って以来、1年振りとなる今回のツアー。各々がソロなどで活動をし、3人揃ってでは久しぶりのツアーとあってファンの期待が高まった。その証拠に、都内でも屈指の大型ライブハウスである豊洲PITは、超満員の熱気に包まれていた。
新旧の人気曲たちに上がり続ける会場の
熱気
お次の『Serial Number Of Turbo』では、珍しいアコースティックギターの演奏。続いて『seacret cm』でも儚くも切ない音色が会場を包む。少しだけ落ち着くかと思ったのも束の間、『想像のSecurity』『感覚UFO』という共に2006年にリリースした2曲で、再び3人にしか出せない轟音を鳴り響かせる。
鬼気迫る圧巻のドラムソロから新曲披露
『Telecastic fake show』『nakano kill you』という凛として時雨の代表曲たちを、凄まじい勢いで演奏。精一杯に拳を振り上げる男性、345のボーカルを一緒に叫ぶ女性、それぞれのやり方で観客もバンドに応える。最後は、また1stアルバムから『傍観』を披露。静かに切ないTKのボーカルとメロディが会場を包み大団円。新旧の名曲たちが入り乱れ、凛として時雨のこれまでとこれからを繋げるエモーショナルな一夜となった。
2019年6月22日@豊洲 PIT
1.ハカイヨノユメ
2.Sadistic Summer
3.鮮やかな殺人
4.DISCO FLIGHT
5.Chocolate Passion
6.DIE meets HARD
7.a 7days wonder
8.Serial Number Of Turbo
9.seacret cm
10.想像のSecurity
11.感覚UFO
12.Neighbormind
13.laser beamer
14.Telecastic fake show
15.nakano kill you
16.傍観
凛として時雨 オフィシャルサイト
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ミーティア
「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。